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#200.今さら!避妊去勢を考える③~早期の手術は犬の【攻撃性】を高める??
こんにちは♬
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている
ドッグトレーナー×ペットロス専門士×アニマルコミュニケーター
尚ちゃん先生と申します。
前回は
前回は
去勢避妊手術で本当に
病気は防げるのか
というテーマでお話ししました。
今回は
「去勢避妊手術と犬の行動面についての影響」
について
取り上げていこうと思います。
去勢避妊手術が
行動面に与える影響については
・オス犬の攻撃性やテリトリー意識を軽減することで
穏やかで飼いやすい犬になる
・性ホルモンに影響されるといわれる
マーキング行動やマウンティング行動、遠吠えや吠えが軽減する
・生理の前後のメス犬のホルモンに反応しなくなるため
その時期の過剰な興奮からくる問題行動が軽減される
・メス犬の性ホルモンの増減時期における行動問題が無くなり
安定した情緒を示し、飼いやすくなる
といったようなメリットが
あるといわれています
どれか一つは
聞いたことがあるかと思います。
今回はこの
【行動面】のデメリットについて
取り上げてみようと思います。
どんなことにもメリットとデメリットがあります。
それでは、去勢避妊手術における
行動面のデメリットとは何があるのでしょうか?
昔はそれこそ、
「攻撃性のあるオス犬は去勢するとおとなしくなる」
というような意見が
専門家によっても言われることがあったようです。
それは性ホルモンによる
オス犬本来の闘争心や所有欲
メスをめぐるオス同士のトラブルや顕示欲が
性腺を除去することで減少するからといわれています。
確かに発情中の雌をめぐるトラブルについては
オスの性ホルモンが関わらないことで
起きづらくなることは確かです。
ですが
それ以前に最近着目されるようになったこと。
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