口から胃が出る
悲しくて苦しくて
でも、頭が混乱して言葉にならなくて
上手く話せない。
文字を打つ方が多少はマシみたいだ。
不思議。
大怪我の人の前で、かすり傷で騒ぐ人は嫌われる。
死にそうな人の前で、自殺したいって言ったら怒られる。
それは、大怪我を治療してる人
死にそうな人を必死に看病してる人も同じだと思う。
かすり傷で騒ぐ人、ちょっとの悲しみで自殺したい人なんて、軽蔑するだろう。
わかる、わかるんだけど。
息子を可愛い可愛いと育ててきました。
親ながらいい子に育ったなと思っています。
前の学校の先生達からも、ありがたい言葉をたくさん頂いてきました。
なのに、新しい学校の先生は、事あるごとに息子に発達障害の懸念があると示唆します。
この担任がまたずいぶんボンクラで信用できない他責傾向(他の保護者もそう言っている)なのも、判断のぶれる所です。
とにかく、そんな事ないはず、と思いながらWISC検査してみると、数値に30以上の開きがあり、かなり凸凹していました。
びっくりして、リタリコで相談すると、総じて
「子どもが発達障害なのに受け入れられない母親」というスタンスで
早く療育受けるなり、診断してもらって相談した方が本人のため、という回答でした。
傷つきましたが、息子のため、発達障害なのだろうと受け入れました。
そうして、一度はそうかと思ったものの、目の前の子どもを見ると、どうしても通級などが必要なほどの発達障害とは思えず
子どもが小さい頃からの友人に聞いても、数値が全てではない、絶対違うと言われます。
そんな中、軽度の発達障害に、診断をつけたり治療をすることの弊害を目にします。
まさしくこれだ、息子が二次被害にあってしまうと思い、目の前の息子の姿を信じよう、診断はつけてもらわない方がよい、と思って
昨日、WISCの結果を受けての心理士説明を聞きに行きました。
心理士の先生は穏やかで明るく、息子が真面目に一生懸命に検査を受けていたこと、得手不得手の差が大きいことなどを分かりやすく説明してくれました。
一通り説明が終わり
息子のワーキングメモリーは非常に低く、それなのに今まで困り感なくやってこれたと言うことは、どれだけ息子は無理して頑張っていたのだろうと思う、と話して涙を流すと
心理士さんの顔が曇ったように感じました。
一つ一つの検査項目に従い
言語能力の説明力がない、という所は納得です、とか
視覚認知は小さい頃から高かったですね、
など、話していただけなのですが
最後まで、その曇り顔が最初の笑顔に戻る事はありませんでした。
息子は、耳からの指示を受け取りにくいこと
板書などの処理能力が低いだろうこと
困り感があっても、伝える事ができないタイプだろう事が言われ
どれも納得でした。
「今まで困り感なくやってきたんですけど、新しい担任の先生に発達障害を示唆されて、確認したくて検査を受けました。」
と話すと
「なるほど〜」
と言われ
「でも、WISCは発達障害かどうかがわかる検査じゃないですからね。その子の傾向を見るためのものですから。」
と言われました。
リタリコではあんなに伝家の宝刀扱いで
「この数値なら間違いなく発達障害」
ベースで話され、どんなに私が息子の良い所を伝えても、空回りする自慢話みたいだったのに、専門家が言うんだからそうだったんだな、と思いました。
その後も、何となく終始軽く扱われたように感じ
困り事を伝えても
「小学校3年生なんてそんなものじゃないですか?」と取り合ってもらえず
何でだろう?と思いながらも
「息子の状況を見ると、今の担任の先生はああ言うけど、診断をつけると、過剰診断になってしまう可能性が高い気がする。」という話しも納得してくれていたので、基本的には明るい気持ちで家に帰りました。
そして今日、検査結果を受けての診察でした。
学校で今後どう対応してもらったら良いか
家でどう過ごしていくべきか
を問診票に質問として書いたのに
息子が説明が下手で、時々何を言ってるのか分からないとか、困り事を説明し、どうしたらいいでしょう、療育に行った方がいいんでしょうか、などの質問にも、終始何とかなりますよ、というスタンスで
これといった解答がなく
リタリコではずいぶん療育とかを勧められて、と言っても
「まぁあれは商売ですからね。」と一笑にふす感じなので
じゃあ分かりました、普通の子育てを頑張ってやっていけばいいんですね、と言うと
馬鹿にしたような顔で
「それが難しいんですけどね。」
と言われ
じゃあどうすればいいんだよ
何でこんなに何を言っても嫌な感じなんだろう、と思いました。
担任が自分の授業を工夫せずに息子のミスを指摘してくる傾向があるので
「前の学校のような合理的配慮を求めるためには、診断が必要なんでしょうか。」
と聞いても
「その時はその時ですね。」
と
(あなた、この程度で診断つけたいの?)
