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生命の樹

どんな構造物でも基礎があって、基礎があるからこそしっかりとした構造物があります。ヒーリングも同じで、基礎がしっかりしているほどエネルギーがより強くなり、よりよくなります。生命の樹に注目して下さい。これが全ての基礎になります。全ての宇宙の基礎になり、物質界の基礎、物質ではない非物質の基礎でもあります。

私たちは4つの世界のどこからでもエネルギーを引っ張ってくることができます。神との交信の一部として、私たちはどんな神と交信しているか?その神がどの世界に属しているのか?生命の樹の役割は何なのか?

カバラでは、生命の樹は本当の木ではありません。創造されたもの、全てを象徴的にあらわしたものが生命の樹です。こういった世界をより理解すると、それぞれの世界のどの神からチャネルしようかなと決めることができます。あなたが繋がりたいと思っている神の源がどこから来ているか正確に説明します。

この生命の樹のシンボルは、たくさんいろんなところで見たことがあるでしょう。でも、実は単なる生命の樹ではなく、もっと深い意味があります。このシンボルを分解してわかりやすい形で分けていきます。実は、このシンボルは地図です。

単なる神聖幾何学ではありません。古代のスピリチュアルな人たちは、これを使って真実というものを比喩的にあらわしていた地図です。このシンボルが、5つの世界の全てをあらわしていますそれをわかりやすいように分けました。

4つの世界を通過して、5つ目の世界を見るには

必ず前の世界というのがあります。順番に説明していきます。

アダム・カドモン
魂のブループリント(人生の設計図)を作るところ。肉体という容器がない単なる聖なる光の場。私たちの存在する、神聖なるプランの具体的なものを実現化する、宣言する。前もって決まった目的地があるというものではなくて、その人の人生のテーマをブループリントします。私たちが、肉体や形を一切とる前の状態、いわゆる魂の状態です。宿命はない。アダムカドモンは、生まれる変わる直前に行く場所です。

アダム・カドモンへ行って、この人生をどういうプランにしようかなと決めます。魂はその時の人生のテーマを設定します。そのテーマを、どういう順番で学ぶかという順番ではなく、一生のうちにどういうふうに学んでいくかテーマを設定します。またここは、同時に過去世も存在します。例えば、魂が地球で200回の人生を一生過ごしたいと決めたら、同時に200をここで設定します。輪廻転生しようと決めるたびに、魂はここに戻ります。

サイキックの人が、亡くなった人の家族に繋がるというのは、結構苦労する場合があります。アダムカドモンの世界があるがために、コミュニケーションがとれない。私たちがコミュニケーションとることによって、魂の人生のプランというものを変えてしまうことがあります。もし、亡くなった人の魂が読めない場合、浮遊霊など、通常ここにいて、その人が次の人生をどうしようかなとプランニングしている時なのです。

もし、ここに魂が居る時に繋がってしまったら、ライフテーマが変わったり、あるいは混乱したり、やるべきことからちょっと気がそれてしまうとかあります。パソコンも自動修正機能がありますから、変えてしまっても自動修正が起きます。気をそらしちゃう可能性はありますけど、そこまで可能性は高くない。僕は1,000回トライしたけど、繋がれなかった。でも繋がった時は、3日間頭痛がしました。

そして魂の目的が終わって次へ移行

イェツィラー(形成界)
全てなんでも形になる、形を作る世界へ。ここは神のエデンの園。ここで魂が形を作り、人間の形状をとる。

そしてイェツィラーから次へ移行

アッシャー(物質界)
行動の場が2つに分かれています。非物質と物質です。上位は完全に創造された行動の場。神々がいるのは、上位のアッシャー(行動界)

下のアッシャー・ガシュミ(物質界)は、物質全てです。星などを含めた全てが含まれている。物質界といっても、精神界と物質界の両方共存している場です。ここが他の世界と繋がってないように見えますが、常にみんな繋がっています。

ここから神のような領域へ移行

ブリアー(創造界)
神を含めた天使の世界。ここに存在しているものは全く形を持っていません。例えば、高次のエデンの園とか天使の高次の世界とか言われています。本当に神のような天使(ゴッドエンジェル)の世界。純粋な聖なる智性の世界です。

