愛するグー(ビーグル、オス)が2023年12月22日正午に死んだ。 16歳と2か月と10日の生涯だった。 彼が旅立ちの場所として選んだのは、慣れ親しんだ訓練フィールド。 12月22日の朝、グーは病を抱えていたけれど普段通りに起床し、お風呂で下半身をシャワーし、良い便を排泄して車椅子に乗って朝ご飯。食欲は、普通。 さて、いつものように訓練フィールドに行こうねと車椅子から抱き上げたら…頸ががくりと折れた。 わたしは動じなかった。さぁ行こうねとグーを抱え上げクルマの助手席に乗せ
グーの母ルーは当時の勤務先近くのウェスティのブリーダー出身。ルーが3歳のときマクラーレンマキコ犬舎のオスとの間にグーが生まれた。 アメリカチャンピオンだったグーの父犬は、ブリーダーによれば穏やかな仔、母ルーは活発だったが賢く、モデル犬として活躍もしていて特に飼育で困ったことはない。 多産のビーグルなのに1頭だけの出産で、グーはきょうだいとの触れ合いを知らずに育った。 わたしは幼少期から犬とともに家の中で暮らす環境で育ち、グーを得るまで犬の躾などで困った経験はなかった。 母