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N中等部の入学テスト

こんにちは。さなぎです。

10月に入りましたね。
息子もN中に入学して半年が過ぎようとしています。

N中等部の10月といえば、入学試験のスタートの月。
思い返せば昨年のこの時期、ソワソワしていました。

まだ誰にもN中等部に通うことは言えず、まずは試験を乗り越えることで頭がいっぱい。
「どんな場所なのか入ってみないと分からない」と調べ倒していた記憶があります。

というわけでこの記事ではN中等部の入学テストや入学までの流れについてまとめておこうと思います。

つい先日までは9つだったキャンパス。
2024年には14キャンパスに広がるそうです。

裏を返せば悩んでいる子や日本の義務教育にクエスチョンマークがついているご家庭が多いんだなと。

そんな方の参考になれば幸いです。

早速進めていきましょうか。


1.入学説明会等の参加(任意)

N中等部では随時オープンキャンパスが開催されています。

ネットコース、通学コースそれぞれ参加可能。
ネットコースはオンライン参加
通学コースはオンライン参加キャンパス参加があります。

我が家は夏頃の学校説明会に参加しました。

授業を少しだけ体験したり、カリキュラムの説明があります。
同日に個別相談会もあり、不安な点を聞くことが出来ました。
(なお個別相談会は随時開催されています)

いわゆる”学校”に通う感じで参加すると「あれ?普通のビルじゃん」とちょっと驚くかと思います。
入学後もしばらく違和感がありますが、N中等部もN/S高等学校も基本はビルの中。

そのうち慣れます🤣

入学説明会参加後は自宅にDMが届くので「この日がテストか…」と把握出来るようになります。
もちろん資料ももらえます。

中学校への説明用の資料ももらえますので、持っておくと便利です。

2.WEB出願

N中等部の出願はWEB出願のみ。

親が「パソコンとかネットとかわかんなーーい」といってもダメです笑
また学費はクレジットカードのみ。

「クレジットカード派ではありません」といってもダメです。

つまりは柔軟に時代に対応しないといかんというわけ。

出願自体は難しくありません。
出願の対象は”小学校卒業予定の6年生〜中学校に在籍する者”。

顔写真や志望動機等を入力してポチッとボタンを押すだけ。

そのあとは随時メールが送られてきます。

全てがネット経由。
親もネット力を鍛えられました😂

3.入学テスト

入学テストのチャンスは5回
そもそも落とすようなテストではありません。

国語・算数・英語・作文・面接。
一応対策はしていたのですが、おそらく普通に小学校を過ごしていれば問題ないであろうレベルとのこと。

ただし英語は小学校ではまだそこまでやっていないので、少し対策をしておくといいかもしれません。(息子はすでにテスト前に英検4級に合格していたので英語は簡単だったと話していました。)

入学テストについては以前少し記事に載せています。

入学テスト当日はもちろん子ども1人での参加。
夫は出張中で不在だったので、わたしは近くのカフェでずっとパソコンをいじっていました。

午前中で全て終わります。
終わった時のホッとした表情はまだ覚えています。

4.合格発表

合格発表はテストの1週間後
メールにて発表されます。

『N中等部【選考結果】2023年4月入学テスト選考結果』というメールが届きました。

〇〇〇〇さん
N中等部 通学コース
〇〇(キャンパス名)週3日
合格

メールが届いた時の気持ちもまだ覚えてます。
もともと週5で出願していましたが、息子が面接の際に「まずは週3から慣れたいです」と申し出たようで週3での合格となりました。

距離も遠いし、環境がかなり変わることを考えると今となっては週3でよかった気がしています。

5.各種手続き&体験授業参加

合格発表後はバタバタと各種手続きが始まります。

  • 初回学費納入

  • 2期目以降の学費のカード登録

  • 電子サインによる契約締結

入学までの期間、紙に記入ということは一切ありません。
全て電子化されています。

唯一の紙のやりとりは地元の中学校の連絡先のみ。
これは4月に入ってから。

手続きは書いてある通りにやれば大丈夫。

不安になったら窓口に電話すれば丁寧に調べてもらえます。
(わたしも一度不安になり問い合わせました)
そういうのはどんどん使っていいと思いますよ😊

早期出願特典として入学までの間に4回ほどキャンパスの授業を体験することが出来ます。
その他zoomでも授業体験が出来ます。

キャンパスに通う経路を一緒に確認したり、電車の乗り方等も一緒に教えました。
通うたびに「楽しかった!」「早く春にならないかな」という息子。

と同時に「あと少しの小学校が辛い…」との戦いでもあります。
なんとか、なんとか乗り越えましょう。

6.学校とのやりとり

書類の手続きが終わったらひと段落。
あとは地元の中学校とのやりとりくらいです。

ここでポイントがいくつかあります。

  • 完全に中学校に通わないのか

  • 時々行事などに参加するのか

週3通うとなると空いている平日は週2日。
この2日を通うのか、自宅で過ごすのか。

給食はどうするのか?
運動会はどうするのか?
各種支払いはどうするのか?
修学旅行などはどうするのか?

