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つれづれなるままに、心うつりゆくよしなし事を、

GWもフツーに仕事。自粛云々言ってられない職場の人々はいたって冷静で、テレビやネットの雰囲気とは違う。忙しいとニュースもテキトーにしか見ないから、影響をあまり受けないのかもしれない。

拘禁生活を何回か経験したからよく分かるのだけど、ステイホームも似通った部分があって、閉じた世界では自己が肥大して、攻撃や抑鬱などの人格障害を招き、正常な判断が難しくなることも多い。だから「自粛ポリス」もまた犠牲者とも思える。

古代ギリシャでは、プラトンやアリストテレスは、歩きながら講義を行ったため、彼らの学徒は「逍遥学派」とも呼ばれた。考えごとは散歩でもしながらの方が良いかもね。

僕は低消費型の人生を謳歌しているので、自粛が関係しているのは「山歩き」くらい。
山岳四団体は登山の自粛を要請しているけど、今は人ごみを避けて慣れた山を歩くことに留めているし、それを白い目で見られても、どうということもない。電車も登山道も空いていて、却って、永遠に自粛してくれても心地よいかもしれんとさえ思える。

とはいえ、低消費型の人生が効率良いのは、高消費の人々がいるからであって、安くて質の高い商品やサービスが得られるのは「消費は美徳」の人々あってこそで、みんながみんな低消費になってしまえば、供給にブレーキがかかり、今、手に入れる事ができるモノが、手が届かない商品になる可能性が高い。

ところで、農業って、牧歌的なイメージだけど、本来は、天候や流行り、世相などにも影響される、賭博性の高い仕事でもある。それを平準化するための組合が農協ってわけで、農業を工業化することで、安定的な収支を得られる機会を作っている。
そういう、工業的な農業にはあんまり関心がないが、最近の野菜価格の上昇を目にすると、ついつい「農業かぁ」と近所の畑をしげしげと見つめる今日この頃。

サヤエンドウは、白い花が「青エンドウ」で、グリーンピースとかうぐいすあんになるヤツ。紫の花は「赤エンドウ」で、みつ豆に入ってるヤツ。

ネギの花はホントに綺麗なのよね。
それにしても、なんだか、ものぐるをしい日々だ。

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