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うちにひよこが来た。【養鶏はじめました】


うちにひよこが来た。

ついにやっと、養鶏から、農業という仕事がスタートです!
「養鶏」を選んだ理由は前回の記事でも書きました。
でもよくよく考えてみたら、というか読み返してみたら、、、何か違う。
本当の理由は別のところにあると感じたんです。

もともと、家畜(牛豚鶏)は好きです。動物として。
日頃から卵、お肉など、、、動物性蛋白質を与えてくれる存在。
ヒトとしての自分には栄養源(獲物?)でしかないはずなんですが。
それでも「家畜」として生まれたにもかかわらず、呑気に昼寝をしたり、
しきりに足元を啄んだりしている彼らをぼーっと眺めていると、
今、生きているこの瞬間を、生きているなぁ。とほほえましくもあり、
尊敬の気持ちも持ってしまったりするんです。

とは言ってもやはり私にとっては食べ物を提供してくれる存在です。
彼らを屠って食料にすることをかわいそうだと思ったりはしていません。今のところ。
人と家畜は不思議な関係ですね。

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人と家畜との関係は、文化や歴史によって考え方が異なる部分は多いけれど、
現代の日本では、生きている家畜と人が関わる機会は本当に少ないと思う。
その距離は、この複雑な人と家畜との関係を、熟考することをあきらめ、
「生き物を殺して食べる」という残酷なイメージに背を向けて、
できるだけ触れない、タブーとすることでクリーンなイメージを保つ。
そんな態度がつくってきた距離なのかな、と思う。
(でもみんなしっかりお肉食べてる!笑)


動物としての家畜も、食料としてのお肉も卵も、
好きだからこそ、ちゃんと向き合ってみたいと思いました。
彼らの劣悪な飼育環境や、「無駄なもの」とされたらゴミとして捨てられていく事実、インターネットで得られる情報、背景はあるけれど。

そうではなく、
「生きている」彼らをちゃんと知りたい。
決してタブーではない動物たちとの付き合い方を模索したいと考えております。

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今のところ、ひよこにうちの子たちは大喜び。
食べてるね~
ごろーんてしてた!
なんかクサイ!

母は、温度がなかなか維持できず、軟便が出てしまっている(ひよこです)ことで頭いっぱい。緊張しまくりで子どもたちの反応も楽しめてないけど。
(ひよこは母鶏がいない環境では33~35℃を維持してやる必要があります)

これから、この小さな鶏たちに育ててもらおうと思ってます(逆)
何が起こるかわからないし、どんな感情が芽生えるのかも。
最終的に食べられるのかな?
大丈夫かな。(大丈夫じゃないと思う)


でも、始めてしまった。
やるしかないです。

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