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【渋谷のラジオ】BOOK READING CLUB

昨年秋にアヒル本の版元『よはく舎』からメディアディレクターの今井楓さんがエッセイ集を出版されたご縁で、彼女がパーソナリティを務めるラジオ番組『BOOK READING CLUB』を作業中や家事をしながら聴くようになりました。

本を楽しみ、文学をもっと好きになっていく番組
『BOOK READING CLUB』

BRC(BOOK READING CLUB)は今井楓さんと、文芸評論家・エッセイストの宮崎智之さんのお二人がパーソナリティを務めます。性格も年代も違うお二人の共通点はただ心から本が好き、文学が好きということ。それぞれの視点で本をおすすめしたり感想を語ったりコンビニスイーツの話をしたりする、のんびりと聴いているだけでなんだか本を読んでみようかなと思えてくる番組です。

昨年末の今井楓さんの出版記念イベントでのお二人(マルジナリア書店にて)

読書家じゃなくても大丈夫

「文学」と言われると本好きのマニアックでディープな番組なのかなと敬遠してしまう人がいるかもしれませんが、特段本に詳しくなくても楽しめる、良い意味で軽やかな番組です。

私自身は読書する習慣を持たないまま大人になってしまった人達の一人です。文章を読むことが嫌いということはないけど、ただ習慣になってなかっただけ、という人はきっとたくさんいるんじゃないでしょうか。

自著を出版して書店が以前よりも身近な存在になると、ちょっと興味を持った本をちょこちょこ買うようになり、読みたい本がどんどん増えていって今や積ん読の山は高くなる一方です。(もともとが読書家じゃないから読むスピードが遅い!)選ぶ本で自分の心理や興味に気づいて、自分自身の一面を知れるというのもあるのでおもしろい。

BRCの聴き方

生放送毎週木曜日17:00-18:00で、Radimo(レディモ)というアプリで視聴できます。
アーカイブはApple PodcastsSpotifyで視聴可能で、生放送終了後のアフタートークが良い感じに気が抜けたお二人のリラックストークを聴くことができるので特におすすめです。

お二人のエッセイ

BRCを聴くとお二人が好きになり、ご著書を読んでみようかなという気持ちになるかもしれません(・・・なります)。どちらのエッセイにもたくさんの本の話が出てきますが、それらの本を読んだことがなくても大丈夫な内容です。

楓さんはエッセイの中で彼女の細やかで脆い部分を素直に綴られています。それゆえに「寂しい」という感情がダイレクトに胸に伝わってきました。宮崎さんのエッセイも人間の脆さ・弱さを主題としています。

弱いと認めることは苦しい。でも挫折のような経験がきっかけで新しい世界が開けるということを私自身も経験しているので、そういう意味では人って性質上は似通った部分があって、だからこそ分かり合えるとまではいかなくても自分以外の誰かに親しみや繋がりを感じることができると思っています。

お二人のエッセイはマルジナリア書店や全国の書店で取り寄せ・購入できるので興味のある方はぜひ😊

『九階のオバケとラジオと文学』/ 今井楓 著

『平熱のまま、この世界に熱狂したい』/ 宮崎智之 著

おまけ

BRCのジングル(番組の冒頭で流れる音楽)はなんと楓さん作(すごい!)。宮崎さんのイメージリクエストも反映されているそうです。

▼SNS各種、フォロワーを随時募集中とのこと!

BRC 公式X  https://twitter.com/brc876

今井楓さん Instagram https://www.instagram.com/kaede_imai_

宮崎智之さん X https://x.com/miyazakid

読書好きの方の話・・・枕元に常に本があって、起床時に少し読み進めたりするという話を聞いたことがあります。私はそこまでにはならない(寝ていたい)けど、本を楽しみ好きになっていってることは確かです。そして一方ではこれからも、言葉のない物語を描き続ける予定です🐤

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AHIRU LIFE. アヒルライフ
今日の癒しやひと笑いになったらいいなと思って創作しています😊 お陰さまで作品集を出版することができました。SNS以外のところでもほんわかした空気が広がりますように📚