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パーソナルカラーの根拠

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役立つ情報を発信していきます♪

今回はその第一回です!

最初なので、まずは基本的な「パーソナルカラーの根拠って何?」というところからお話していきたいと思います。

(こちらのnoteをご覧いただいている方は、おそらくある程度パーソナルカラーについての知識がある方だと思うので、4シーズンの説明や基本的な色の特徴などは省かせて頂きます)


注※パーソナルカラーには色々な流派があり、診断方法も様々です。こちらの記事に書くことはあくまでも私の診断している方法や経験から得た知識・見解であり、他の流派を否定するものではありません。パーソナルカラー診断にも色々な考え方があることを予めご了承ください。



先に結論から書いてしまうと、パーソナルカラーの根拠は、ずばり「色素」です。

パーソナルカラー(似合う色)というのは、カラーリスト(見る側)の感覚やセンスで決まっているわけではなく、“こういう色素だからこういう色が調和する”という根拠のあるものです。

そうでないと、パーソナルカラー診断を受ける度に結果が変わってしまったり、見る側の好みに左右されて「似合っている」の基準が分からなくなってしまったりしますよね。

また、ここでいう「色素」というのは、肌の色のことだけではありません。

肌の色、質感、肌の厚み、地毛の色、髪の質感、量、瞳の色、明るさ、瞳のコントラスト等…

「トータルの色素に調和する色」がパーソナルカラーなので、肌の色以外の要素も重要な判断基準になります。

例えば、髪が細くて少なかったり、肌が薄かったり、瞳が明るかったりなど、「軽い」「明るい」という色素を持っている方は、明るい色や淡い色が似合います。

逆に、肌がしっかりしていて、髪も黒くて多い、瞳も真っ黒に近いなど、「重い」「暗い」色素を持っている方は、暗い色や濃い色が似合います。

つまり、自分と似た要素のある色が似合う色です。

自分と色に共通点がある方が、調和しやすいということですね。


ただ、「パーソナルカラー」というだけあって、色素傾向も十人十色なので、そんなに単純にはいかないことがほとんどです。

瞳は明るいけど、髪は黒くて多い、肌は薄くも厚くもない…というパターンもあるし(これ私です!)、顔の肌の色は黄みがかっていてイエベの傾向だけど、他の部分は全部ブルべの要素だった…とかもあります。(これは難しいタイプ…!)

だったら、なんでその中でも似合う色が決まるのか?というと、要は色素の多数決なんです。

ここでいう多数決というのは、単に数が多いというだけではなくて(その場合ももちろんあります)、その人にとって影響の強い色素だったりもします。

例えばさっき出した私の例だと、瞳は明るいし肌も厚くないならSummerの可能性もありそうなところですが、私の場合は瞳の明るさや肌の薄さよりも、「肌や髪の質感や瞳のハッキリさ=鮮やかな要素」が勝つので、SummerではなくWinterです。

この辺りは実際にドレープを当ててみないと判断できないことがほとんどなので、正確にパーソナルカラーを診断するには、「色素傾向のチェック」と「ドレープでの診断」が必須になります。

時々、すべての色素傾向がSummer!すべてがSpring!などという方もいて、そういう方は実際にドレーピングをしなくても分かってしまったりするんですけどね^^


まだ診断経験が少なかったり、色々なパターンを見られていないカラーリストさんなどは、診断をしていて判断に迷うこともあると思います。

でも、そんなときは「根拠は色素なんだ!」と思い出してみてください。

こういう色素傾向なら、このシーズンはないかな…?とか、逆にこれが似合って見えるということは、ここがこういう色素なのかな?とか、冷静に考えることができるはずです。

「似合う色の根拠は色素」
「自分と似た要素のある色が似合う色」

パーソナルカラー診断の大前提として、これは覚えておいてくださいね!


どの色素傾向がどのシーズンと繋がるのか?という部分は、また改めてまとめていこうかなと思っています。

今回はここまで!
お読みいただきありがとうございました。


パーソナルカラーリスト sana 
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