君を乗せたシャボン玉はどこへ行ったのか
これは 「WE ARE」のMVについて、一個人の一方的な”お気持ち表明blog"です。
賛否いずれの反応も必要としていません。あなたの思いは、あなたの場所で表明してください。
その点をご理解の上、ウィンドウを閉めるなり、読み進めるなりしてください。
まずはじめに。
今朝(2024年6月3日6時31分頃)石川県能登地方でM6.0の地震が発生した。
元日に発生した能登半島地震と同じ地域である。夕方のニュース時点では、けが人はいるものの死亡者はいない模様で、少し胸を撫で下ろしている。
だって、あべちゃんが炊き出し支援に行った地域だからだ。彼らの行動で勇気づけられた人達がいる。その人達が、また悲しくなってほしくない。
本題。
2024年6月2日20時。STARTO ENTERTAINMENTのプロジェクト、”STARTO for you”によるチャリティーソング「WE ARE」のMusic Videoが公開された。
参加アーティストは14組75名。
Music Videoは、清川あさみ氏がクリエイティブディレクター/アート制作を担当し、アーティストによるレコーディングシーンを収めた作品となっている。 https://www.oricon.co.jp/news/2329842/
【上記MVは、修正版に差し換えられています。サイレント修正でしたけど。】
色鮮やかで、華やかで、美しい色彩が、楽曲の意図に合っていると思う。
ただ、このMVについて、ある疑惑がある。
一部演出について、アーティストが「平等に扱われていない」のではないか?というものだ。
私は、この疑惑について知る前にMVを見た。
自分でも「ん?」となった。
速度0.25倍でも見た。何回か繰り返して。
自信はないけど、これ……か……?なんか……違和感あるけど……
と、一旦自分の中で決着をつけてSNSに戻ったら、TLが悲しみに暮れていた。
そして、自分の違和感が正しかったことも理解した。確かに、そちらで納得である。
では、君を乗せたシャボン玉はどこへ行ったのか?
憤りと悲しさと思いやりとで溢れたTLを見ているのは、辛かった。
受け止めきれず、一旦寝ることにした。
翌朝、緊急地震速報のアラームで叩き起こされて、胸がキュッとなりながら起床した。
TLは、地震とドラマ&主題歌と悲哀が漂う場所になっていた。
どこに訴えれば、この痛みは癒える結末を迎えられるのだろうか。
一番手っ取り早いのは、YouTubeのコメント欄や公式のSNSアカウントにコメントすること。
というのは明らかだが、どうにも自分が書き込む気になれなかった。
STARTO社のHPには、お問い合わせ窓口がない(っぽい)。
FCには、お問い合わせ窓口が一応ある。ただ、ここは別会社であるし、「WE ARE」の製作の利害関係者でもない。
楽曲の販売元 ユニバーサルミュージックは、利害関係者であるし、HPにお問い合わせ窓口がある。
ならば、ここに意見をしておくのは有益に働く気がすると考えた。
送付したのは下記の内容。(AM9時台)
すでに他の方からも意見が届いて居ると思いますが、
御社から発売される、STARTO ENTERTAINMENTによるチャリティーソング「WE ARE」のMusic Videoにおいて、
あるシーンが、演出意図とは異なり、歌唱者が1名登場していないのではないか、
という疑惑が存在します。
疑惑部分は3:30以降の丸囲み窓演出
youtu.be/z86E92qyGY4
該当演出の前後にWEST.と菊地風磨さんがいないのは、カット割りとして理解出来る範囲ですが、
途中でSnowManが出てくる際、メンバーの阿部亮平さんだけ出て来ないように思います。
人為的ミスであれば、チェック体制に問題がありますし、故意に外したのであれば「いじめ」や「パワハラ」と同義だと言えます。
MVの製作責任はSTARTO社にあると存じますが、
『WE ARE』というタイトルの作品においてこのような疑惑があることを、御社はどのようにお考えでしょうか。
MVを含んだ商品を販売する立場として、行動で示して頂きたく思います。
周囲では予約をキャンセルした、という声も聞いています。御社売り上げにも影響します。
附記
今朝も能登半島で地震がありました。2度も現地入りして炊き出し支援に行ったのが、阿部亮平さんです。疑惑が真実であれば、彼の行動と真心を踏みにじる行為だと強く抗議します。
PM5時過ぎ、ユニバーサルミュージックのお問い合わせ窓口部署から
「担当部署にお伝えします」
の返信があった。
(もちろんメール自体はこの一文だけじゃないです)
問い合わせに対する標準的な対応をしているので、良いも悪いもないと思っている。社内でどう動くのかは、知る由もないが、少しでも響いていたらいいなと思う。
自分で少なからず動いたことで、自分の中で落としどころを付けられた。
疑惑の真偽は分からない。どう決着するかも分からない。
ただ、このnoteに記録を残すことで、私からのアクションは終わりにしたい。
TLを見ていて感じたのは、同担の方々が頼もしかったこと。
憤ってはいるのだけど、感情だけで押し切るわけではなく、理論的に発信しようとしていたし、一般論に落とし込んだらこうなるよね、と例示する方もいた。
自担だから、ではなく、アーティスト全体への敬意という軸で考えていた。
”知性と理性” を日頃から浴びている、その片鱗を感じる。
そして思いやりがあった。同担同士で気遣い、本人を気遣い、メンバーを気遣って、声を掛け合っていた。
同志だな、と心が温かくもなった。
いちばん心穏やかじゃないのは、本人とメンバーだよね。
お互いのことが好きすぎるみんなだから。
疑惑に対してもだし、SNSで騒がしくなってることも、当然知っているはず。
願うのは、ただ彼らが笑顔で居られること。