Edinburgh弾丸旅行日記🏴! #10
こんにちは!
英国生活も残り2週間となってしまいました…
毎日毎日あ〜時間が過ぎていく〜と名残惜し見ながら暮らしているこの頃です。
実は先週末にEdinburgh(エディンバラ)というスコットランド地方にある街へ訪れました!せっかくなのでその旅の記録を残そうと思います。
Edinburghとは
Edinburghまでの旅路
14:30に学校を終えて一旦家へ帰宅。
シャワーを浴びて荷造りをしBrighton Station(ブライトン駅)から、まずはロンドンを目指します。ロンドンまでは1時間ほどで到着。
ロンドンからエディンバラまでは夜行バスを使って向かいました。
飛行機や鉄道なども手段としてはあるのですが、値段を一番に考慮した結果「夜行バス」という選択肢を取ることに。
ちなみに飛行機だと…
鉄道だと…
夜行バスでは….
ちなみにこの旅の後、友達に夜行バスを選ぶなんて君は本当に賢い手段を取ったね!!!と褒めていただきました。笑
この"megabus"(メガバス)という私たちがチケットをとったバス会社、安過ぎて心配になるくらい安いのですが、アメリカやイギリスなどを拠点に運営しているバス運行会社。他のバス会社と比較しても、相当安いです。逆び安くてビビる。
ロンドン"Victoria Station"(ビクトリアステーション)からすぐ近くの距離にある"coach station"(コーチステーション)は、いろんな会社のバスが発着している、東京でいう新宿バスタのような場所。私たちが予約したエディンバラ行きはコーチステーションの発着所の一番端っこに追いやられていました笑
いざ乗ってみると車内はごく普通の大型バス。日本の夜行バスは(私の知っている限り)下部分が荷物置き場、上が全部座席という構造だけど、こっちのバスは一階前方も座席となっていて、多くの人を乗せることができる。多分バス自体の背も高い。
日本で「長距離バス」となると女性専用とか、女性エリアとかあるけど、こっちではそんな概念すらお構いなし。
座席も、一部が課金制で席を選択できる以外は早い者勝ちのため、みんなごぞって窓際に座ってしまっていた。私たちがバス車内で席を探すタイミングでは、もう2人並んで座ることは不可能だったため、お互い前後でおじさんの隣に座り(笑)特に問題なく10時間を過ごすことができました。
Edinburgh行きの便でしたが、グラスゴーというスコットランドの都市を経由しているので、半分以上の乗客がグラスゴーで降りて行きました。隣のおじさんも降りてくれたので、やっと広々座れる〜!と思ったのも束の間、突然バスが停止して、小さいバスへ乗り換えとの指示が。笑
え、そんなのあり?と戸惑いつつ指示に従い、結局また狭い座席で残りの1時間ほどを過ごしました。笑
ちなみに10時間もかかったのに休憩は1回のみ。運転手タフ過ぎん?
(おそらくバスを乗り換えた時点で運転手が交代してるけど、ロンドン→グラスゴーの時点で8時間以上かかってる)
私の人生では、東京大阪間の7時間が最長時間夜行バスだったのですが、その記録を思いっきり塗り替えました。笑
いざホステルへ
エディンバラのバスステーションについた後は、予約していたホステルへと直行しました。事前にホステルの人から、午後2時までのチェックインを求められており(なぜかは不明)、中心部から少し離れたところしかお得に泊まれる宿がなかったため、バスを使ってホステルへ。
Google Mapに基づき、近くまで着いたのにもかかわらず、ホステルっぽい建物は見つからず、あるのはスポーツパブのみ。「あれ?私たち迷子?」となり電話をかけて入り口を聞くと、「そのパブの後ろにあるよ」と。「んんん?」とスポーツパブの隣にあったガレージの方まで進んでみたら、やっと発見….
いや、わからんて...
海外のホステル、いかがなものかととても恐れていたのですが、思いのほか清潔に保たれた空間でした。
Scottish Breakfast
その後また中心部へ戻り、お腹がペコペコの私たちは朝食を求め"Scottish Breakfast"が食べられる場所へ。"Scottish Breakfast"と言っても、英国内でいうフル・ブレックファスト(Full breakfast)と同じもの(地域によって名前が変わるだけ)。
ブラッドソーセージ、英国では"Black Pudding"と言われています。私的にはそこまで癖が強いとも感じず、普通に美味しく?いただけました。
ここのレストランもともと劇場だったみたいで、店内の構造から劇場の名残がすごく残っていました。調べてみたところ、こちらはWeather Spoonという街の古い教会や劇場などをレストランに改装し経営しているイギリス大手の会社のフランチャイズなんだそう。こちらではとてもお手頃に朝食をいただけました!嬉!