みたいな顔に見えました。
1番傷ついたのは
例えばうちの子は火傷しても泣かない赤ちゃんだったので、感覚鈍麻を疑っており
空腹も訴えたことがなく
でも少しずつ、寒いとか暑いとか訴えるようになってきて、良くなってきているように思う、成長しますよね?
と聞いたら
「お母さん保育士ですよね?
成長しますよ!
っていうか、お腹すかなくて困る事あります?お腹すかない子なんだな、でいいんじゃないですか?」
とか
(もちろん子どもが成長するのはわかっているけど、IQは変わらないと言われるので、凸凹がならされるのか、など心配だったし
お腹がすかないためにご飯を食べるのがものすごく遅いし、少ししか食べないからどんどん細くなっている気がするのに…怖くて言えなかったけど。)
何と言うか、全般的に
「誰しも凸凹があって、それをならして傷ついたりしながらも生きていくのに、過度な定型発達を望んでるお母さん」みたいな扱いをされ
何だろう、これ
何か誤解されてる?
何でこんなに喧嘩腰なの?
もうわかんない
と思ったら泣けてきて
「違います、別に発達障害とか何の偏見もないし、そんなんじゃない、気をつけて育ててきたのに、これだけ数値に凸凹があるのに気づかなかった事が悔しいし、自分の判断基準がもう信じられなくなってるんです。」
と、言いました。
とにかく
先生が何でこんなにイライラしているのかはわからないけど
「もう次の診察は必要ないって事ですよね。」
と言って、出てきました。
最後にポロッと
「まぁ、上手いことやってきたっていうのもあるんでしょうね。」と言われました。
あれは慰めたつもりなんでしょうか?
「保育士ですよね?」
の言葉が、頭にこだまして
胃が口から出そうなくらい、ずっと苦しいです。
分からないです、本当に
何でこんな言われようなのか
だから思い当たるのは
発達クリニックという、重病人が多い所で
困って困って困り果ててくる人と、その保護者を日々見ていて
必死にその治療に向き合っている医者が
「困ってないです。」
という保護者を見て、何しに来たんだど腹を立てている。
という事なんじゃないかと思っているのです。
うちの子に対して、私がたいして困ってないのは確かです。
でもそれは、誤解を恐れず言うなら
私がだいぶ気をつけて
保育士のノウハウも活かして、子育てをしてきたことと
もともと待てる、辛抱強い性格で、どんなに泣いても寝なくても、身を削ってそれに付き合っても、多分一般的なお母さんよりは根をあげなかった、という事もあると思うんです。
困り感を伝えるのも下手です。
息子と同じだな、こりゃ。
頑張りすぎて身体が悲鳴をあげるまで、困ってると思わない方です。
その上で、まあ、困ってないと言うしかない。
でも、息子に個性と言っていいのか、特性と言うべきなのか、気になる点はあり
数値がだいぶ凸凹で
何より、ボンクラ担任がしつこく発達障害を指摘してくるので
とても、悩んでいる。
とてもとてもとてもとても、苦しくて、悩んでいる。
凸凹があろうがなかろうが
特性だろうが個性だろうが
皆んないっしょくたのぐっちゃぐちゃになって、笑って泣いて傷ついていくものだって
よーくよーく分かってる。
すっっっっっごく、分かってますよ!
インクルーシブやってる保育士ですから!!!
なのに。
何か誤解されてるかんじ
とても軽蔑されてるかんじ
かすり傷で騒いでるって思われてる感じ
などで
悔しくて、苦しくて
とても、悲しい。