現在N中に通っている生徒の中にもときどき学校に顔を出したり、修学旅行だけ参加した子もいたそうです。
息子の場合は「絶対にイヤ」とのことでN中等部に全振りです。

この辺りはご家庭の方針がベースになります。
その方針を考えた上で地元の在籍予定校で話し合います。

我が家のやりとりは過去に記事にしていますので参考にどうぞ。

7.MacBook購入

年が明けてすぐMacBookを購入しました。
MacBookはN中等部、N/S高等学校では必須アイテム
(高校のネットコースのみMacBookは任意)

Appleには学割もありますが、中学生は対象外😂
毎年初売りでギフトカードが付くので、それを狙って購入しました笑

購入したのは「MacBook Air」

一番安いモデルではありますが、M1チップってなかなかいいやつです。

入学して半年経ち、今の息子のやる作業には少しだけスペックが足りない様子。
しかしあるもので中学校のうちはやっていただきましょう。

そもそも中学生でマイパソコンなんてうらやましいわいっ。

なお設定等は入学初日のMacBookオリエンテーションにて行います。
家ではAppleのiCloudを設定しておくくらいで大丈夫です。

8.入学後、再度学校とのやりとり

入学したら「学習シート」を地元の在籍校に送ってもらえるということで、その送り先のアドレスを紙に書いてもらいます。

校長先生に挨拶しにいき、その時に受け取りました。
それ以降は地元中学的に”これやっておいてほしいな”ということがない限りはあまり連絡はありません。

これが2年生とか一度でも通っていた場合はもう少し連絡が入るかなと思います。
息子は入学と同時に全振りしているため、最小限。
給食も止めていますし、各事務費等も一切支払っていません(許可済)。

この部分は地元の中学校の理解に感謝しています。

合格発表後に意識していたこと

11月初旬には合格通知が届き、書類の提出が終わったのが12月に入った頃でした。

ここから入学までの4ヶ月近くはモチベーション維持を心がけました。

  • 小学校卒業まで頑張る

  • N中等部に入ったら変わるんだ

息子はこのモチベーションにより、ほとんど休むことなく小学校の卒業式を迎えました。
不安だった卒業式の返事や卒業証書の授与も完璧。

「ここからボクは変わるんだ」という気合がみなぎっていましたね。

時間がある時はタイピングの練習に励みました。

N予備校も体験できるのですが、まだ何を目標にしたいのか決まっていない12歳の子には難しそう。
早期出願特典ではありましたが、あまり触っていなかったかな🤣
(見ることの出来る範囲も少なめです)

車で外出することが多い場所に住んでいるため、積極的に電車に乗るようにはしていました。

小学生まではSuicaはカードタイプ。
中学生になってからすぐにモバイルSuicaにしました。

この練習は4月に入ってからしか出来なかったので、苦戦しながら頑張りました。

入学テストからちょうど1年が立とうとしています。

ちょうど町内の役員決めの時期でしたね。

「息子がフリースクールに通うので辞退させてください」と勇気を出して言いにいきました。

わたしの心配と裏腹に「いいよいいよ!頑張ってね!」と送り出してくれたお母さんたち。
本当にありがたかったなぁ。

その後会う機会があったので、それぞれに元気に過ごしていることを伝えています。

今年も呼び出されるかなと思ったら、PTAに入っていないことによりなんと回避
嬉しい!

というわけでわたしの役員は小学校で全て終わったようです。ホッ。

去年の夏たまたまN中等部のHPを見つけていなかったら、きっと今頃息子は学校に行けていなかったでしょう。

息子が環境を変える勇気があったから。
夫が学費を含めて受け入れる心があったから。
わたしが送り迎えなどを出来る余裕があったから。

全ての要素が噛み合ってここまで来れたと思います。

環境は待つものではなく、少し手を加えて変えていくもの。
我が家の話が誰かの役に立てたら嬉しいな…なんて思いつつ、この記事を締めることにします。

今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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