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イヤな終わり方:イヤミス、映画、刑事モースまで・・・(-_-;)
年の初めというのに、三連続で喰らってしまったわ。
どうにも救われないラストに、さすがになんでこんなものをわざわざ...とすら思う。
「刑事モース」は好きな英国ドラマ。
国民的作家とも言われている(と友達に教えられた)コリン・デクスター原作の古い人気ドラマシリーズ(「主任警部モース」)があり、その主人公モースの若かりし頃、という設定のドラマです。美しい50年代(多分)のオックスフォードを舞台に、刑事には珍しい高学歴(オックスフォード大出身)、オペラ好き、陰のある感性豊かな青年、モースが刑事として成長と挫折、名推理を展開するお話。毎回、結構込み入った事件が起きるし、背景の美しさやキャラ同士の関係性の面白さ、モースの屈折振りとカッコよさなどなどに惹かれて、見続けていたドラマですが、終わりに近づくにつれてなんとも暗く、モースも老いが感じられたりして、段々見るのが億劫に。しかし、シリーズ9まで続く人気ドラマということで、私もシリーズ9の途中をちょっと飛ばしたものの、ラスト3話を見届けたのがこの1月。ああ、頑張って観たのに。救いがなかった。しかもマドンナとも結ばれず(涙)。ただ、モースは「主任警部」として定年まで勤め、女好き、酒好きのまま、部下のルイス警部に見守られて病院で亡くなるというラストは、確認済み。奥手な繊細くんだったせいでマドンナを逃した反動?
さて、桐野夏生は好きな作家。多作だけど結構読んでいます。確かにどれも救いのある話ではないし、癖のある人物、やめとけと思うことばかりやる女なんかを書くのがめっちゃ上手い。しかし、過去にここまでラストに読者を振り回す小説があったでしょうか。さすがにキツいって!どの作品だったか言った方がいいでしょうか?でも営業妨害だからやめときます。
映画「胸騒ぎ」
ああ、もう見なきゃよかった。こんな映画作るな。出演もするな。
バカバカ。