私たちは物質世界に存在していますが、ここからチャネリングすることができます。ここからヒーリングエネルギーも受け取ることができます。私たちの聖なる道(進路)、カルマなどはここで選びます。ジン・スピリットはブリアー(創造界)、アッシャー(行動界)の世界の両方です。ジンは行動、自由意志の存在。
。宇宙のバランス、カオス、両方を維持しています。

5つ目の領域へ

アツィルト(流出界)
ここは流出ですから、神のエネルギーが放射される場所。神のエネルギーを引っ張るためには、とてもパワフルな世界です。物事を発散する場。全く終わりのない無限の神聖な場。魂よりも古い世界。全ての魂、天使、ジン、全ての狭い区域。聖なる言葉が存在します。神意識も存在します。常に源と繋がっている場です。この世界は、私たちにとって非常に大切です。全ての界の世界を繋げ、維持しています。宇宙のバランス、カオス、両方を維持しています。

もし神のようなエネルギーをチャネルしたいと思ったら、ブリアーかアツィルトのどちらかを選びます。神のようなヒーリングを受けたければ、このエネルギーを使う。だからといって他の世界を無視するわけではありません。他の世界にも、私たちが使えそうなエネルギーが存在しています。

要するに、これらが生命の樹を表している比喩です

生命の樹もフラワーオブライフも、両方同じものです。これは物質世界のほんのひとつの要素です。物質世界の本当に小さな世界のひとつ。でも、小さなものでも重要な役割があることを覚えておいて下さい。だから、生命の樹やフラワーオブライフは単なる形ではありません。単なる神聖幾何学がベースになっているわけでもありません。神聖幾何学は物質的な要素。物質世界、アッシャー・ガシュミに属します。

ブリアー界に戻ってくると、形も形態もない。だからフラワーオブライフは、ブリアー界には存在しません。フラワーオブライフは、生命のほんの一部を表現しているだけです。例えば、桜で例えると、桜はたくさんの花がついていて、そのひとつの花だと思って下さい。でも、それが桜の木ではありませんよね。桜の木には他の花もあります。

物質界の瞑想法

物質界を認識するために、物質っぽい、地球っぽい瞑想があります。
アッシャー(物質界)からスタートしましょう。

では、居心地よくして下さい。
目は開けたまま、まわりを見渡して、物質的なものを見渡して下さい。
そして、鼻から息を吸って吐いて下さい。
自分の聴覚をちゃんと働かせて下さい。
口の中でどういった味覚があるか。
指や手を動かして、物質の部分を感じて下さい。
この瞑想の美しいところは、物質界の全てのものを瞑想として使えるということ

この瞑想は仕事をしながらでもできます。
日の出や夕日を見ながらもこの瞑想ができます。
ちょっと足を止めて、お花や木を見たりする時にもこの瞑想ができます。

私たちは人生の中で、あまりにも早く生きることに慣れすぎてしまい、
物質界を体験することを忘れてしまっています。
どこかに行かなきゃいけないとあくせくしている為、
一歩止まってお花を見ましょう!
そして清めましょう!空を見ましょう!
もう一つ、とてもいいエクササイズがあります。

目を閉じて、立ったまま体をゆらゆら動かして下さい。
前後左右に動かして下さい。自分の体の動きを感じて下さい。
指をこすってみて下さい!
足が床を触っている感覚を肉体で感じて下さい!