Holly Poter巡り
Edinburghという街、ハリーポッターが生まれた街として知られています。町のメイン通りにはお土産やさんがたくさん並んでいるのですが、ハリポタ関連の商品もたくさん売られています。
The elephant house
こちらはかの有名なハリポタ作者J .K.ローリングが第一作「賢者の石」を執筆する際に、足繁く通っていたカフェとして全世界のファンにした親しまれています。が、あいにく改修工事中で店内には入れず外観のみ…
どうやら火災に見舞われたようで、改修工事中でした。
Museum Context: Retailer of Harry Potter Merchandise
こちらは「ハリポタグッズ専門店」
実は映画のロケ地として知られているオックスフォードにも以前訪れたのですが、オックスフォードと比較しても積極的にハリポタグッズが推されているイメージです。
3階建ての小さい店内に多くの観光客が訪れていました。
最上階には撮影スポットも!
特装版みたいな書籍も売られていて、めっちゃ欲しくなった〜
Edinburgh castle
エディンバラの一番有名観光地と言ってもいいでしょう、Edinburgh castle!
事前に友達から「チケットを当日に買おうとすると売り切れるから、ネットで予約しとき」という教訓をいただいていたので、ネット予約をして無事に入ることができました!ちなみに私たちが訪れたタイミング(14:30)の時点で、当日のチケットはSold out…なかなか人気のようです。
この日はとっても天気がよく、とてもいい景色を眺められました。
このエディンバラ城、なかなか凄いところに立地しておりまして、荘厳な雰囲気が外観からも感じられます。
実は下調べも何もせずに訪れたのですが、この城の中はほとんど「war memorial museum」の展示でした笑
正直に申し上げまして、日本語でもしんどい内容の戦争の記述を英語で読むなんて…ですので、ぶっちゃけさらっと読み過ごして、基本城の美しい風景を楽しんでおりました笑
The Royal Mile
こちらの通りはショッピングストリート。
ジェラート屋さんがあったので、ジェラートを頼みちょいと休憩。
マンゴーシャーベットや、ブルーベリーチーズ、ピスタチオなどそそられる味ががありましたが70%cacaoというものを注文。甘さがしつこくなくて、とても美味しかった〜人気店のようで、行列ができておりました…
スコットランドの伝統衣装
スコットランドの伝統衣装、男性がスカートのようなものを履くというのはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
ブラジル料理初体験
一緒に行ったお友達がブラジル出身の子だったため、その子が事前にリサーチしてくれたブラジル料理屋さんへ向かいました。
ブライトンでもブラジル料理店はあるのですが、値段が高めに設定されておりなかなか足が遠のいてしまい…比較してこちらのお店はとてもリーズナブルにブラジル料理を体験でき、学生にはありがたいお値段。
友達おすすめの「feijoada(フェジョアーダ)」という料理と、「ポンデケージョ」、「Caipirinha (カイピリーニャ)」(アルコール)をいただきました。
これ、どうやって食べるのかというとスプーンで肉や豆、スープをすくいご飯にかけて、お好みでトッピングを加えて混ぜていただくというもの。初見殺しすぎる食べ方…「もし私が食べ方を知らず1人で来たとしたら、ごはんをこのスープにぶっ込んで食べると思う」っていうとすごく笑われました😂
お酒はこんな感じ。思いの外強く、追加でお砂糖をいただきました笑
こんな感じで夕食を楽しみ、1日目は終了〜
ホステルで過ごす夜
とんでもなく変なところに立地しているホステル(スポーツパブの真上)なのですが、夜帰宅すると床が薄いせいでパブの賑やかな音楽がよくよく聞こえること….友達と苦笑いしながら、私は耳栓を持っていたのでなんとか凌ぐことができました。
Dean Villeageへ!
街の中心部を1日目に歩き過ぎた結果、ちょっと離れたところに行ってみようとのことになり、Dean Villeage (ディーンヴィレッジ)という美しい風景が見られる村へ行ってきました。
中心部からバスで5〜10分でつく村なのですが、落ち着いた空間で、ものすごく静かながらも、村の住民がそこで現在も暮らしていると感じ取れる温もりもあり、とても居心地の良い空間でした。
Sunday Roast
サンデーローストとはイギリスの伝統料理の一種で毎週日曜日にいただくのが習慣とされています。
いつも日曜の夕飯はホストマザーがサンデーローストを作ってくれるので、食べたことはあったのですが、外食でいただくのは初めてでした…
今までマザーの作るサンデーローストが世界一!と勝手に信じ込んでいたですが、こちらのサンデーローストは使っている食材も全く異なっており、とっても美味しくいただけました!!嬉しい〜!
