#114.理想のペットホテルはって?ペットホテル経営の難しさ
こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。
前回は、【高級ペットショップが3年でつぶれた話】をお届けいたしました。
さて今回は、「ペットホテル」にかかわるお話です。
私がドッグトレーナーとしてお仕事をさせていただいてから、
ドッグトレーナーとして、
そして拙いながらも、ひとつの事業の経営者として犬や飼主さんたち、
スタッフたちとかかわってきた中に沢山の経験や学びがありました。
それは犬のことのみならず、人のこと、社会のこと、と多岐にわたります。
良いことも悪いこともありましたが、全てが今につながっているということで、今回は少しお話をしていきたいと思います。
有料投稿にしよう思ったのは、私にとってかなりプライベートな内容にも関わってくるためです。
「理想のペットホテルって?ペットホテル経営の難しさ」
についてお話しようと思います。
私は10年間、法人の経営をしていました。
今思えば「経営」なんて言えたものではないかもしれないくらい、
常に火の車の自転車操業でした。
私が起業した当初は、
私は自分が結婚したり出産することを全く視野に入れず、
一番の即戦力として計画していたので、
そういうことになっていたのだなあ、と今ならわかります。
当時の私の施設では、幼稚園、ドッグラン、ホテル、各種イベントを行っていました。
中でも力を入れていたのは、
幼稚園と24時間有人のホテルで、
昼はなるべくケージにはいれず、夜は1頭ずつケージに入れるスタイル
でした。
横浜の中心部で、屋外のドッグランがある24時間有人のホテルはなかなか他にはない、ということで、県内外からお客様がおいでになりました。
中には、連休ごとに長期でお預けするお客様もいらっしゃいました。
私をはじめ、最大時にはスタッフが6~7名いる場だったので、
スタッフたちは常に交代で日勤・夜勤を行っていました。
最後の最後まで、一番難しかったのはホテルの営業です。
それが理由で、最終的に店舗を閉業したといっても過言ではないと思います。
付近にも、たくさんのペットホテルがあり、それぞれ特色が違います。
私のホテルの一番の売りは、
「ドッグランがある」
「入れっぱなしにしない」
「24時間人間がいる」
ということだったので、特にアクティブな大型犬の若い犬や、
寂しがりのワンちゃんたちが来ていました。
私が掲げていた「売り」をみれば、
そう希望されていらっしゃるお客様が集まることに何の疑問もありません。
ですが、最終的に施設のホテルは、幼稚園に通っている在園生または、
元通園生に限らせていただくということになりました。
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