この中で、一言もグランディングという言葉を使っていません。
そんなの言う必要ないのです。
肉体を意識するだけで、グランディングという言葉に制限されることなく、
しっかり肉体にいられるようになります。

時間という概念を忘れて、その瞬間に自分に没頭する。
今は、明日も昨日のことなんて心配する必要もありません。
今は、この物質世界の物質性を感じる。それのみです。

海岸へ行って、靴を脱いで砂から地球の温かさを感じることもできます。
自然な場所へ行って、自然の匂いを嗅ぐこともできます。
顔に吹く風を感じることもできます。
雨が降る時、皮膚に触れる一滴一滴の水を感じる。
これは自然なことです。
今の瞬間にいるということは、自分のまわりの自然と共に生きるということです。

手を伸ばして隣の方に触れて、相手の物質性を感じてみて下さい。
これが生命の力です。
私たちは神聖なるものから切断されているわけではありません。
私たちは、お互いの物質的な肉体自身を認識しているのです。
それはとても神聖なものです。

毎日、このような時間を持つことはとても素敵なことです。
忙しい場合は、これを5分やるだけです。
どんなに忙しくても寝る前の5分はあると思います。
起きた後の5分も絶対あるはずです。
1日数分だけでいいので、肉体、物質性を感じる。
今だけです。その瞬間を感じて下さい。

外にいる場合は、木に触れて物質性を感じて下さい。
1歩足を止めて、お花の匂いを嗅いでみて下さい。
この瞑想は、それだけシンプルにできる瞑想です。
いろんな瞑想の中でも、一番シンプルなものにして下さい。
自分が物質世界にいるということを感じて下さい。

それをやるだけでいかにこれがパワフルかわかります。
当時、物事のスピードがすごくゆっくりでした。
だから、昔は止まって、まわりを感じて

足からいろんな物事の全てを感じていたけれど、今はしなくなった。
砂浜やハイキングする時、裸足になるとより感じられます。
自然の中で大地や全てを感じてみて下さい。

ブリアー(創造界)に繋がる方法

ブリアー(創造界)は形もなくひとつになっている

そういう状況です。これは、何千年も前から教えようとされてきました。私たちが見えないものをシンボルを使って説明しようとしていた。いろんな世界の分離、ベールがあると言われます。実は、物事を創り出す、形成する、発信するアツィルトの場が原因で、瞑想中、小さな点や穴が光っているように見えたりすることがあります。これはアツィルト(流出界)が放射されているのを見ています。

瞑想している時、この世界を繋げているベールが見えている。まるで髪の毛を編んだり、ロープを編んだりするような感じで全てに繋がっています。ブリアー(創造界)はとても大切で、常に繋がっています。形が全くないので、一番見にくい世界です。ただし波形というものがあります。ヴァイブレーション、サウンドがあります。何かを感じる時は、そこから感じているのです。

ブリアー瞑想で頭にイメージが浮かんでしまったら

他のものに繋がっている証拠です。光や色の、形のないものが見えたり、声が聞こえるとか、フィーリング、何かを知っている状態がブリアー界です。

私たちは、神のような天使を感じることができるだけの価値がある存在です。創造界では、天使たちの名前は必要ありません。単に存在するだけの場です。もしメッセージがきたり、何かの感覚を感じたとしたら、それぞれ全ては神の意識の一部です。その意識を吸収して下さい。自分が何かということを感じてみましょう。人間の魂はとてもパワフルです。私たちが全てであるという内側へと手を伸ばしていきます。私たちは、創造のエネルギーを受け入れるだけの価値があります。

ブリアー界に繋がるには

簡単に繋がりやすいクリスタルボウルを使って
ブリアー界に繋がる方法をやっていきましょう。

クリスタルボウルでヴァイブレーションを刺激し、
全ての思考をクリアにしていきます。
この物質の形、形態を手放していきます。
単に感じるだけ。感じるままに感じて下さい。

このヴァイブレーションがあなたの中に浸透していきます。
では目を閉じて瞑想しましょう!
この感覚がどんどん強くなるように任せて下さい。
エネルギーをゆっくり深く吸い込んでいきます。

あなたの体が全く重りがなく、軽くなるのを感じましょう。
体のプレッシャーを感じるかもしれません。
硬く感じるところを全てリラックスさせて下さい。
体や頭を動かして、体がリラックスしているか感じてみて下さい。

感情も穏やかな水のような感じになるように持っていきましょう。
とても穏やかな波です。この穏やかな波にのって、
私たちのとても深~い核なる部分へと繋がっていきます。
大切なのは、それを感じていること。

