#12 出るのも入るのも自由
(4歳の娘が15歳になった時に渡す手紙です)
君は、公園においてある遊具で全力で遊んでいる。
さっきはここから登ったから、今度はこちらから。
ちゃんとどこから登ったのか、どこから降りたのかを覚えている。そもそも、すべり台の部分、階段の部分、ロープの部分と遊具には、決まったルートがない。
ここからスタートしてください、といった場所はない。ここから降りてくださいといったものもない。
とにかく自由。好きな風に遊ぶことができる。
いつの頃か、大人になると、誰かが決めたルールや順番に従っていることが多い。
誰も、何も言っていないのに、決められたかのような「空気」が支配している。
ぜひ、自由なままでいてください。
決められた順番を守る必要はありません。