Arthur's Seat
Arthur's Seat(アーサーズシート)とは、エディンバラの街の中心部の側にあるホリールードパーク(自然公園のような場所)の中に位置する標高251mの小高い丘。ちょっとしたトレッキングを楽しめる場所でもあります。
調べた情報でとっても面白いことを発見いたしまして…
日本人が執筆した日本語のブログ記事では「30〜40分ほどで頂上に到着できる、比較的ラフに楽しめるトレッキングコースです」と案内されているにもかかわらず、ポルトガル語(一緒にいた友人の母国語)と英語のサイトでは「2時間はかかります。険しい道のりですので、ちゃんとした服装で挑みましょう」と、全く両極端の内容が書かれているんです…
意味不明過ぎて面白く、友達と2人で頂上まで行くべきかどうか議論した結果、私のみで行くことに。「きっと日本人はタフで体力がたくさんあるんだよ」というアドバイスを友達から頂き(笑)ちょっと怯えながら頂上へと向かいました…
いざ登ってみると、序盤は順調だったのですが、途中から突然急斜面が激しくなり、めっちゃ容易いわけではない道のり。しかし、斜面が急なだけで、距離としてはそこまで長くなかったので、日本人のブログ通り40分ほどで頂上まで到着。やはり日本人はタフなのか…??
この日は生憎の曇り空だったのですが、頂上からはエディンバラの街を広く眺めることができました…標高が高いだけあって頂上は強風….これ、晴れの日だったらすごく綺麗なんだろうな〜と思いつつ、達成感でいっぱいになりながら景色を眺め時間を過ごしました。汗をかいたので風が気持ちよかった〜
Haggis
旅行にせっかくきたなら伝統料理に挑戦したい!と訪れたのはMakars Gourmet Mash Bar。
こちらのレストラン、とても人気店のようですごく賑わっておりました。
料理もめちゃくちゃ美味しくて、エディンバラへ訪れた際には是非とも訪れてほしいお店です..!とにかくおすすめなので宣伝しておきます。笑
他の料理も食べてみたかったなあ〜
後々調べてみると、ハギスの味は賛否両論らしく一部の人からは嫌悪されているよう。知り合いのネイティブにも「え、ハギス食べたの?あんなまずい料理食べるなんて…」と一言、笑
レストランによるのかもしれません…けど私が食べたのは確実に美味しかった!
Calton hil
Calton hill(カールトンヒル)はArthur's Seatと似たような、標高高めの絶景ポイントの一つ。
ですがカールトンヒルの方が頂上までの道のりが一瞬(麓から5分で着く笑)
こちらの眺めもとってもよかったです…
風が心地よく、気温もちょうどよく、何時間でもここにいられそう…と感じられるくらい雰囲気の良い場所でした…
お土産
スコットランド地方のお土産、といえば
・ファッジ(味はキャラメルに似たお菓子だけど、キャラメルの数倍砂糖の量が多い激甘菓子。前に食べたことがありますが、血糖値爆上がりしそうな味だった)
・ショートブレッド
・カシミヤ製品(季節は夏でしたが、街のあらゆるお土産屋さんにカシミヤ素材のタータンチェックのマフラーが売られていました。冬だったら迷わず買っていただろう…)
・ハリポタ関連
と言った具合でしょうか。私もお土産に2種類のショートブレッドを購入しました〜
帰り道
日曜の22:15発のバスで、また再び長い旅路へ…
あの、どうでもいい苦情をここに載せてしまうのですが、行きの高速バスは比較的何も問題なく10時間を過ごすことができた(強いていうなら隣のおっさんがめっちゃ足広げて寝るからスペースが狭かったことくらい)のですが、帰りのバスではスペイン語を話す10人の団体客が乗り込んできて…
後ろの座席を占領するのはいいんですが、奴らバスの概念がわかってないのか、飲みの場と勘違いしてバスの車内でお酒を開けるわ、飲んで騒ぐや、踊り出すや、本当にクレイジーピーポーの集団だったのですよ…
普通に考えて常識のなさすぎるくそ集団なのですけど、それに加えて面白い人が車内におりまして…
普通に考えたらそんなうるさい集団がいたら寝付けなくて大変だと思うのですが、そんな中盛大にいびきをかきながら寝るおっさんがおりまして…
帰りのバスは2回休憩があってバスの車内に電気がついて明るくなってもなお、まあすやすやと眠り続けること…
なんて呑気な奴と、なんて非常識な集団がいるカオスな車内でした。
(私は耳栓と睡魔のおかげで、なんとか眠ることができました…)
ロンドンへ到着した後、無事ブライトンへ。
こんな感じで、ドタバタの2日間弾丸Edinburgh Tripは終わりを迎えたのでした〜