【必見】国家資格キャリアコンサルタン試験に合格する方法
こんにちは。さなです。
さなキャリnoteをご覧いただきありがとうございます。
本日、お伝えするテーマは、「国家資格キャリアコンサルタント試験」についてです。
私自身、2019年の第13回の試験に1度で合格しました。
実際、振り返ってみると、結構大変でした。
日常の仕事、家事、育児、そしてスクールと試験勉強。
子育て中の身であり、家族にも協力してもらっていたので、「1度で合格したい!!」という強い思いがありました。
ですので、今回、私が勉強を始める前に、知りたかったなという事をまとめてみました。
「お仕事が忙しい!」「子育てや介護で大変!」「効率よく学びたい!」という方にオススメです。
もくじ
1.国家資格キャリアコンサルタント試験って?(概要)
・受験資格
・スクール
・実施団体
・試験構成
・試験日
・金額
2.学科試験の勉強方法
3.論述試験の勉強方法
4.面接試験の勉強方法
1、国家資格キャリアコンサルタント試験って?
【受験資格】
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
②労働者の職業選択、職業生活設計、または職業能力開発、および向上の
いずれかに関する相談を3年以上経験された方
③技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験または、実技試験に合 格された方。
④H28(2016年)3月までに実施された、キャリアコンサルタント能力評価 試験の受験資格である養成講座を修了された方。(2021年まで)
〜JCDA 国家資格キャリアコンサルタント試験要綱より〜
上記の4つのいずれかを満たしている方が、受験可能です。
ちなみに、私は、スクールに通いましたので、①です。
【スクール選び】
さまざまなスクールがあるので、迷われる方も多いかと思います。
ご自身が、何を大切にされるかが、軸になってくると思います。
私自身、土日は子供の保育園がお休みなので、平日の昼間の時間帯に開催しているところが希望でした。
また、スクーリングと言って、実際に通って単位を取る事も必要になってきます。仕事をしながらでしたので、あまり通いが多いのは難しかったのです。私の通ったところは、全部スクーリングではなく、スクーリングとWEBで授業が受けられるところを見つけました。
具体的に言いますと、前半の基礎の部分は、22回分を自宅でWEBで受講しました。自由な時間に見れるので、主に、仕事が終わった後や、早朝、空き時間に見ていました。
そして、後半の実習の部分は、スクーリングと言って実際にスクールに通ったのが、28回分です。1日に、午前1回・午後1回の2回受けていましたので、毎週1回、合計で14日(4か月)通いました。
回数ですとか、実施の曜日、振替制度などは、各学校によって異なると思いますので、調べてみると良いですね。
また、ここからがとても重要なんですが、スクールによっては、試験の団体が選べないところがあります。
詳しくは、次の実施団体のところで、お話します。
【試験の実施団体】
国家資格キャリアコンサルタント試験は、次の2団体で実施されています。
●キャリアコンサルティング協議会(通称:キャリ協)
●日本キャリア開発協会(通称:JCDA)
こちらの2団体の違いは、試験の内容が1部違います。
のちほど、試験構成でも詳しく、お話しますが、
学科試験は、2団体共通ですが、それ以外の論述や面接は、問題が違います。自分がどちらの論述問題が、解きやすいかなど過去問でご覧になっておくと良いと思います。
スクール選びで大事な事は、スクールによっては、全員JCDAで受験が決まっていたり、キャリ協で受験が決まっていたりします。
私は、試験団体が2団体ある事も、試験内容が異なる事も知らず、スクールを選び通っていました。さいわい、私の通ったスクールは、2団体どちらでも受験が可能でしたので、良かったのですが、「これ、もっと早く知りたかった!!!」という思いでいっぱいでした。
また、無事に試験を合格した後も、お仕事の情報が頻繁に来るなど、登録団体によって異なるようです。
また、今後2級や1級キャリアコンサルティング技能士の試験を受けようとお考えの方は、こちらは、キャリアコンサルティング協議会が主催しています。問題が、国家資格キャリアコンサルタント試験と同じ、「学科・論述・面接」です。
もちろん、JCDAで国家資格キャリアコンサルタント試験を合格された方も受験できます。
【試験構成】
試験の構成は、学科・論述・面接の3つです。
◆学科
学科は、先ほども、お伝えしましたが、2団体、共に共通です。
1問2点で、全部で50問の試験です。
学科試験は、午前中に実施されます。
◆論述
論述は、学科と同じ日の午後に実施されます。
論述試験の合格点が、少しわかりにくいので、私の場合を例にご説明します。
私は、キャリ協で受けましたが、キャリ協の論述の問題での配点は、
設問1(10点) 設問2(10点) 設問3(30点)となっていました。
それぞれ、40%の点を取らないといけませんので、最低でも、
設問1(4点) 設問2(4点) 設問3(12点)
合計で20点は取らないと合格になりません。
◆面接
では、論述で、20点取ったとします。
そうすると、面接試験では何点取れば良いかと言うと、
「論述と面接の合計点数が90点以上」ですので、
論述20点の時は、面接では、70点は取らないといけません。
ただし、論述で、点数を高く取っておけば、面接はもう少し低い点でも、大丈夫です。
ちなみに、気になると思うので、第14回目の平均点は、以下です。
キャリアコンサルティング協議会 論述:32.9点 面接:60.7点
日本キャリア開発協会 論述:33.3点 面接:60.4点
【試験日】
試験は年に3回実施されています。その年によっても開催月が異なりますが、だいたい2〜3月、6〜7月、10月~11月の3回です。
学科と論述は、ほぼ日曜日もしくは祝日に開催されています。
そして、面接は、学科・論述試験から1〜2週間後に実施されています。
候補日が数日ありますので、そこから希望日を選びます。
また、ここは気を付けたいポイントなんですが、スクールに通っていると目の前の事でいっぱいになりがちです。
試験の受験申請受付が、試験日のだいたい2ヶ月~2ヶ月半です。
せっかく、試験に向けて頑張っているにも関わらず、申請を忘れてしまい、
受付が締め切ったということが無いように、ご注意ください。
WEBと郵送のどちらからでも、申請できます。
【金額】
これは、私が受験した際(2019年度)の金額です。
今後、変わる可能性があります。
学科試験:8,900円 実技(論述・面接)試験:29,900円
2、学科試験の勉強方法
さて、ここから、気になる方もいらっしゃると思うんですが、「どうゆう風にして勉強したの?」という事、よく質問されます。
私自身、仕事と子育てもあり、効率よく頭に入れて、そして、1回で合格するという事を目指しました。
実際、合格発表まで、合格しているのか、不安でしたが、見事1回で合格できたので、私の勉強方法をお伝えします。
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