サナギケージ@ヒーロー活動×小説

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  • 超獣殲記マツロマンシー

    佐賀県唐津市のご当地ヒーロー『超獣殲記マツロマンシー』の小説です。地元にはご当地ヒーローが居ないので、一番乗りしました。初めて書く小説なので表現が拙かったり誤字脱字等あるかもですが、見つけ次第ちょっとずつ訂正していきます。

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志賀郷ビアガーデン 里山戦士イカルガーショー出演

今年7/14〜7/16に開催された志賀郷ビアガーデンに行ってきました。 15・16日に『里山戦士イカルガー』のショーをやるということで、実はイカルガーのジャーマネから「ショーに出演しないか」と声がかかっていました。 ちなみに「里山戦士イカルガーとはなんぞや」という方は以下のリンクから。 せっかく声もかかったし、ただショーを見に行くだけでは面白くないだろうと思い、今回出演することにしました。 この記事の見出し画像はイカルガー音頭のときのものですが、左端の黒い怪人みたいな

    • 『超獣殲記マツロマンシー』 第四章 種(しゅ)を守る母獣(もの)

       数日後、街にまた一体の超獣が現れた。その名は『λー901 イシュタル』。この超獣は “この種(しゅ)を残せ ”という《命令》のもと人々を襲っていた。  イシュタルは胞子を飛ばすことで個体を増やす《無性生殖》と、他の生物の身体に《生殖菅》を刺してその体細胞に自身の生殖細胞を寄生させ、受精卵へと変化させる《寄生生殖》によって個体を増やしていく。  人々が逃げ惑う中、そこにはその流れに逆らうようにその超獣の方へ向かうマツロマンシーの姿があった。  辺りは静まり、二体の超獣が対峙し

      • 『超獣殲記マツロマンシー』 第三章 街を破壊する甲獣(もの)

         鉤爪の超獣の事件からは超獣に関する事件は無く、数日が過ぎた。  建人の通う小学校ではスカルヘッドの活躍がすっかり話題となっていた。  朝礼が始まるのを机に突っ伏して待つ建人。そんな建人に隣の席の男子が話しかける。 「ねえ、タックン。今日の放課後マツロマンシー見に行かない?」 彼は同級生の『白池耕太郎』(しらいけこうたろう)。  建人は耕太郎の方に顔の向きを変え、 「あのなぁ、コウタロー。見に行くって簡単に言ってるけどな、どこにいるかわからないし、第一近づいたら危ないだろ。」

        • 『超獣殲記マツロマンシー』 第二章 『マツロマンシー』と呼ばれる存在(もの)

           ある一家の朝、日の出とともに玄関の表札の『利根山(とねやま)』という文字が照らされ輝き出す。この一家のリビングでは忙しく食器の音や足音がしていた。 「ご飯できてるから早く食べて学校行く準備しなさい。」 「…。」 言われなくたってわかってるよ、と言わんばかりのぶすっとした表情で母親の『琴美』に一瞥をくれる息子。彼の名は『建人(たける)』。彼は眠い目を擦ってテーブルの椅子にかけると、テレビのある方に目線を向けた。 「…昨日また例の超獣が現れ、住民を有害超獣から守ってくれました。

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        • 超獣殲記マツロマンシー
          3本

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          『超獣殲記 マツロマンシー』 序章 意志を継ぐ超獣(もの)

           この物語は唐津市の一角に構えるある研究所から始まる。  この研究所ではある人工生命体が造られていた。主に兵器として開発された『彼ら』は厳重に管理されていたが、研究員たちの想像を超える力を持つようになり、研究所を脱走し人々の日常を脅かすようになった。 ━━特定人工有害超獣━━  『彼ら』はのちにそう呼ばれることになる。    ひび割れた壁。破られた窓ガラス。  廃墟と化した研究所の中では数多の超獣たちが犇めき拳を交えていた。だがその中にそんな超獣たちをよそにただ当てもなく

          『超獣殲記 マツロマンシー』 序章 意志を継ぐ超獣(もの)