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なぜ感覚が大切なのか、まとめました
私の過去の記事を整理しながら、説明していきたいと思います。
感覚を信じることは自分を信じること
私は昭和3年生まれの祖父母と約20年一緒に住んでいました。
「祖父母の辛抱強さ、意思の強さは一体どこからきているのか?」と考えた時に、「自分を信じる心の強さからかもしれない!?」と感じました。
「厳しい環境の中を乗り越えてきたからかな?」とも思ったのですが、それは自分を信じる強さがあるからこそ厳しい環境を乗り越えてきたように思います。
今よりも物や情報がずっと少ない時代の物事の判断基準は自分でした。
「これは食べられるものなのか?」と初めて見たものをとりあえず食べてみて、お腹の調子をみて食べられる、食べられないを判断をしていました。
そして自分の中で困難が出てきたときも何も情報がないから自分の感覚に頼るしかなかったのです。
だから“腹”のつく言葉が今でもたくさん残っているようです。
(腹を抱える、腹を据える、腹を割るなど)
現代の医学でも腸は重要な役割をしていると言われています。
感覚は自分の中にしかないものです。
その感覚を信じるということは自分を信じることと同じだと私は思います。
感覚を信じるとどうなる?
将来、自分のやりたいことが自然と出てきたり、人生に面白さを感じるようになります。
では、そこに辿り着くまで具体的にどのようなことをしていったらいいのか、整理していきます。
小さな気づきを大切にする
自分の中の直感、腑に落ちる感覚、モヤモヤッとした違和感、イライラなど、自分の体の反応を大切にするようにします。
とくに
なんでモヤモヤしたのか?
イライラしたのか?
嫉妬したのか?
一見ネガティブに思う感情の中に自分の器や幅が大きくなるヒントが隠されていたりします。
そんな時は自分の感情を紙に書いてみるのがオススメです。
(手書きにすることで気分が落ち着きやすいので、思考の整理がしやすいです。)
また、日々の変化にも気づくようにします。
季節の変わり目、
過去の自分と比べてできるようになったこと、
いつもの通勤ルートに新しいお店ができていた、など
なんでもいいから“気づく”ようにします。
自分の体の反応に気づくから視野が広がるキッカケがあったり、すでに持っている知識を深めることができます。
子どもの感性は高い
人間は生まれたときから感性が高いです。
それがなぜ徐々に自己否定につながってしまうのかというと、周りの環境だったり、他人と比べてしまったり、いろんな原因があると思います。
だから子どもの感性が高いうちから、コミュニケーションの取り方は大切です。
大人が子どもの話を聞く時に否定から入らないように気をつけたり、ほめることも大事です。
そうは言っても、最終的に自分の心の在り方を決めるのは自分しかいないので、その時に大事なのが自分を受け入れること。
他人からの評価をばかり気にするのではなく、自分で自分を大切にする。
その姿勢が自尊心や自己肯定感として自分の中から出てくるのだと思います。
(自分に誇りを持っている人の姿は本当にカッコいいです!)
また、心という土台が整っていない状態でしつけようとしても、親子共に苦しくなるだけかもしれないです。
どんなにしつけていく上で大切な情報を得ていたとしても続かなかったりします。
心を満たすようにする
向き合うことに疲れたり、自分に無力感が出てきたら、
情報収集をするよりもゆっくり休んだり、遊ぶようにして、心を満たすことを優先してください。
美味しいものを食べたい
旅行へ行きたい
のんびりボーッとしたい
自分の中からふわっと出てきた欲は心からのサインです。
そして出来ることをして心を満たすようにします。
また、自然に触れることも大事です。
とても癒されますし、エネルギーをもらえます!
それと純粋さに触れてみることもオススメです。
原点、初心を思い出すきっかけになったり、仕事のやりがいを見つけたりして、今までよりも楽に作業をこなせたりします。
頭の中にいろいろ情報を入れるよりも、心を満たす方が大事です。
まとめ
小さな気づきを大切にして、ふわっと出てきた欲を一つずつクリアしていく。
「やっぱり自分には必要なかったじゃん!」
と思いたくなるようなこともあるけれど、後でちゃんとつながっていたこともわかってきます。
私もまだ目標を見つけた段階でその先にはなかなか行けていないのですが、それでも日々を大切にしていたら、今、するべき明確な目標が少しずつ浮かんできています。
どうか、日々自分を大切にして、周りの人との向き合い方を考えるキッカケになればと思います。
長文になってしまいましたが、最後までご覧くださりありがとうございました。
また新しい気づきがありましたら記事を更新しますので、気軽に読んでいただけると嬉しいです♪