本を読まないのでPodcast聴いてる
読書家の人を常に尊敬しています。
本というのは多くの知識と体験を与えてくれることを国語教育で私は学びました。
本を多く読む方の知識量や思考の幅広さ、語彙の豊かさは明白でしょう。
そして24歳の夏、私は本を全くというほど読みません。
…
理由はなんだろう
習慣がないこと、活字を追うことが疲れちゃうこと(特にそこまで強い興味が湧いていない場合)、読むべき本がわからないこと、本を読む時音楽を聞くぐらいしか同時並行できないこと・・・言い訳が無限に出てくる。
そしてなんとなく私はわかっている。今後私が読書家になることもないだろうということを・・・。しかし読書によって情報を自分に多く入れるというのは良いことだと知っている。読書した方がいいよなあ、わかってるんだけどなあ。
そんな時に出会ったのはスマホの中に入っているPodcastアプリだった。
ラジオのようなものが、時間を問わず好きなエピソードだけ聞ける。
音声の速度も選べて、1.5倍や2倍速で聞くこともできる。
家事をやりながら、通勤しながら、散歩しながら、受け身で情報を頭に入れられるのだ。
そしてPodcastアプリに登録されている番組の種類は結構豊富だ。ニュース、雑談、哲学や英語・・・これなら自分が入れたい情報も手に入るのではないか。
私は今ほぼ毎日何かしらの番組を聞いている。聞く番組は気分次第。ニュースも最近はもっぱらPodcastだ。
なんて便利で素晴らしいツールなんだ。Podcastで情報を発信してくれる人たち、ありがとうございます。
そしてもっとPodcast界隈が栄えていろんな選択肢が増えて欲しい。
さて、Podcastを聞くことは本の代わりになるんだろうか。
こんな記事がある。
本とオーディオブックを比較して内容の理解度に大きな差がないという研究結果とオーディオブックを本の代替とする際の留意点が挙げられている。
Podcastは本の完全な代わりにはならないかもしれないが、私のような本を読まない人間が情報を得る手段として、読書代わりの娯楽としては、それなりに有用なんじゃないかと思わせてくれる記事だ。
ただ、Podcastを最近聴き始めている人間として「情報を手に入れる」上で気になるところはある。それは情報の正確性を確かめづらい割に鵜呑みにしやすいところだ。
人が感情を込めて喋っている情報が直接耳に入ってくる。
そしてそれはなんらかの片手間に聞いているので自身の注意が逸れている可能性も高い(情報の内容について吟味する余裕がない)。
また本ならあるであろう情報源となる出典もその場ですぐに見れない。
結局は自分で能動的に内容を確かめる必要が出てきそうだ。
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