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【体調記事】てんかん月間の10月なのでてんかんの記事など書いてみます。

ちょっと最近体調が悪いので絵を描くのが辛い!あとAIイラストも出力時に疲れたりするということでしばらくは文字記事でやっていこうと思います。ガチで体調悪いときはホント文章短くなると思いますのでよろしく……。

毎年10月はてんかん月間としててんかんを正しく理解することを奨励していくことになっているほか、3月26日はパープルデーというてんかん啓発の日になっているので、この日に各地でてんかん啓発のイベントが行われたりしています。というわけで啓発とともにてんかんの解説記事を書こうかなと。だって全然理解されてないんだもん。

私はさんざんnoteに書いてるから今更なんですが、てんかんの持病を持ってます。てんかん、何それって方は多いかと思いますが、発作も多々ケースがあるので一口では解説できませんが、一般的なてんかん発作というのは意識を失ってけいれんを起こす発作としてとらえられてますね、なんか。

私は17歳、高校2年の時に強直間代発作(まさしく意識を失ったのちけいれんを起こす発作)で突然倒れた(この時点ではまだ病名不明)ので救急車呼ばれて救急指定病院に運ばれ、そこでCTを取った結果てんかんではないか、という診断が下りまして。それから大学病院に転院になり、大学病院の精神科で治療を初めて暫く経ってから精神科の中にあるてんかん外来で見て貰うようになり、今に至るというわけです。ちなみに精神科通院30年選手です(^_^;) これは医師に私のてんかんが難治性(薬を飲み続けても寛解に至らないてんかん、それでも薬は飲み続けなくてはいけない)だという告知をうけているため、ずっと通い続けになっているのですが。

てんかんって大体100人に1人の割合で起こるという、実はわりと多くの人に起こる病気であります、はい。他にもてんかん発作を生涯に一度でも起こすことがある人は全人口の10%というデータもあります。でも全然病気の認知ほか、社会的な認知がされてないので、何それその病気?という扱いをうけるんですよね。あと差別的な扱いをうけるケースもあったりします。

さて、私は授業中でも意識を失う系の発作を起こしていたので教師にはきちんと教えていたのですが、まず教師もてんかんを理解してません。知り合いに教師だった人がいるのでどんな感じの理解がある?と聞いてみましたが、とりあえず突然倒れて泡ふく病気……?という理解しかなかったです。まあ倒れるケース(これは全般発作というケースです)はありますが、このとき泡吹かない人もいるし←私がそう 倒れないで意識障害のある発作起こしているという人のほうが、実は多いんですよね(これは複雑部分発作)。なんなら意識障害のない発作のケースもある(これは単純部分発作)。だからもしかしたら、いつの間にかてんかん発作を起こしていたケースもけっこうな人にあるパターンだったりします。ほかに難治系の発作として、生後6ヶ月頃から発作がみられる点頭てんかんや、2歳頃から発作がみられる笑い発作などがあります。

てんかん発作の個々の解説はまた後日に行いたいと思います。長くなるので。書けたらここにリンク張っておきます。

ところで! 診察医の少なさの問題、というのがつねにてんかんにはつきまといます。マジで少ないのです。専門外来があるとこなんてガチで希ですよ。うちは地元にたまたま国立大学があり大学病院があったうえに、診察医と専門外来があって救われたような感じがありましたが……。なお、この話には過去触れましたが、てんかんは過去三大精神病の一つ、とされていたので未だに精神科で診る傾向があります。だからもらえる手帳は精神障害者手帳なんです。これはやっと最近脳外科とかでも診るようになってきたようですけどね。ちなみにてんかんは思春期の子供がなるケースが多いとされます(ただしてんかんは老若男女どのケースでもなります)。その場合は最初小児科で診ます。だから小児科の先生がてんかんを診ているケースも多いんですよー。なお私もギリ思春期(一般的な思春期は11歳前後から18歳くらいまでとされる)でしたが、まあ17歳(小児科は基本15歳まで)ということで最初から精神科に回されました。

他にもてんかんにつきまとう問題としては、飲んでる薬の種類によってはその薬を飲みながら妊娠した場合、胎児の心臓などに奇形ができるケースが高くなるためそのため妊娠ができないのではないか、と思ってしまうことがあったり←これは薬の種類を変えれば大丈夫です、ここ数年で新薬がめっちゃ出たこともあり、そちらを選択すれば良いので あと発作が寛解してない場合車の運転をしてはいけない状態になるということとかですかね……。私は主治医から自転車もやめておいたほうがいい、と言われているので移動が大変不便です。田舎に住んでますしねえ……。

てんかんの人は色々大変ですよ、ホントに。とりあえずリンク張っておくので↓下の『てんかんinfo』のページだけでも読んで頂ければ有り難いです。


今回の参考図書/参考ホームページ
・アニメとイラストでわかるてんかんのすべて 知っておきたい「てんかんの発作」 久保田有一著・アーク出版
(↓現在は増補改訂版が出てます)


参考ホームページ
・一般社団法人 Purple Day Japan

・公益社団法人 日本てんかん教会 てんかん月間


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