ブリアー界の瞑想が終わったら

イェツィラー(形成界)に繋がる方法

ちょうど自分の目の後ろの真ん中で自分自身に話をします。
私は肉体である。物質である。それは神聖です。
私の不完璧さが完璧さをもたらしてくれます。
自分自身を見つけるチャンスです。
全ての問題は、解決するための素粒子を得るためのものです
と言います。

この考え方が、イェツィラーに繋がる方法です。これだけです。
イェツィラーは、形になっている全ての世界を受け入れます。

純粋な神のエネルギーとチャネリングする

もしかして、自分の声が答えとしてくるかもしれません。私たちが神の源の一部として創られているのだったら、私たちの声も神の一部です。本当に源となる創造主は、私たちの肉体に対応できないくらいとても大きなものです。指をコンセントに突っ込んで電気が体に流れるくらい、それくらい対応できないエネルギーです。対応できないほどのエネルギーだから、それぞれの文化に個々の神々を創りました。だから、対応できるようにそれぞれの文化に神様がたくさん居るのでしょう。

源となるものを個々の神々として創った方が、創造主に圧倒されることなく理解しやすいのではないでしょうか。宗教や文化によっては、神はネガティブなものだと言っているところもあります。昔の純粋主義者の中には、かなり人を憎しむような神様がいました。神に関する情報が途中で歪んでしまった。

仏教の基本的なテーマは、覚醒と目覚め。少し自由度が出ます。古代のイスラム教は、自分の信念に厳しくなりすぎています。私たちは、どんな情報でも受け入れられるような、オープンなスピリチュアルな道に歩む必要があります。ただし、気をつけなければいけないのは、スピリットが、自分は神の周波数だよというフリをしてアプローチしてくる。それだけには気をつけなければならない。

本当の神のエネルギーは、私達に対してチャレンジを投げかけてきます。そして、本当の神のエネルギーは、私たちに逆にチャレンジさせてくれます。本当の神のエネルギーは強いです。

神のエネルギーは、ヒーリングの時に痛みを感じることもあります。ただしその神は、自分自身に対して、ネガティブなメッセージは絶対に与えません。私たちの過去を見せてくれるかもしれません。今これができるのではないかしら?ということを見せてくれるかもしれません。でも、これらはやらざる得ない、やらなければならないというプッシュは絶対にありません。そんなことをしてしまうと、いわゆる神の持っている自由意志の原理に違反してしまいます。

では、もう一歩先へ行きましょう!

本当に神の純粋な神のエネルギーをチャネリングしたい場合

生命の樹に向かって答えを求めます。こういった全ての世界をイメージするのは難しいです。生命の樹があれば、物質的に見るという方法で見やすくしてくれています。例えば、木の根っこが私たちの住んでいるこの世界を表しているというふうに見ます。根っこが一緒になって、そして幹ができる。幹は全ての世界が織り込まれているところ。そこから枝がでる。1個ずつそれぞれの世界を現している。その枝からの葉っぱが、私たちが親しんでいる神聖幾何学です。フラワーオブライフとか、生命の樹とか、そういったものをあらわしている。単なる比喩、たとえです。

いろんな宗教で、オリーブの木が人と話すというのは、木が実際話しているわけではなく、こういった世界に繋がっていたということを意味しています。それぞれの世界はとても大切で、お互いのために存在しているわけです。どこかの世界がひとつだけ大切だとか、そういうものではありません。

完璧な食事を作るのと全く同じことです。それぞれの材料(要素)があるからこそ、素晴らしい食事ができる。ですから、チャネリングする時に、必ず流出界(アツィルト)に行く必要がないのです。イェツラー(形成界)のエネルギーにフィルターされて、アッシャー(物質界)へ降りてきます。そして同時に、ブリアー(創造界)のエネルギーもこの世界にフィルターされてやってきます。

イェツィラー(形成界)は、私たちの周りを常に見ています

形成界は、私たちが存在するアッシャーの物質界と行動界と両方に直接繋がっています。

ブリアー(創造界)は目に見えない世界

これを見ようとしてしまうと私たちは脱線してしまい、妨げられてしまいます。妨げられるのもそれはそれでいいのですが、ダメージになる場合があります。

過去世を見る時は、アダム・カドモンの世界を見ます

この世界に長い間居すぎると私たちはファンタジーの世界で生きてしまうことになってしまう。過去世でどこに居たのかなと知るのもいいことです。ちょっと考えて下さい。今を知ってこれからどこへ行くのかを知る。それか、いつも過去を見て過去ばかりに生きる。どちらがいいですか?

