真夜中のおでん
*2019年9月6日初出。
独身の頃、馬術をしていました。
夢中になり、毎週末乗馬クラブに通い、障害飛越競技のレッスンに励んでいました。夏休みを利用してイギリスに馬術留学に行くこと2回。デビュー戦はイギリスでした(下手くそすぎて恥ずかしい)。結婚後、ここに通いたいなーと思うクラブはあったのですが、育児の日々、もし私が怪我でもしたら万事休す。あきらめるしかないなーと思っていたのです。
でも、そんな私に馬術再開のチャンス!なぜかというとね…。↓
おでん煮てます。
明日開催のこの会(BOOST)のため。
以前ご紹介したアーティスト玄ちゃん(柴田玄一郎さん)肝いりの集まり。「世界級の仕事をしている人、またしたい人、集まれ!」という、とても心踊る会。
私はこの6回目が初参加。参加しようと思ったのは、今回のプレゼンターが、乗馬クラブ「ルヴァード花畑」代表、徳永隆宏さんだから。
トラ子が不登校になった時、なんとか外に出る習慣を身につけさせたいと思い、駄目元で「乗馬しない?」と聞いてみたところ、意外にもトラ子、快諾。トラ子が乗るなら私も、ということで、件のルヴァード花畑に母娘で入会を決めたのだった。
乗馬はいい。馬の律動に合わせて乗っているとなんとも落ち着いた気分になるし、馬の暖かい身体に触れているだけで幸せな気分になれる。最近はホースセラピーも人気らしい。
なんて素敵な乗馬の世界。馬は世界を平和に導くと思っている私。でも、馬装を自分でやらねばならない乗馬は、行ったら最後一日がしっかりつぶれてしまう。そのため、入会後2、3カ月で定期的に通うことを怠ってしまい、徳永さんには申し訳ないと思っていたのだった。
そのまま5年が経過。どこかのタイミングで徳永さんにお詫びをしなければ…と思っていたところに、この話。まさに渡りに舟。5年前、私たちに優しくアドバイスしてくださった徳永先生にお礼を申し上げたい。そういう気持ちから、参加を決めた。
それにしても縁とは不思議。まさか玄ちゃんと徳永さんが友だちだなんて。
こうして繋がる人は黙っていても縁が繋がっていく。人生は不思議な出会いで出来ている。
追記)パリオリンピックで〈初老ジャパン〉として大活躍銅メダル🥉を獲得した日本馬術チームの田中利幸選手はルヴァードのご出身。何やってもチャンピオンになってしまう男、徳永隆宏先生のお弟子さんなんです。素晴らしい!