なによりも「私」を増やさない社会が欲しい
2021年現在、30代前半、三十路の女。
中卒、立ち直れないメンヘラ気質、そんな私のお気持ちです。
毒親育ち、って言っても、様々で中には、制度から外されてしまう、虐待ではない、でも、親や環境がちょっと、そんな子供がいなくなったらいいのに、もちろん、全員救済のハッピーエンド的な意味で。
例えば、自分を例に出せば、男尊女卑の家庭に生まれ、親の暴力を目の当たりにし、時にはその餌食になり、親戚の家に逃げるように泊まりに行けば、その親戚からは性的ないたずらをされ、女に学はいらないという謎理論で志望校も選べず、父親からのセクハラまがいの行動といじめで心を病み、神待ち女子になり、ここでうち、おかしいのでは?と思ったところで、高校生の年齢では、どこにも受け皿がない。
一時期、フェミニズムに傾倒してみたのです。こんな風に女性を扱う男性がいなくなればいいのでは、と。しかし、むしろあの人たちがしているのは一部だけども女性の生きるためのスペースを奪っていやしませんか?と思ったのですよ。私はいいのです、本当は救われたいけど、ここまで来たら、ここまででしかない。でも、これから未来ある人間が、私のようにポッキリとへし折られて自分を大切にできない、自分を大切にする方法がわからない、むしろ自分ってなんだっけ、そうなってはいけない。
実在女性を守れ、と。早いうちに、本当に早いうちに。
私にできることは何だろうか。
とりあえず、チマチマお金をためて、私を増やすな、とでも書いた匿名の封筒にいくらか詰めてどっかよさげな自治体の児童福祉施設にでも投げ込んでこようかと、そこまで考えてはみました。
さて、がんばるしか。
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大事に使いますので。