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アロマツリー

こんにちは。

精油好きな方へのおすすめ書籍をご紹介するシリーズです。
(いつの間にかシリーズ化)←笑

サルバトーレ・バタリア著 「アロマツリー」です。

この表紙の美しさ!本当にテンション上がります⤴⤴

サルバトーレ・バタリア氏はパーフェクトポーションの創始者で、
その人生の殆どをナチュラルケアの研究に注いできたお方。
自然療法・中国伝承医学・針治療・アロマセラピーの有資格者で、
特にアロマセラピーについてはあらゆる活動をしてこられ、日々尽力をされて来ていらっしゃいます。

私の地元界隈ではJR名古屋タカシマヤに店舗がありまして、
もう随分前からお気に入りアロマSHOPのひとつになっています。

中医学の陰陽五行を取り入れたブレンドオイルや
アーユルヴェーダとのコラボオイルなど、アロマ好き(精油好き)には本当に心躍る商品が店内に並びます。

そのパーフェクトポーションさんで購入できるのがこの書籍です。
出版当時は全編が英語でしたので当然の如く解読不能・・・(>_<)
それでも表紙の美しさとオールカラーに圧倒され「読めなくてもいいから欲しい!!」となりましたが・・・
いやいや、冷静になろう。
そのうち必ず日本語訳が出るに違いないと、ぐっと我慢すること2年余り。

待望の日本語訳バージョンが発売されました。
3年ほど前の事でしょうか、待ってました!と即購入した次第です。

こちらの美しい表紙はいちかわともこさんと言う方が描かれていらっしゃいまして、原画はサルバトーレ氏の元に保存されているのだそうです。
パーフェクトポーション店舗で、なんとポスターとして販売されているそうです。実際に確認したことがまだありません。確認などしたら間違いなく買ってしまいそうです(;^_^A

さて、前置きが長くなりましたが
この書籍には「精油について学ぶ方法を紹介している」という点に於いて特徴があります。精油についてどう学んだら解り易いか?に重点が置かれています。学ぶ側からすると、なんとも有難いお話ではありませんか?
精油にはケミカルな部分など覚えなければならないことが結構たくさんあり、どう紐づけて学べば一番解り易いか?と試行錯誤しながら「えーい!結局は丸暗記なのかーい!」と、私も半ば諦め気味で勉強した記憶もあります。

ところがこの書籍はいわゆる精油の「分類」の仕方が秀逸でして、
「植物の部位によってそれぞれの役目・働き・そして意味がある」としています。
今までは「柑橘系精油」とか「ウッディ系精油」とかで分類していたのを、
植物の部位から採れる精油にどのような特徴や効能があるか、というところにフォーカスしています。

*ルート(根)とリゾーム(根茎)
*ウッド
*レジン
*フルーツ
*シード
*リーフ
*フラワー
このような分類です。

そもそもですが、この「アロマツリー」を理解するために欠かせないのが
ホリスティックな視点です。

それぞれを点として、個々として捉えるのではなく、
全体として見るということ。みんな繋がっているのだという視点です。

精油には色々な分類があると思うのですが、
このような部位による分類と言うのは、そっくりそのまま人間にも当てはまることなので非常に解り易く、腑に落ちる解釈が出来ます。

そしてまた、アロマツリーに当てはまらないエッセンシャルオイルもあるとの記述がおもしろい。それは何か?好奇心をくすぐられた方は是非ご一読くださいませ。

作用や効能、化学成分のお話だけではなく
植物の部位が持つエネルギーのお話やサトルレベルのお話も非常に面白いです。植物たちのキレイな写真や、全てのページに施された自然を表現している縁の絵柄に癒されまくります。

まさにページをめくるたびにテンションが上がる一冊です。

サルバトーレ氏の精油愛・アロマ愛に溢れた書です。
同氏の書籍ではもうひとつご紹介したいものがございますが、それはまた次回に改めてということで・・・。

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