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初潮を家族で祝われたことを思い出し涙。あなたはちゃんと性教育できますか?

こんばんは。
今日はただの読書感想文です。

皆さん親から性教育って受けた記憶ありますか?
ちなみにわたしはありません。

今日はすごく素敵な本を読みました。

「おうち性教育はじめます」という本です。

これはね、すごく好きな本になりました。

子供を持っている、子供をこれから持ちたいと考えている20~40代の人は「おお、なるほどね。」とたくさんの学びがあると思います。
もちろん男性も女性も関係なく、多くの人に読まれるべきだと感じた本でした。

☆精通や初潮に自分の価値観を押し付けない。
☆性教育は最終的に自己肯定感に繋がる。

読んでいるうちに自分の現在や過去と重なり涙がでましたね。
まずは私の過去エピソードをどうぞ。

・・・

エピソード地獄の赤飯ディナー

小学5年生で初経を迎えたわたし。
ミニバスの練習前にトイレに行き、茶色い血のついたパンツにびっくりしたことをおぼえています。

母に伝えると驚いた様子でしたが、こんな時のために新品の生理用パンツを用意してくれていて、それを履いて練習に行きました。

そこまでは母も淡々としていて良かったんですよね。。

その日の夜、母は「今日はお祝いするんだよ!!」と赤飯を炊きました。
私は生理についての知識は乏しかったものの、なんとなく
父や兄には絶対に知られたくないと感じていました。

赤飯ディナー開始・・・

父:「なんで赤飯?」
母:「サナが生理来たからね。」
父:「そっか。」
家族一同:( ;^ω^)・・・
サナ:(-_-;)

そして全く盛り上がらない赤飯ディナーが終了。
当時母にはかなり不信感を覚えましたね。

秘密にしてよ!って。

・・・

精通や初潮に価値観を押し付けるのはNG


精通や初潮にたいして「汚らわしい」「汚い」
そんな言葉はもちろん使ってはダメなんです。

だから「じゃあその汚れてるシーツとパンツ洗濯だしといて。」
とかはダメ。


でも地味にやりがちなのが「価値観の押し付け」だと思います。

母は生理は素晴らしいものだと私に思ってほしかったのかもしれません。
(ただの慣習でやっただけかもしれませんが。)

精通や初潮についてどう説明するかは、本で詳しく説明されています。
ちなみに生理について子供に教える際、父親はその場にいないように
するほうがベターらしいです。
生理について聞かれたときは淡々と答えられるようにしておきましょう。

・・・

本当に学びの多い本でした。性教育は自分を大切にする自己肯定感を高めるために大切なことだと知りました。

性教育は生命科学であり、「自然にわかってくるでしょ!」で終わらせてはいけない分野です。
私が小学校の時、女子だけ集められて生理について学びましたが、あれは良くないですよね。

男性が生理について知らないと、大人になったときに「生理ごときで仕事休むな。」「怒りっぽいけど、生理?」
なんて無神経なことを言う男性になってしまいます。

男女がお互いの身体を労り、理解できるような温かい風が日本に吹きますように!♡

全世代の男女に読んでほしい素晴らしい本でした!




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