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これはこちらのマガジンに収録されているシリーズ
第13話(パピルス編)の続きです。

パピルス編のあらすじ
サンは、添乗員さん・現地ガイドさんに連れられ、エジプト名産のパピルス店を訪れた。
エジプトでは何を買うにも値段交渉をするのが基本。夜行塗料で別の絵柄が浮き上がってくる12,000円のパピルスを、なんとか6,000円に値切り、最終的に販売員の女性と握手&ツーショット写真を撮って別れたのだった。


年末年始、実家に帰省し、お土産のパピルスを父に渡した。



これである。

エジプト神話の幸福の木。 各々の鳥が家族を表している。


暗闇で夜光塗料が光り、別の絵柄が浮かび上がってくる品物で

サンは、エジプトのアンク十字(古代エジプトで「生命」や「生きること」を意味する)が浮かび上がってくるものを選んだ。

アンク十字



しばらく日に当てておき、数日後…


パピルスを暗い部屋に持ち込んで見たあと、リビングに戻ってきた父


これはネコか?


振り返るサン


えー!
どこが猫に見えるのよー!
エジプトの十字架だよ?


父からパピルスを受け取り、サンも暗がりへ…








徐々に浮かび上がってくる




これは…

















猫やないかいっ!


完全に猫やないかいっ!!


違う商品掴まされとるやないか!!



エジプトクオリティ…!!



※古代エジプトでは猫は「守護の力」を持つ神聖な動物として崇拝されていました。


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花嫁にもなれず、総合内科専門医にもなりきれぬ哀れで醜い可愛いサン
花嫁にもなれず、総合内科専門医にもなりきれぬ哀れで醜い可愛いサンをサポートしたいという気の触れたこだまたちはおらぬか!