
親の愛ってなんだろう?〜工藤勇一さんのご投稿より
*2022年1月31日初出。
工藤勇一さんのFacebook、昨日のご投稿に感銘を受けたので、ブログで紹介したいと思います。
https://www.facebook.com/100002475312795/posts/4901848983240897/?d=n
テーマは「親の愛情」。
愛ってなんだろう?という内省です。
これは自戒を込めて思うのですが、「子どものため」は往々にして「親自身のため」もっと言えば「親の都合」になっていることが多い。
子どもが傷つかないように、悲しまないように…。親であれば誰しもがそう思います。でもそれは実は、子どもの苦しさを受け止める、親の苦しみを経験したくない気持ちがそう思わせているのかもしれないなあと、最近考えるようになりました。
工藤さんのご投稿から、一部引用しておきます。
・子どもが自己肯定感をもてるようなるには
どれだけ褒められたかじゃなく
どれだけ自己決定したかが大事です。
自己決定を積み重ねる中でこそ
自分で自分を褒めることのできる人に
成長するんだと思います。
子育ては
「どう手をかけていくか」
じゃなく
「どう手を離していくか」
ということなんですよね。
人生の幸福度は、どれだけ自己決定をしてきたかで決まると言われます。子どものためを思うなら、子どもに決定権を委ねること。
そして、その結果、万が一、子どもが辛い思いをすることになったとしても変わらず寄り添い、見守り続けること。親の愛情って、その腹の括り方、つまり胆力なんだと思うのです。
ほら、だから言ったでしょう!
なぜおかあさんの言うとおりにしなかったの?
私はこんな呪いを山ほどトラ子にかけてしまいました。申し訳ないと思っています。不登校を機に、というか、トラ子がしっかり自発的に私を切り離してくれたのは本当に良かった。今、ようやく親としての立ち位置がわかりはじめた気がします。
遅いけど、遅すぎることはないと信じています。