お菓子に限らず素材を活かす大切さを知った話
ここ数日、アレルギーフリーのかぼちゃクッキーレシピを考えていたのですが、なかなか手強かったです。というのも、起業仲間が
かぼちゃを茹でて潰して生地に入れる
サクサクな型抜きクッキー
アレルギーフリー
この3点をクリアするレシピを探していたからです。
私は『なんとかクリアしたレシピを提供したい!』と思ったけれど、ハロウィンに間に合いそうにないので、型抜きではなくソフトクッキーを、そして他者さんがネットにアップしているレシピを提案しました。
『期日があるし、これ以上考えられないな』と思い、レシピ作りを断念したのでした。
ちなみに、彼女の要望をクリアして試作したクッキーはコチラ↓
表面はガチガチなのに、中身はしっとりという、なんとも複雑な食感で美味しくなかったです。
かぼちゃを潰して生地に入れ、尚且つサクサク感を出したいのなら、やっぱりバターの役割が必要です!
(かぼちゃを潰すのではなく、かぼちゃパウダーを使うと、サクサク食感のアレルギーフリーのクッキーは一応できたのですが、彼女の要望に合いませんでした。)
洋菓子を作る時の小麦粉、バター、卵の役割は本当に大きいです。それを米粉や植物性の材料に置き換えると、作り方、舌触り、食感全てが変わってきます。
今回、彼女の要望に応えようとチャレンジしてみて、当たり前の話かもしれませんが『一つ一つの素材を活かすからこそ、良いものが生まれるんだな』と体感しました。
これは、チームワークを活かすスポーツだったり、オーケストラだったり、それらに限らず、みんなで一つのものをつくりあげるという目線から、素材や特性を活かす方法を知ることや考えることはとても大切だと思いましたね。
お菓子作りにおおげさな例えだったかもしれませんが、お菓子でも、料理でも、素材を活かすからこそ美味しいものが生まれたりもします。今回のチャレンジを通じて、私が素朴なおやつを求めるのは、“素材、野菜のコクや旨みを活かす”という目線もあったことを思い出させてくれました。
まだまだお菓子レシピを考える経験が足りないので、少しずつ経験値を上げていきたいと思います。