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「おもしろい」と言う表現の精油に出会う。

こんにちは。

我がサロンの柱としている精油のひとつに、
「アロマスフィア」と言う名の精油たちがいるのですが、

アロマスフィアです。
ブルーボトルでラベルもシンプルな5mlサイズです。

この精油たち、実に「おもしろい」です。
精油がおもしろいってなんでしょうね?
順番に精油が小話をしてくれる訳ではないですがね。笑。

「香り」が「おもしろい」のです。

先日記事にしました同級生がこのアロマスフィアの香りを嗅いで、
「なに、これ!おもしろい!」と言ったんですよね。

私、実はこの精油たちの香りを初めて嗅いだ時に
「今まで嗅いだことのない香りだ」と思いました。
大体新しいメーカーの精油を聴く時は、
決まってラベンダーを手に取るのですが(違いを聴き分けるため)

アロマスフィアのラベンダー(真正)はちょっと「ツン」としてるんですよ。

この「ツン」は香りが「ツン」とするの「ツン」じゃなくてね、
”おすまししてる”の「ツン」なんですわ。(ツンツン言ってるけど笑)
最初「ツン」としてるのが来るけど、その後ちゃんとラベンダーのリナロールがふんわりやって来る。

これを「尖がってる」と表現なさったハーバリストさんがいらっしゃって
「なるほど」と思ったのですが、前出の同級生の彼女は「おもしろい」と表現なさいまして「それだ!!」とストンと腑に落ちました。

そうそう、おもしろいのよ。
ラベンダーだけじゃなくて、アロマスフィア全ての精油が「おもしろい」香りなのです。決して「変な」香りと言う意味ではなくて・・・。

「そう来ましたか」と言うニュアンス。
これ、ラベンダーなんですか?!あ、ホントだラベンダーですね、となる。
でも今まで嗅いだことないラベンダーです。私、これ好きです!と言う流れになります。

私の中でのラベンダーは、
長らくの間プラナロムのラベンダーang.でしたので、
それとは全く表情が違います(自信を持って言いますが)。
最初はちょっと戸惑いましたが、嗅ぎ慣れるにつれて「これなかなか良いな」になって来まして。

その太鼓判を押していただいたようで本当に嬉しかったです。

全体的にどの精油もスッと入って来るとても素直な香り。
柔らかくて大人しいイメージです。どのコもガツンと来ません。
良い意味で主張し過ぎないので、ブレンドしやすいです。
しかしながらお互いをちゃんと引き立て合い、上手に隠れてくれると言う感じです。

イランイランやジャスミンが苦手な方には受け入れやすいんじゃないでしょうかね?香りが「薄い」と言うのともちょっと違います。そういう薄っぺらい表現ではない。
精油に興味のある方には是非一度、手に取って頂きたいです。

精油は非常に繊細です。
どんなルートで、どのような人の手を介して辿り着くかでそのエネルギーが変わります(もちろん香りもです)。
いくら素晴らしい品質の精油でも、その部分を疎かにすれば確実にトーンダウンを逃れることは出来ません。

私は長年の経験から、
その部分を最も大切にしていきたいと言う信念のもと、精油の仕入れをさせて頂いております。
考えてみましょう。
精油は植物のエネルギーが凝縮されたものです。
その植物は大自然のエネルギーを吸い上げて精油を作っているのですから、
「エネルギーとか関係ないでしょ」と言うわけありませんよね。

ということは、
我々セラピストのエネルギーも精油を通して漏れなくクライアント様に伝わるという事です。

精油を扱うものとして、
責任を痛感する次第であります。



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