過去世リーディングで、あなたは王様ですよ、女王様ですよ、神ですよとか、重要な高貴な存在でしたよと言われたことはありませんか?過去世リーディングで、あなたは単なる農夫でしたとか、掃除婦でしたとか、魚をさばく人でしたとか言われたことはありますか?あなたの過去世は、単に魚をさばくだけ、それだけがあなたの過去世ですよ、そんなの聞いたことはありません。

チベットの教えは、とても大切な宇宙の真実を保持しています

それは、全員、全てとして生きるということ。ということは、当然あなた方は、王であったり女王であったりということをしているわけです。また、同時に農夫であったことも事実です。魂は、いろんな人生でいろんな要素を体験するのが大好きです。だから、過去世をリーディングした場合、自信をもって言えることは、絶対に間違うことはないということです。全てとして生きていたら、確かに全てその通りだからです。

ここで多くの人は、幻想の世界へ入ってしまいます。正直言って、過去世リーディングは楽しいです。しかし、過去世の中で、最も大切なものにフォーカスしなければならない。また一番大切なのは今生です。過去世をリーディングする時は、その人のいろんな要素をシェアするのが大切になってくる。とても高貴な存在であった時のことを見せるのもいいですね。また、それと同時にとても謙虚な気持ちで、農場で果物や野菜を育てていた。そういう面も見せてあげてもいいでしょう。ポジティブだった過去世を見せてあげる。過去世で誰だったか、何をしたかが大切ではなく、それらの時代に何を学び今世でどうやって役立てていくかが重要なのです。

私たちの体はいろいろ行動していますが、魂にとってはすでに終わっていることなのです。最も自分に影響を受ける人生は、今生です。今生は、他の過去世と直接関係性があるかもしれません。でも、その過去で起きたことは、すでに今生で起きているのです。

人間のマインドは、順番に時系列でしか理解できないようになっている

次の人生になると、その時に一番大切な人生というのは、その次の人生になるわけです。よくある傾向として、3次元に生きる人間は、過去、現在、未来というふうに、順番に一直線上に見ることしかできません。これを高度な量子物理学として見てみましょう

人生ありのままとして見た場合、人生を完全な円で見たらどうでしょう?

メビウスの輪になり、過去・現在・未来すべて今に集約。全て、点と点が繋がり完全な円です。それが何度も何度もぐちゃぐちゃになって、そして魂になる。魂は、これから生きていく全ての人生というのをあらわしているわけです。

ということは、それぞれの人生、お互いに触れているということ。今を生きながら、過去世も未来の人生も全部一緒に同時に起きているということです。今生から過去世は変えられない。しかし、今生から、未来の人生は変えられる。だから今生にフォーカスします。

どういうことかというと、一直線上の考えをとって、人の人生が2,000年からスタートとして、2,090年に死んだとします。そして、生まれ変わりたいとします。そうすると、その人の次の人生は1,900年に生まれ変わりたいとしたら、次の人生は1,900年になるわけです。私たちが一直線上に考えるから、魂が同じように考えているとは限りません。今生が終わって、次目覚めたとします。そうすると、1,300年に行って目覚めるかもしれません。でも歴史は常に書き換えられているので、今という瞬間に言われている歴史しか私たちにはわかりません。

例えば、来世で、リンカーン大統領の暗殺を止めた場合、歴史が書き換えられ、今生にいる私達の記憶も、リンカーン大統領が暗殺された記憶が書き消されるのです。これを理解するには、量子物理学や時間のパラダイムについての本を読むと、タイムトラベルの概念が理解できるでしょう。

