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「成熟を拒否する時代」を読んで

「成熟を拒否する時代」

今回も白饅頭さんのnoteでupされた記事についてです。5月の記事です。非常に参考になったので紹介させて下さい。今回は「成熟」と「未成熟」の概念について述べられています。成熟することで甘さや拙さが許されなくなり、未成熟な立場の人たちに役割やポジションを譲る責務が生じますが、それが現代では割に合わないと感じられることが多いとしています。むしろ、未成熟なままでいることで得られるメリットが大きくなり、多くの人が成熟を避け、未成熟なポジションに留まり続ける傾向が強まっていると指摘しています。


マネジメント職を毛嫌いする人々

この指摘は、私の職場でも見られる現象で、責任のあるポジションやマネジメントを避け、現状の地位を保ち続けたいと考える人が増えていることと一致します。私が感じているように、責任を伴う役職に就くことをためらう人々が増えているのは、まさに「未成熟なポジションに留まりたい」という意識から来るものだと思います。この記事は、そのような状況が長期的には組織や社会全体にとって問題を引き起こす可能性があることを警告しています。

自衛の時代が始まっている

ただし、白饅頭さんは

『「未成熟」をこのまま続けていたら、全員で共倒れになる。』

また続けて

必ずどこかで「さすがにもう無理だこれ。やりすぎた」と潮目が変わるタイミングがやってくる。そのときには、「未成熟」にみずから囚われ続けることを選んだ人びとは、とても大変なことになるだろうと思う。潮目の変わるタイミングは世の中の人が思っているよりもずっと早い可能性が高いからだ。「未成熟」にとどまってのうのうと暮らしてきた奴らに世話を焼いてやる余裕はもうこれ以上はない――という掌返しが社会全体で起こったとき、人びとは自衛を求められる。』

 そうです、やはりこのおかしな流れは一気に逆転し、それこそ自衛しなければ大変なことになるだろうと締めています。


GPTに相談してみた

この記事を踏まえて、今の状況を打破するためにはどうすればいいか、ChatGPTに相談してみました。

GPTの提案は以下の通りです:

  • 新しい視点を活かす: 未成熟な職員のアイデアやリスクテイクを積極的に取り入れる。

  • 段階的な責任付与: 小さな成功体験を積ませ、徐々に責任を増やす。

  • インセンティブ提供: 成長や責任に対する報酬やキャリアパスを明確にする。

  • 多様なチーム編成: 成熟した職員と未成熟な職員を組み合わせたチームで相互成長を促す。

  • オープンなコミュニケーション: フィードバックを受け入れやすい環境を整える。

これにより、未成熟な職員が成長し、組織全体の成熟が促進されるというものです。どれを実行するかは今後じっくりとGPTと壁打ちしながら検討したいと思いますが、未成熟な職員の質にもよるので難しいところです。

と、ここまで書いて、「俺は本当に成熟してるのか?時には未成熟のポジションを都合のいい様に利用していないか?」という疑問が湧いてきました。

でも、今日はもうすぐ晩酌の時間になるので、これ以上考えられませんw

ではまた。


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