2021年10月23日太陽・蠍座入り

(✿◡✿)★ 太陽が蠍座入りしました！　
コロナが急速に落ち着いてきて、少しずつ友だちに会ったりする人も多いのでは？　逆行していた木星・土星も、まっすぐ前を向いて、改革の水瓶座を進み始めています。さあ、選挙。日本の改革は進むのか。

さてさて、愛と官能、死と再生…、ドラマなキーワードが並ぶ蠍座は、「深さ」が特徴の星座です。緊急事態宣言解除で手広く社交というのは、むしろ、ひとつ前の天秤座的アクション。むしろこの１ヵ月は、あれこれ手を広げず、「ワンテーマ」で、ディープに取り組むのがおすすめです。

対象は人でも、ものでも。自分の価値観が変わってしまうくらい、徹底的に向き合ってみる。海底にふかーくふかーく潜行して、さて再び海面から、ぷはーっと顔を出してみれば、そこにはまったく新しい世界が広がっていた。そんな感じ。

自分が変わってしまうほどの出会いによって、「昨日までの私は死にました。今日から、新しい私の誕生です」それが、ザ・蠍座スタイル。「死と再生」の意味するところなのです。

衝撃の出会いを求めるも良し、またずーっと長く取り組んできたことや昔取った杵柄だったりと、改めてがっぷり四つに組むのもよさそう。（ちなみに太陽のリズムに乗るための、すべての人にとってのテーマ。蠍座生まれ限定のメッセージではありません）

蠍座過ぎる蠍座の男、テリー・ギリアム

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』　

こだわり、一途な蠍座の男、誰もが納得のテリー・ギリアム御大（1940年11月22日生まれ）。もう81才になるのですね〜。
顔は怖いので、作品を載せてみました。（笑）なんか、写真暗いね。

蠍座の男エピソード①『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』　1998年に制作がスタート、交際中のジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの出演も決まり、撮影スタートするも、ロケ地は洪水で流れるわ、主役のジャン・ロシュフォールは病いで降板など、結局頓挫。ドン・キホーテというキャラクターに対する特別な思い入れを持つギリアムは、19年間に9回映画化に挑戦して、失敗したそう。しかし諦めない蠍座の男は、2018年に、同じく蠍座のアダム・ドライバーを迎えて、ついに完成させる。どうですか。この蠍座的執念と一途さ。

蠍座の男エピソード②『Dr.パルナサスの鏡』　撮影中に主演のヒース・レジャーが急死。主役がいなくなったら、普通、諦めそうだけど、「死」だって、乗り越えちゃう。主役を替えるのではなく、ヒースのパートはそのままに、なんと3人の主演俳優を加えて、撮影続行。もはや、次々変わる超大物男優の存在に目が行き、ストーリーが頭に入らない。笑

一度、出会ってしまったら、とにかくとことん、とことん向き合う。
当然私生活だって、離婚が当たり前の映画業界において、1973年に結婚した妻ともとことん。家族も仲良し。蠍座すぎて、感動すら覚えます。
みなさんも、ギリアム監督をイメージしながら、この1ヶ月をお過ごし下さい。

テリー・ギリアム御大のホロスコープは？

獅子座の月！！！！！
まさに！ 自分を中心に世界を回っている。なんせ、主星は太陽ですからね。81才になろうと、心は、五歳児。いいと思います。
そして、専門的に言うと、こだわりの蠍座・太陽は、涙の度数と呼ばれる29度。ひとつのものと向き合う蠍座が、次の星座である飛翔の射手座へ、水から火のエレメントに移ろうとする度数。内なる自分の世界から、外の世界へと、束縛からの解放を促されることが辛い、まだ執着していたいのに〜、そんな度数です。パワーがないと、過去に押し潰されちゃう度数。さすが御大、乗り越える力ハンパないっす。

太陽と天王星・海王星・冥王星のアスペクトは、やっぱり大きなことを成し遂げやすいです。20年かけて作品を完成させるって、確かに執念凄いけど、やっぱり運もないとね。

↑『未来世紀ブラジル（1985）』私のテリー・ギリアム体験はここから。

↑『フィッシャー・キング』ギリアム脚本ではないけれど、一番好きかも。

『12モンキーズ』ブラピもブルース・ウィリスも格安で引きうけたそうです。

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