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#34・お散歩で「歩かない」ワンちゃん、どうする?①

こんにちは!15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

車で公園の前を通ったとき、
道路の端でぺたっと伏せている柴犬と、飼主さんらしい男性を見ました。

その男性は、どうにかワンちゃんを歩かせようと、リードを引っ張ったり、足で身体を押したり、明らかにイライラしていました。
柴犬ちゃんは、目も耳も伏せて、口を大きく開けていました。

青信号になり、車を運転していた私は、走り出したのですが、この光景が焼きつきました。

ワンちゃんが、いつも歩くお散歩コースを歩かないことって、たまにありますよね。

そんな時、皆さんはどうされていますか?
イライラして、怒ったり怒鳴ったり
リードを力任せに引いたり
はたまた、おやつを見せて釣ったり
屈んで宥めたり、抱っこしたりしていますか?

実は大変お恥ずかしいことに、私も駆け出しのころは、担当の犬が歩かないときにはイラっとすることがありました。

だから、イラっとする飼主さんのお気持ちもわかります。

ですが、ちょっとだけ待ってください。
犬が歩かなくてイラっとすること。不安になったり、心配になること。
それは全て、【人間側の都合】なのです。

そして私を含め、多くの人がイライラする元凶としては、「自分の思う通りに事が進まない」時ではないでしょうか。

「犬は歩いて当たり前」という気持ちがあるからこそ、それが上手くいかなかったときにイラついてしまうのだ、と気が付いたのは犬の仕事を始めて、2~3年がたってからだったでしょうか。

ワンちゃんが、いつものお散歩コースを歩かないとき。そんな時は、イラっとする気持ちをひとまず飲み込んで、

周りとワンちゃんの様子を監察してみてください。

例えば、私が公園で見かけた柴犬ちゃんは、明らかに暑くて歩くのが嫌になった様子でした。
肉球がやけど状態になってたり、もしかすると熱中症になりかけていたのかもしれません。

まずは落ち着いて、ワンちゃん自身の様子を観察してください。いつもと違う様子はないでしょうか。

呼吸が荒い、目が合わない、耳やしっぽ、態勢が低くなっている、震えている、足の運びがおかしい、落ち着かない、一点を見つめている、よだれが多い、耳や顔、身体をしきりに振る、瞬きが異常に多い、触られるのを嫌がる・・・などなど。

身体に異常があったとしても、犬はそれを言葉で飼主さんに伝えることができません。

まずはワンちゃんの身体に異常がないか、痛みがないか、などを観察しましょう。

もし、「動きたくない」「動きがおかしい」「触られるのを極度に嫌がる」などの場合には、異物やトゲが刺さったり、どこかが切れたり、目や耳に異物が入ったり、膝や股関節、腰や背中、骨に異常が起きた場合かもしれません。

よだれが多い、伏せたり座ったりして動かない、呼吸が荒い、身体が熱い場合には熱中症の危険もあります。

おちつかない、震えている、よだれが多い、目が合わず、耳やしっぽ、態勢が低くなっている場合には、何かに怯えたり、恐怖を感じている場合かもしれません。

おちつかない、目が合わない、動きが多い、一点を見つめている、しっぽや耳、背中の毛が立ってる場合には、何かに興奮したり、警戒している場合かもしれません。

その「いつもと違う様子」がワンちゃんの体調の変化によるものであれば、速やかに抱きかかえたり、大型犬で運べない場合には助けを呼ぶなどして、おうちに帰ったり病院に連れていきましょう。

ペットタクシーなどの番号を、携帯に登録しているといいですね。

次回へ続く~♪

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