私達は、全ての転生を同時に描きながら、ランダムな順番で生きています

すべての人生は、同時に起こっています。ただ、意識している人生が今世だけ。他の人生を意識していないだけ。人間のマインドは順番に次系列でしか理解できないようになっています。もし、すべての人生を認識できるとすれば、すべての人生が同時に起こる事になります。これは、多次元的な意識を同時に認識するということ。

脳は無限のハードドライブだと考えると、その中には全ての記憶が貯蔵されています。アクセスできる記憶はその一部なのです。次の転生が未来ではなく、過去に生まれ変わるかもしれないということです。マインドは、私たちが混乱しないように過去・現在・未来というように、直線にしてくれているだけ。

チャネリング力を磨く

チャネリングで、正しいも間違いもありません。チャネリングしている時は、未来かもしれないし、過去をチャネリングしている場合もあります。それを磨くには練習あるのみです。

特に、人の痛みはすごくリーディングしやすい

過去にある痛みを経験したら、今はその痛みがなくても、痛みをリーディングしてしまう傾向があります。また、とても苦しんでいる時、平穏さをリーディングしている傾向もあります。苦しんでいるから、その人は平穏な気持ちを持ちたいと思うから、その気持ちの想いをリーディングしてしまうこともあります。練習することで、この痛みは過去にあったけれども、その後進化しているからこれは過去の出来事だとか、もしくはとても穏やかだと思っていたけれど、実はすごく痛みがあってすごく穏やかになりたいとか。その見極め、判断力を磨くことができます。そして覚醒、目覚めは一夜にして起きません。

人生の中でところどころ、目覚めや覚醒した瞬間はあります。もし、人生に押し倒されそうになっても立ち上がればいいだけです。ピュアな気持ちとズレてしまって、そのためのテストということでダウンしてしまうこともあります。とにかく覚えといて欲しいのは、たとえ痛みに繋がっていたとしても、神に繋がった時はとても心地いいものです。痛みと平穏さは、同時に同じ空間に存在することができます。

神意識をチャネリングする基本的な要素

とても簡単です。単に受け入れるだけ。神とのコミュニケーションは、自分とのコミュニケーションと同じようなものです。全体の神と繋がろうとしているわけではなく、神のひとつの要素と繋がろうとしているわけです。私たちが、神の物質的な要素です。基本的なコミュニケーションは、自分とのコミュニケーションからスタートします。

携帯電話の基本的な原理に戻りましょう

信号が携帯電話の塔の方に送られて、それが人工衛星にいって、それが塔に降りてきて受信する。神を人工衛星とみましょう。天使や魂が、神の信号を受信する塔としましょう。私たちの肉体が携帯電話です。そうやって、私たちは神にダイヤルして繋がっていきます。練習をいっぱいすると、直接塔を通過して神へ繋がることができます。この信号を刺激するのに、自分自身の意識をずっと移行させる上昇ワークがあります。

チャネリング 上昇ワーク

上昇ワークの素晴らしいところは、感じなくてもちゃんと効果があることです。これは自分の魂に意図を与えます。この方法は、幽体離脱や遠隔透視にも使えます。

仰向けに寝てもいいし、自由に居心地良くリラックスして目を閉じて下さい。そして、深~くゆっくり呼吸をしましょう。こうやって自分の心拍数をコントロールしていきます。体が穏やかに落ち着けば落ち着くほど、受け取りやすくなります。

まず最初に、頭でヴァイブレーション、ピリピリ感を感じます。そしてつま先でピリピリ感を感じます。頭〜つま先にピリピリ感を上下に移動させ感じます。これを上下5回繰り返します。これは肉体の自分のエネルギー的な要素を体験しています。

そして5回目に、頭上を超えて出ます。頭から宇宙へ遥か先まで光のビームのように伸びるような感覚で、これ以上いけないなというところまで行きます。それを感じたら、頭の中でひとつだけ質問して下さい。

ただし、財政的な質問や物質的な質問の場合、この場所は純粋なために、地球に関わっている出来事に関連したものをはるかに通過した答えがかえってきます。これは神の深い哲学です。この場の平穏な状態を感じてみて下さい。心配も時間もありません。私たちの神聖なる要素を受け入れる場所です。私たちの完全なる可能性を引っ張ってくる場所です。恐怖を手放し純粋なものに変容する場所です。ありのままの自分を受け入れる場所です。あなたが捜し求めているバランスを得る場所です。

