サンちゃんの自分探しの旅『親孝行したい時には親はなし』
皆さん、こんばんは。
現役介護福祉士の
サンちゃんでーす。
皆さん、親孝行してますか。
親孝行できてますか。
私は
『親孝行したい時には親はなし』
正に、そのまんまでした。
私は、バブル全盛期に、バブルに踊らされ、既婚者でありながら、
女性関係が派手で遊びほうけ、
1.5年も自宅に帰らない事がありました。
超がつく程のドラ息子で、
亡き母は、『この息子は、私の子ではない。こんな息子を産んだ覚えがない。嫁と乳飲み子に申し訳がたたない。勘当する。』
と腹を決めていたそうです。
亡き父は、そんなドラ息子を最後の最後まで信じてくれて、私が、目が覚めて、帰宅するまで、ずっと待っていてくれました。
亡き父は
『この子は、私の息子だ。必ず帰ってくる。私は信じて待つ。』
と、亡き母と、毎日、大喧嘩しながら、待っていてくれました。
それから、月日がたち、私も、真っ当に生きなくてはと決意を新たにした矢先、多大な迷惑をかけてきた両親が、相次いで、脊髄圧迫骨折で動けなくなりました。
最初は片手間に介護のマネごとをして何とかしのいできましたが、私自身、精神的にも肉体的にも、限界に近づきました。
で、初めてグループホームの面接を受け、介護の第一歩を踏み出しました。
そして、これから親孝行しなきゃ、私が親父、お袋を守らねばと
本気で決意した矢先です。
そうなんです。
親不孝ばかりしてきた、私にとって、最愛の親父、お袋が他界してしまいました。
介護福祉士という国家資格がとれて、それなりに、介護の知識、スキル、ノウハウを学び、一時期、フロアリーダーもさせて頂き、今に至る私が、今、最も悔やまれるのは。
『最愛の親父やお袋が健在の時に
もっと早く、介護の業界に入って修行していれば、もっともっと、長生きさせてあげられたのに。』という思いです。
なので、
今、私は介護業務に専念し、
ご縁があって、お世話させて頂いている方々を、自分の親父、お袋と思って、親孝行しております。
施設のご利用者様が、よく、
息子様や娘様と喧嘩して、嘆かれる事が多々あります。
私は、そんな時、こう声がけします。
『○○さん、喧嘩できるだけ幸せじゃない。私なんか、喧嘩したくても、もう出来ないんだよ。
今度、来られた時に、この前は言い過ぎてすまなかったね。いつも気にかけてくれてありがと。って
優しく、声かけてね。』と。
すると、そうだね。そうするよと言われ、穏やかになられます。
今、目の前にいてくれていても
亡くなってしまう時は、あっという間です。
後悔、先に立たず。
喧嘩するにしても、喧嘩できるだけ幸せって、感謝心をもって、喧嘩してくださいね。
あと、もう一つ。
喧嘩する時の大事なポイントを
教えますね。
最愛の亡き父から教わった言霊です。
頭にくる➡️❎
これは、抑えきれない感情が頭まできてしまったら、あとはきれるだけ。いくとこまで、いってしまうから。
腹が立つ➡️🟡
抑えきれない感情がまだ、腹にあれば、頭に上がる迄に時間がかかり、深呼吸している内に、どうでも良くなってしまうから。
これも、生きるコツでーす。
それでは、皆さん。
今日も一日、ご苦労様でした。
また、お会いしましょう🌅