ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験 ④ 〜コタキナバルで展覧会〜
シルク島での体験ブログ、やっと最終回です!
二泊三日のシルク島での水上生活は、思い出すと、本当にそんなに短かったのかなと不思議に思うくらい濃い体験でした。
前日に食べたヒレシャコガイ の殻。
持って帰りたかったけど、重すぎて無理なので、船を待っている間にスケッチしました。
写真を撮っていると猫が来て、貝殻に残っていた貝柱をパク。
本当は生で食べてみたかった私は、ちょっと猫を羨ましく思いました。
いよいよ島の皆さんとお別れのとき。
桟橋から見送ってもらいました。
ボートに乗って、30分〜1時間で、Mapang Mapangの港に到着。
(ボートのスピードによります)
コタキナバル行きの車を待ちながら、拾ってきたサンゴをスケッチ。
行きは夜中だったため、寝ていて気がつきませんでしたが、コタキナバルまでの車で5時間の帰りの道のりは、塗装されていない道路なので、ガタガタ揺れてお尻が痛かったです。(←私はそれでもよく寝ていたそうです)
友達とコタキナバルの魚市場で、ハマグリやイカなどのシーフードを選んで希望の味付けで調理してもらいました。
前から一度食べてみたかった海ぶどう!
コタキナバルで一泊し、次の日には、UMS(サバ州の大学)にある、Azman Hashim Galleryを訪問。
新しくできた、デザインが素敵で広いギャラリーでした。
その時は、シルク島出身で大学の講師をしているザイミさんの展覧会が開催されていました。
研究室にも伺い、海亀の絵を特別価格で購入させていただきました。
参加者のラドゥアンさんが、こちらのサイトにこのアートキャンプについての記事を書かれています。
https://dewanbudaya.jendeladbp.my/2022/06/29/2178/
そして、現在、コタキナバルのGaleri Azman Hashim で、このシルク島での体験を作品にした、展覧会「Panggilan Purau」が行われています。
12月8日のオープニングに参加してきました。
私の作品は91cmx 91cmの3枚組を出展しました。
タイトル We have everything we need
サイズ 91x 273cm
アクリル画 ジュートキャンバス
シルク島での暮らしはとてもシンプルだけれども、そこにあるものを最大限に利用することで、生活に必要なものは全て揃っていました。自然と共に暮らしている人々からたくさんのことを学ぶことができました。
展示期間は2022年12月8日〜2023年2月末まで。3ヶ月間開催されているので、もし、この期間中にマレーシア、サバ州にいらっしゃる予定などあればぜひ訪れていただきたいです!
この展覧会のオープニングの日の様子が、マレーシアの国営放送RTMで、放送されました。
参加者のシューさんのYouTubeで見ることができます。(アートキャンプの様子も他の動画でアップされています)
ボルネオ新聞にも掲載されました!
そのほか色々なWEBサイトでも紹介されていました。
なんと、この記事を書いたことで、noteで、ボルネオ島の先住民について書かれているラヤンラヤンさんとも繋がることができました。いつかまた、一緒にシルク島に行きたいですねと言っています。
シルク島での体験と展覧会についてのブログ①〜④、読んでくださってありがとうございました!
これからも、マレーシアで自然と深くつながって生きている方々と、絵を描くことを通じて繋がり、たくさんのことを学んでいきたいと思っています。
終わり