答えがかえってきたら、息を吐きながら目を開けます。自分のまわりに意識を持っていきましょう。これが安全に繋がるチャネリング方法の基本ワークです。

純粋な根源と繋がる上昇ワークは、真実に繋がる近道です。とにかくこの簡単なピリピリ感を上下移動させるエクササイズをやり続けて下さい。

上昇ワークをやって、とても心地良かったですか?何もない平穏の場に行けましたか?初歩的なエクササイズこそ、とても効果的があります。そこに私たちはフォーカスします。常に上昇ワークをやっていると、ヒーリングも強くなる、チャネリングも早くなる、真実に繋がります。感覚も強くなります。要らないエネルギーを取るために、エネルギーを全身に上下させる上昇ワークをするといい。

ヒーラーがもっと高いレベルに行くのを想像して下さい。そこまで行くと妨げるものがないのです。純粋なる生命力をチャネリングしていることになります。本来の本当の生命の樹をそのまま受け入れているということです。生命の樹というものは、全て創造されたものをあらわしている比喩です。

複数の神がいる目的と理由

神意識を、単なる通訳してくれる媒体だと思って下さい。たくさんの神がいて、それを崇拝して混乱するのではなくて、神々を通過することによって神意識を理解できるように、触れるようにするために、他の神々がいます。慣れるために、その間に天使を使いますが、自分のエネルギーが拡張すれば、直接、源に行ってもいいのです。源は、この宇宙を超えた領域にアクセスします。

時空があって、魂が源に向かっているのではなくて、直接通過する形で行く。それがマイクロワームホール(時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域でトンネルのような抜け道)。それだけ小さくなって、魂は移行することができる。でなければ、源に到達するまでにたくさんの空間を移行しなければ到達できない。でも直接、上昇ワークで行くことができます。魂の形になると、まるで神へのドアみたいに惹きつけられるようにそっちへ向かって行くのです。

迷子になることはありません。肉体があるから。肉体が3次元に戻りなさいって引っ張ってくる。そして、上昇ワークでそこへ行って、宇宙に関するとても深い哲学的な会話をするのがいいですね。あまりポジティブじゃないエネルギーのまわりに居る時に、そこへ行って自分を落ちつかせるのもいいでしょう。魂のバケーションです。源では、全ての魂が歓迎されます。ただし、そこへ行ったら、受け取る答えがいかに奥深いかということに驚くでしょう。そして、答えがいかに地球に無関係か。神の最も高い形態は、人間のような話し方はしません。声帯も持ちません。でも、エネルギーを感じることはできます。

神の色

神は全てだったら、全ての色でもある。全てであったら、全く色もないわけです。ブリアー界にいるゴットエンジェルの周波数の色は、紫、ブルー、ピンクもあれば、波うったヴァイブレーショのアウトラインみたいになっているクリアなのもある。

祈り

友達が車の事故に遭ったとします。かなりひどく怪我をしとても心配しました。みんなで一緒にお祈りしようと決めます。お祈りは、その人の神に対してお祈りしているのですか?自分の神に祈っているのですか?お医者さんの神様にお祈りしているのですか?答えは、ひっくるめた全てです。ひとつに到達するために、たくさんにお祈りをしているということです。

歴史の中、人間をコントロールするための目的で、神意識に到達するために他の神々とワークする過程を抑圧されてしまいました。何をやったかというと、あなたたちは神様と直接コミュニケーションするほど価値がないので、私たちスピリチュアルリーダーを通して、神様とコミュニケーションして下さいというふうになりました。

みなさんの中に、神が見えます。外に咲いているお花にも神が見えます。海の匂いにもあります。足元の大地にもあります。全てが、その神とのコミュニケーションに近付いてるのです。言葉で話す必用はありません。私たちは必ず答えを受け取ります。答えを期待すると、その答えを感じにくくなってしまいます。

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