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親が変われば子どもも変わる…?

今現在、辛い状態にある子どもをなんとかしたいと考えていらっしゃる方に対して、私は「親が変わりましょう。そうすれば…」という話はしません。

でも、子どもの苦しさ、生きづらさに寄り添っているうちに、いつの間にか親自身の心持ちが変わっていて、さらには親子の関係性が、また、社会との関わり方が以前とは違ってきたなあと実感できるようになるかもしれません、少なくとも私たちはそうでした…、と、こんな話をすることはあります。

不登校は一つの現象に過ぎず、良い・悪いで測れるものではありません。学校に行かないという選択をしたお子さんの心身の疲れを取ることを最優先に、家庭がゆっくり休める場所であればいいなあと思います。

信頼できる大人の中でエネルギーが十分に溜まった子どもはいつか自分から動きはじめます。

ただ、その「いつか」がいつなのかは誰にもわかりません。でも、そうやって待っている間に、おそらく親であるご自身も変わっていらっしゃるはずですよ…、きっと。

それはきっと、「親が変われば子どもが変わる」ではなくて、「親も変われば子どもも変わる」。みんな日々変わっているんですよね。


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