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相手を責めそうになったら、これをやってみて!
おとといの記事の続きです。
先日の記事では、口げんかしないために一番大事なことは
「相手を責めないこと」
そのためには「私を主語」にして話す。というところまでお伝えしていました。今日は私を主語にして話す方法を、「靴下を脱ぎっぱなしにするご家族」に例えてみようと思います。
私たちは、頭にきたり、思い通りに行かないことがあると、ついつい相手を責めてしまいたくなりますよね。
実は私もこれまでたくさんの人を責めてきました。
・親のせいでこうなった。
・あの教師に言われたせいでこうするしかなかった。
・あの人のせいで。・・・
もう、どれだけ他人を批判してきたのか、数え切れないぐらいです。
思い通りにいかないからといって、相手を責めても何も解決しないんですよね。相手も責められるとイヤな気持ちになるので、そこから口げんかに発展してしまうマイナスのスパイラルが始まってしまいます。
例えば、ご家族が、リビングに靴下を脱ぎっぱなしにしていたとします。
そんな時「こんなところに脱ぎっぱなしにしないでよー(怒)!」って言っていませんか?(我が家のことではありませんよ笑。念のため・・・)
これが相手を責める言い方ですよね。
逆の立場だと、「ちょっと置いてただけじゃん」とか「また怒ってる」、「後で洗濯カゴに入れようと思ってたのにうるさいな・・・」
と思われ、動く気配がまったくなし。
そこで動かないご家族に対して「キーーー!」となってしまい、またまた怒りが増幅してしまいます。
ここからがメインですよー。
この怒りを「私」を主語にして伝えるとしたら、と考えていきます。
まずは、相手を責めた言葉の裏側にある本当の想いって何だろう?と考えてみて下さい。
「本当はどうして欲しいのか?」
・・・そうすると、「本当はこうして欲しい」という言葉が湧き出てくると思うのです。それを「今の感情」とともに「そのまま言葉にして伝えて」みてほしいのです。
「そんなこと言えるわけないじゃん」という気持ちはわかります!ですが、ちょっとしたテストだと思って試しにやってみてください。
では、練習してみますよー。
靴下を発見したら、相手を責める前にひと呼吸おいて
「私は今、○○な気持ちだよ」
「○○してほしいと思ってるよ!」と伝えてみてください。
例えば、
「私はリビングに靴下を脱ぎっぱなしにされると、イヤな気持ちになるよ」
「私は自分で片付けて欲しいと思っているよ」と。
「私は」をはじめに付け加えるだけで、言葉の印象が変わると思いませんか?
私を主語にする「I(アイ)メッセージ」で伝えた方が、相手の心を動かします。
さあ、ご家族はどんな反応をするでしょうか?
ぜひ一度試してみてくださいね。