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ゲームに気づかされた私の強み(HSS/HSP)

この1年間ほとんどニートだったわけですが、今年初めに自己分析をこれでもかと沢山して、いいところも悪いところも今年の初めに洗い出しをしたのですが、その中でいつも

「夢中になれている時はどんなときですか」

といった類の問題に出会い、困っていたのですが、ゲームによって発見できましたという話です。

音楽を聴いている時も、映画を観るときも私はどこか上の空で、第三者のだれか(私)がどこかで見ています。何をしている時もこれをやるとどう思われるか、そんなことばかり考えてしまうのです。
なので、無我夢中になったことは中々考えても出てきません。



無我夢中になっているとき・・・を探して毎日過ごしていたのですが、中々見つからず、諦めて久しぶりにゲームを手に取りました。
それが”ピクミン”です。私の好きなゲームです。(というかこれくらいしかやったことがないくらいですが。)

その中のストーリーではなく、ミニゲームを1回だけやろうと始めました。

それは色んな特徴をもった各種のピクミンをいかに適した場所に適した数配置して、時間内にタスクが終えられるかというものです。
効率がかなり重視され、色んな歯車がかみ合わないとクリアは中々難しいものです。

やり始めて1回で終わらず何回か行っているうちにふと気づきました。これはもしや夢中になっているということなのか?と。

単純にゲームが楽しくてできなくて悔しくて何回も行っているのではなく、なんでここまで夢中なのかを考えました。何を考えているのかを考えてみると、あのピクミンをもっと増やして、ここに1つ置いてみてなどどうやったらクリアできるのか、効率よくなるのか、考えていたのです。

このゲームだから私が夢中になるのか?と最初は考えましたが、そうではありませんでした。

いやそういえば・・・
が沢山そこから出てきたのです。

まず1つ目に
ひたすら忙しいパン屋でバイトをしている時、となりのレジの人に負けじとどうにか早くお客さんを回せるかを考え、自分なりに袋の位置を変えたり早く接客がおわるような言葉選びをしたりしていました。そのバイトはただのレジではあるものの、私はここしかないとその時思っていました。1時間ごとにレジが交代するのですが、交代する際に自分が担当した時間どのくらい売り上げたかをレシートで印字します。そこにどれだけ金額が多くつくかに私は結構こだわっていました。
周りの仲間が良かったのもあるかもしれませんが、正確さより速さをとってしまいクレームをいただいたこともあるほど、私の頭の中は速さが重視されていました。でも忙しなく効率よくをフル回転で考えながら接客するのが楽しかったですし、夢中でした。
当時はなぜ楽しかったのか分からなかったですし、就活の自己PRの欄にもこのバイトのことを書いたことがありましたが、こんな内容ではありませんでした。(先を読んで行動するのが得意とか、お客さんの気持ちになって行動するのが得意とか、見当はずれなことばかり書いていたんだなと思います。)

2つ目に
4年ほど前から始めた1週間の夜ご飯を土日に作り置きする作業です。料理はほとんどやったことがない旦那と一緒に主菜5品と副菜2、3品を作ります。帰宅してからヘトヘトでやるくらいなら、作ってあった方が楽だろうと始めたのですが、これもそういえば私は夢中に作業していました。
長い時間キッチンに立ちたくないですし、なるべく早く作り終えたい。その一心でスタートさせます。何から作り始めるとよいか、2口のコンロをどう回すか、私が食材を切っている間に旦那に何をしてもらったら暇ではないか効率がよいかを瞬時に考え、指示をだし同時に2品3品を並行して作っていきます。2時間くらいで全て作り終わるのですが、作り終えた時の達成感はいつも凄いです。
これもどうやったら仕事が途切れずに進んで、適材な仕事をお互いがして完成を早くすることができるかの効率をよくするか考える作業です。

3つ目に
今のパート先で週に2回ほど時間とやることだけを与えられてあとは自分で組み立てて下さいという日があります。周りに誰もおらず1人で行う仕込み作業のようなものです。
タスクは10個程度あるのですが、これも初めての時はワクワクしてしまって何時に何をやってというのを紙に書いたり、頭で何度もシミュレーションしたりして当日を迎えていました。この考えているときも夢中ですし、実際にその通りに動いている時もかなり夢中です。
立ち止まってぼーっと作業するものの時は、次は何をしようか、順番を逆にした方が早いかもとか、あと8分あるからその時間でこれができるかもとかそんなことばかり考えています。今は社員の方からも私のやり方が一番早そうと言ってもらえ、そこでまた他の方より効率を重視しているのだと気づかされました。

日常の中で自然とおこなっていることで、自分では気づいていなかったのですが、頭の中に「夢中になれることとは」という疑問をもって生活をしていたのでふとした時に気づくことができました。

結論、
マルチタスクを効率よくこなせるように作業する時

どうやったら効率よくなるのか、適材適所を考えるとき
に夢中になっている。ということです。
つまりそれが私の強みの1つということなのでしょう。

ぴたっとこの職業というのではなくなんだかどんな職でも使えそうな便利な強みがありました。
あんなに机に座って過去の色んな場面を思い返しても出てこなかったことが悔しいです。新卒のときにこれだけ自分でわかっていれば違う人生だったかもしれませんが、それはおいておきます。

強みがわかったから何というわけでもないですが、この特徴を生かせる行動をこれからもしていきたいです。

何かわからない疑問があったら、深刻に考え込まず、疑問だけ頭にのこして違うことをするのもありと学びました。

はあ、スッキリしてよかった。お付き合いいただきありがとうございました。



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