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からだを痛めて気づくこと

久しぶりに病院に行きました。

朝、起きたら左足の親指のつけ根に痛みを感じ、
それが時間とともにどんどん腫れてきてしまい、
夜には座っていても、寝ていても、
ジンジンと痛むので、
重い腰を持ち上げて整形外科に行ってきました。

実はかなりの病院嫌いなんです。
薬も我慢して、飲まないタイプです。

足の親指が痛むというと、すぐに思いつくのは痛風でした。
もしくは、巻き爪。
どちらもとっても嫌でした。
巻き爪は何度もやっているので、
今回は違うと感覚的にわかるのですが、
なにしろ足がパンパンに腫れてしまったので、
肉が爪にも食い込んで、触ると痛いのです。

病院でレントゲンを撮って、血液検査をしていただきました。
血液検査も、実は久しぶりです。
もう、50を過ぎましたし、
そろそろ血液検査くらいしたいなと思いながら、放置していたので、
内心とても嬉しく思いました。

結果はレントゲンによると、
骨が折れた(欠けた?)形跡(最近ではない)があり、
負荷がかかるとぶり返すのだろうということでした。

血液検査の結果を見て

痛風の原因となる尿酸値は正常値でした。
しかし・・・。
総コレステロールが高めという数値が!!

でも実は、思い当たる節があったのです。

子どもが小さかったころは、
三食の食事に加えて、
おやつも全部手づくりをしていました。

子どもは小学生の頃もお弁当のほかに、
軽食を持参していたため、
簡単なクッキーやスコーンなどを日々作っていて、
夫や私もそれを食べていました。

子どもが中学生になってからは、
少しずつ私の中に怠け心が出てきて、
買ったおやつを食べたり、
食事もお惣菜に頼るときも出てきていました。

そして、私は毎日頑張って、
家族のためにお弁当を作り、
自分のお昼に残り物がない時には、
ちょくちょくお惣菜を買って一人で食べていたのです。

私は妊娠前は10年くらいベジタリアンをしていました。
妊娠中から今まで、家族にあわせてお肉も食べていますが、
実はあまり体に合わないのです。
5年前にアレルギーがひどくなって、
お肉を食べる量を調節すると改善したのですが、
お惣菜や外食が増えると、
コレステロールが高くなっていくお年頃なのですね。

からだを痛めて気づくこと

片足の親指が使えなくても、
踵で歩けばいいし、
それほど不自由ではないだろうと思っていたら、とんでもない。

高いものを取るときには、背伸びができないし、
低い場所から重いものを出すことも、踏ん張りがきかなくて、難しい。

普段は無意識に動いているけれど、
たくさんの働きをしてくれているんですね、足の親指って。

他の場所でもそうですが、
体って連携して、すべてがうまく繋がって動いてくれているので、
どこかが痛むと、とても動きづらくなってしまう。
いつもはすいすいと行きたいところに行って、
動きたいように動けている自分のからだに感謝を感じます。

どれだけ自分を愛せるか

今までは子どものために、
手づくりご飯やおやつを一生懸命頑張ってきましたが、
今度は自分や夫のために、
また手づくりを頑張ろうと思えました。

さっそく、ドライフルーツ入りのドイツパンと寒天ゼリーなどを作って、
いつも頑張ってくれている「私のからだ」さんに感謝を表明しました。

子どものためには、愛があるから、
どれだけでも頑張れましたが、
自分のために同じくらい愛を感じられるかしら?

義務ではなく、
愛を感じて続けることができるといいな。



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