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小学5年生、絵本を買う。

1ヶ月に1冊、息子に本を買っています。

これは彼が幼稚園の時からずっと続けていて、小学校低学年まではマンガもOKにしていました。

小学校3年生くらいからお小遣いをしっかり渡すようにしたので、「マンガは自分で買う、それ以外の本で」という条件をつけるようにしています。

最近彼が選ぶのは、ほとんど「月刊ドラゴンズ」。
野球少年であり、プロ野球の最新情報やデータが大好きな彼にとって、とても大切な情報源です。

ところが今月、珍しく違う本を選びました。

それがこちら。

ノラネコぐんだんシリーズの最新作でした。

このシリーズは幼い時から大好きで、小学校に入るまでに出た絵本は全て買っていて、今も手元にあります。

買わなくなった後も新刊が出ているのを横目にしていたはずなのに、5年生のこのタイミングで「ほしい!」と言ったのです。

「いや〜5年生ならもうちょっと文章の多い本にしようよ…。」

と一瞬言いそうになったのですが(…いや、言ったかもしれない。笑)、彼の中で何かピンとくるものがあったのかなぁと思い直し、こちらの本を購入。

翌日、ちょうど幼稚園児の甥っ子たちが来ていたので、読んであげている光景も見かけました。


「5年生で絵本かぁ」と最初は思ってしまったけれど、昔好きだったものを今見てみることで新しい発見があるかもしれませんし、昔から好きなものに触れることで落ち着いたり、エネルギーをもらえたりすることもあります。

親の勝手な「この学年はこうあってほしい」という期待や希望や一旦置いといて、目の前の息子の感覚を大切にしてあげたいなと思わされた、本屋さんでの出来事でした。

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