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特別出願制度とN/S高概要説明会に参加しました

こんにちは。さなぎです。

先日、今年度の「特別出願制度とN/S高概要説明会」に参加。今年はオンライン開催でした。

息子は現在中学2年生。
まだ1年ありますが、裏を返せばもう1年しかありません(裏返せてるのか?笑)。

来年の今頃にはどちらの高校を選ぶかも決めなければならぬ。

そこで今回は「N高?S高?なにが違うの?」をテーマにまとめてみようと思います。

完全にわたしの脳内まとめ記事です🙋‍♀️
ぜひ最後までお付き合いください。

こちらは昨年の内容です。参考まで。


N中等部生の進学方法

N中等部はN/S高等学校の系列校。
ということで内部進学を利用することができます。

しかし全員が利用できるわけではありません。

N/S高等学校の通学コースへの進学を希望する場合は「N中等部の通学コース」に通っている必要があります。

N中等部のネットコースの生徒がN/S高等学校の通学コースに進学する場合は入学試験を受けます。

概要としては以下の通り。

<N中等部 通学コース>
・対象:N/S高等学校 通学コース
 内容:内部選考後の入学試験が免除され、合格枠が確保できる
・対象:N/S高等学校 通学プログラミングコース
 内容:一般出願よりも早い時期の試験を受けられる

↑現在通学コースの生徒

<N中等部 ネットコース>
・対象:N/S高等学校 通学コース、通学プログラミングコース
 内容:一般出願よりも早い時期の試験を受けられる

↑現在ネットコースの生徒

どちらも8月時点で在籍していることが条件となります。

通学コースはN/S高等学校の通学コースに進学する場合はいち早く合格枠を確保できるとのこと。これはありがたい制度ですよね。

通学コースの特別出願は8月ごろに申請ができ、保護者が基本的な手続きをします。その際には進学したい「コース(週何日か)」「キャンパス」「志望理由」を記載します。

N中等部の入学テストのときのような感じ。

その後、キャンパス内で内部選考があります。
よっぽど大変なことをしていなければ通るかと思います。

内部選考を通過後、一般出願が9月下旬ごろにあり、ここで正式出願。
でもまだ合格は確定していません。

このタイミングで必要になるのが在籍校の「調査書」。在籍校に書類を書いてもらい、それを提出し、受理されてはじめて合格となります。

ここですよ。このためにわたしは在籍校といい感じの距離をとっているのです笑

ちなみに成績がついていなくても斜線で出願が可能とのこと(そうですよね。うち週5日だから成績ないもの、そうじゃなきゃ困る)。

一番早くて10月ごろには高校受験は終了。周りは皆高校受験で必死こいてお勉強していますので、この間にプログラミングや勉強をしておきたいところ。

親としては英語力を鍛えて欲しいなという願望だけありますけども(小声)。

N高?S高?結局なにが違うの?

ここからはN高、S高それぞれの違いをみていきましょう。

N高等学校は2016年開校。本校は沖縄県の伊計島にあります。

S高等学校は2021年開校。本校は茨城県つくば市にあります。

違いはこれだけです。

高校の名称と本校の場所が違うだけ(N高等学校の収容人数が限界を迎えたため、S高等学校が開校)。

で、ここからが意外と大事で。

『N高等学校』の方が知名度はあります。

開校してからの年月もありますが、名前のパンチ力もありますよね。

在籍高にもまだ「N中等部」だといっているのにずっと「N高」といわれます。むしろS高を知らないまであるかもしれない。

それを表すかのように大学の総合型選抜の指定校の数もN高の方が多いです。

「どちらも同じことはするけれど、このあとの受験に有利なのはN高かもしれない?」と最近わたくし思っております。

ちなみにコースは以下の通り。

  • 通学コース

  • 通学プログラミングコース

  • 個別指導コース(通学)

  • ネットコース

  • オンライン通学コース

  • 個別指導コース(オンライン)

