綾瀬紗奈

平成元年生まれの既婚子なし会社員。 日々を穏やかにのほほんと生きる方法を模索中。 ​

綾瀬紗奈

平成元年生まれの既婚子なし会社員。 日々を穏やかにのほほんと生きる方法を模索中。 ​

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  • 読書記録

    読んだ本の中で心に残った作品、誰かに読んでほしい作品について書いています。

最近の記事

とても幸せだった母の日。

先週の日曜日は母の日だった。 私の母は料理も掃除も得意ではなく、いわゆるお母さんという雰囲気があるわけでもない。(だからか今も昔も「お母さんの料理で好きなメニューは?」という質問が苦手。) ただ、私を心から信じて、愛してくれていたことは間違いない。と思う。産まれてから今まで「母に嫌われたらどうしよう…」と悩んだことは皆無だ。 さて、そんな母と当日はショッピングに出かけた。 お互いの家からちょうど中間地点にあたる駅で待ち合わせをし、混雑している商業施設をひたすら巡る。 買い物

    • 【読書記録】母にはなれないかもしれない

      『母にはなれないかもしれない』若林理央 著 少し前に 『母親になって後悔してる』オルナ・ドーナト著 新潮社 を読んだ。話題になっていることを知ってから読んだと思う。しかし、読んでいることを誰にも言えなかった。 私には子どもがいない。 既婚であることに加え、間もなく高齢出産と言われる年齢にもなるため、周囲の人から「子どもはまだなのか」と思われているように思う。気のせいかもしれないが。 数少ない友人たちはほとんどが親になった。親になっていないのは未婚の友人たちで、「仕事に集中

      • 私のためのお好み焼き

        幼いころから、お好み焼きは父が作るものだった。 母が用意した具材を父が混ぜ、焼き、皿によそう。休日の夕飯にたまに食べる、父のお好み焼きが好きだった。焼くことに集中しているように見える父になら、仕事の愚痴を話せた。社会人として大先輩の父に、仕事の話をしている自分が少し誇らしかった。 結婚して実家を出ても、お好み焼きを食べたくなったら実家へ帰っていた。 私以上に父特製お好み焼きの虜になった夫と共に実家へ帰り、お好み焼きを焼いている父と手伝っている母にどうでもいい話をするのが

        • 自己紹介的なもの

          はじめまして。 綾瀬紗奈と申します。 平成元年生まれ、既婚子なしの会社員です。 気づけば会社員生活も10年を超えていました。ちょっと信じられない。 本を読むことが好きです。ドラマや映画を観ることも好きです。 そして文章を書くことも好き。あとから自分の文章を読み返すことも好き。 日々の自分の行動を記録するのが趣味で、ある意味でライフワークにもなっています。 基本的に静かな場所、一人でいる時間が好きです。 音楽も好きだけど、聞きながら何かをするということはない。 一番好きな場

        とても幸せだった母の日。

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          2本

        記事

          “誰か”の物語を書く、“私”の物語と出会う。 彩瀬まる著『不在』 感想

          仕事柄、1か月に最低5冊の本を読みます。 中をパラパラとチェックする程度のものも加えると、50冊以上の本と触れ合っています。 せっかくなので、他の本よりも印象に残った本については文章を記していこうかと。 彩瀬まる著 『不在』KADOKAWA  https://www.kadokawa.co.jp/product/321606000527/ 長らく疎遠だった父が、死んだ。「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」。不可解な遺言に、娘の明日香は戸惑いを覚えたが、医師であった

          “誰か”の物語を書く、“私”の物語と出会う。 彩瀬まる著『不在』 感想