同じ30度でも
勉強
子育ての風景
子どものころ、夏休みに暑い暑いと文句を言っていると
父:「30度だから暑いというけど、30度のお風呂だったら?」
私:「え…ぬる過ぎる」
父:「同じ30度なのに、何でだろう?」
私はちょっと考えて
「服を着ているから」と答えた。
父は、うーん、と言ってそれっきりだった。
服を着ているとき身体と服の間の気温は
32度前後が快適なのだそうだ。(「衣服内気候」というらしい)
夏に半袖でいられるのは、気温が30度前後だからということか。
ということは、今どきの猛暑で35度を越えたりすると
なるほど暑すぎる。
しかし、お風呂で32度はぬるい。
むしろこれではプール並み。
で、ナンで?
感覚的には、空気は温度が高くても低くても
肌に触れてもすぐには表面温度は変わらない。
つまり熱のやり取りはゆっくりだ。
しかし水は、例えばバケツの水に手を入れていると
すぐに冷たく感じて、手はじきに冷えてしまう。
手の熱がすばやく・たくさん水に「とられた」ことを感じる。
それは
水は空気よりもずっと「重い」から…?
比熱とか熱容量とかいうこと?
さあ、自分で調べてみましょうね。(笑)
さてそこで
NHKラジオで夏休み恒例の「子ども科学電話相談」をやっていて、ですね ♪
これがこれがとおーっても面白いのですね。
子どもからの無邪気でほんわかしてカワイイ、だけでなく
時には専門家の意表を突く相談が!
「先生、これ、考えたことなかったので宿題にします」
真しに向き合う大人の姿勢が大好きだ- ♪
この番組でも数年前に
同じ30度なのにどうして暑いのにぬるいんですか?
という質問が出てきて
いいぞいいぞ ♪ 不思議だよねー ♪ よく気が付きました ♪と
聞いていた私はもう興奮の極みでしたな ♪
それにしても
父は私にどう答えて欲しかったかな。
いや、分からなくて困るのを見たかったのかも。
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