個別指導コースは新設されたもの。
毎週の講師面談があり、学習状況の進捗確認をします。

一般入試を重視した学習をしたい子向けといった感じでしょうか(ただし通常の通学コースとはカリキュラムが少し異なります)。また入学試験に関しても通学コースの免除対象ではないようです。

実はこのほかに「N塾」なるものがあり、こちらもサポートしてもらえます(別途費用)。このN塾の中にもまたコースがあり、海外大学を考えている生徒はそういったコースもあります。

学費としては「ネットコース」が通信制課程として基盤にあり、その上にオプションとして他のコースを選択する感じ。通学(週5)コースはなんならそこらへんの私立高校より全然高いです。

通学コースのキャンパスは現在69(めっちゃ増えてる)。

北は北海道から南は沖縄まで。キャンパスがない地域もあるので、通学できるのは恵まれているのかもしれませんね。N中等部は14キャンパスしかないので、余計にそう思います。

どの学年もスクーリングがあります。
で、ここで本校の場所が関係してくるわけ。

高1、高3のスクーリングはキャンパス周辺。
高2のスクーリングは本校キャンパスとなります。

N高なら沖縄、S高なら茨城まで行きます。

沖縄では体育がビーチサッカーなど。
茨城では社会見学としてJAXA見学。

大きく分けるとこの違いだけです。

ざっとまとめるとこんな感じ。

・N高とS高の違いは本校の場所
・スクーリング(高2)の場所が違う
・指定校の数はN高の方が多い
・新しい学校のイメージはS高

N高・S高違い

どこを重視するかはご家庭次第。

実は提携校もあります

先ほどコース説明で「通学・通学プログラミング・ネット・オンライン通学・個別指導」とお伝えしましたが、実はもう1つあります。

それが「提携校」

通信制高校のカリキュラムで高校卒業資格の取得を目指しつつ、専門的な技術やスキルを学ぶ場所(カッコは所属する高校)。

  • VANTAN高等部(S高)

  • ASO高等部(N高)

  • EXPG高等学院(N高)

詳しくはこちらのリンクをご参照ください。

いわゆる「専修学校」みたいな位置付け。所属は提携校により異なります。

例えばVANTAN高等部ならファッション・美容系から調理系、プログラミングまであります。こちらは特別出願制度は対象外です。

若いうちから専門的な分野を学びたい!という子にはいいでしょう。

冬季三者面談で話に出たので、記事を載せておきます。

N中等部出身生徒の大学進学率

最後は「N中等部出身の生徒は進学できるの?」についてまとめて聞きましょう。

こちらは説明会でデータを出してくれました。

資料は出してはいけないので詳しくお伝えはできないのですが、まとめると……

N中等部出身の生徒の方が高校入学からの生徒より大学進学率が高い。

国公立にいく子もいれば、早稲田慶應にいく子もいます。もちろん専門学校に進学する子もいます。多くは進学しています。

息子も大学進学を目指しているので、このデータはちょっとした安心材料になりました。あとは本人次第なんですけどね笑

現在の時点では息子はN高に進学しようと思っているそう。

昨年まではS高希望だったのですが、沖縄に行けるならいいかなと思ったらしいです(多少指定校推薦の枠が多いのも追い風になっている様子)。

通信制高校、といっても現在はいろいろな形がありますね。

わたしの時代にあったら進学していたか?と聞かれたら分からないです。だってパソコンも情報も何もかもが違いますから。

中学校の時点で振り切って学ぶ。
これもひとつの勇気ですし、ひとつの決断です。

わたし個人としては今のところ正解だと思っていますし、そう思いたい。

息子が何かを目指しているならサポートをしたい。

それが海外留学なら行けばいいし、インターンも環境が整うならやればいい。学生の特権「ノーリスク・ハイリターン」を存分に行使していただければと思って今後もサポートしていきます。。

というわけで今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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