優しくて毎度ありがとう。
ボクにとって、夜中の牛丼チェーンの店員さんが、少し母国語の訛りある日本語で
いらっしゃいませ
ありがとうございました。
のあいだ、長く座っているのを咎めることなく、
むしろ、見ず知らずのおっさんのボクに、
テーブルを拭きながら、
あたたかい目線をチラッとくれることが、
どんなに救われるかを、
修飾語辞典で探しても見当たらないし、
ごちそうさまとしか言えない。
そんなボクを、
アウトサイダーだと言われたけど、
たぶんそうだなボクは。
今日の渋谷は、32℃近くある。
夜中も熱帯夜だ。
そんな夜中に、
いろんな場所の深夜で、
ボクが救われる。
もうすぐ、こんな深夜営業も無くなるだろう。
いいことなんだと思う。
深夜にコトコト何かを作ればいいのかもしれない。
どこかイントネーションの違う
ありがとうございました。は
背中にじゅうぶんかけてもらったもんな。
夜中に優しい人にボクはなりたい。
きっと昼にも優しくなるはずだ。
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