時々あれをやりたいと思う正体

日常で浮かんだやりたいことをノートに書き出してみた。
やりたいと思ったことなんだ、実現させればいいだろ。

思い浮かんだ大半のことは、結局実現されずに終わる。なんで?

それはお前が怠惰だからだ
と言って仕舞えば終わりなのだが。
ちなみに私の現状はかなり身軽な方だ。養う家族もなく、職歴も浅い。
時間も金も自分のために使える。やろうと思えばなんでもできる環境にいる。
じゃあやりなよ。

ノートに書き出す。
やりたいこと、・・・そうだ、お絵かきしたいとか思ってたな。
さらに具体的にしていく。すぐそばにメモ帳とかが合ったら、ちょっとした時にメモ感覚で落書きのようにお絵かきできるかも。うんうん、いい感じだな。

環境を作ったらやれるかもなあ〜。メモ帳買ってくるか〜!!

・・・それにしても、なんでお絵かきしたいと思ったんだ?

お絵かきしてどうしたいんだ?何を描きたいんだ?どうなりたいんだ・・・?


ノートに書き出しているような「やりたいこと」たちは、衝動的にやりたいと体が動くようなものではない。
そんなふうに動けるのなら、もうとっくにやってる。
今までに何かがきっかけで興味を持ち、「楽しい/楽しそう」と思ったが継続的には実行できていないモノたちだ。やりたい以上実現未満の感情。

厄介なのは、実現するほどの衝動は湧いていないくせに脳味噌の片隅にそいつらがい続けることだ。「やあ、僕のこと覚えてる?前一緒に食事して盛り上がったよね!また今度食事しようよ。」あら久しぶり。そういえばそうだったわね、確かに楽しかったし誘いに乗ろうかしら。でもめんどくさい気もするな〜〜う〜ん。そしてぐるぐるグルグル。

じゃあこの厄介な感情を実際どうすればいいのか。やっぱり実現するか、他のやりたいことで上書きするしかないのか。

やりたい以上実現未満の感情よ、成仏せよ。



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