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月に一本、映画とゲームのエンディングを見るという話-20年5月編

 家から出られるようになりましたが今月も家から出ずにインプットを広げていきました。ゲームはやってるのに映画は今年一本も見ていないと心の棘になっていて、ずっとチクチクしていたのですが、よく考えたら飛んで埼玉を見ていた事を思い出したんですが、一本に入れないようにしようと思いました。卑下してるように書いてますが映画はテンポが良く普通に面白かったので割とお勧めです。
 さて、今月クリアのはゲーム3本です。本当は5本クリアしてたりしますが。

・CLOUD PUNK

クラウドパンク

 ベルリンのデベロッパーION LANDSの最新作。SF世界での運び屋の話です。空を飛ぶ車に乗って荷物を受け取って受け取り主へ届けるだけというとつまらないように聞こえます。
 ですが、飛んでる世界の空気やサイバーパンクならではのアンダーグラウンド感が上手く表現されており、未来都市のスラムを中身を知ってはならないような危ない荷物を捨てるか届けるかといった選択を迫られる瞬間が存在し、この作品に輪郭を描いた瞬間に魅力的な世界に様変わりします。好きな人は、ですが。
 とにかく世界を車で走っているだけで楽しく、車からタイヤをなくしても渋滞は緩和されないんだなこれはという事や、操作性の難易度の微妙な高さから、素人は事故起こしまくるから現実世界では導入するのは無理だろうなといった感想も出てきます。
 AIが勝手に町を形成していくといった世界背景や、そこに生きるキャラクタ達も非常に魅力的で、シナリオ上立ち寄る必要が無い場所も作りこみと住人の生活が存在しています。サイバーパンクの空気に頭を突っ込みたい人にはぜひプレイすべき作品だと言えます。
 今月一番のおすすめです。

・Orangeblood

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 久しぶりの国産RPG。Grayfax Softwareのキャラがとにかく可愛いアウトローRPGです。
 マフィア、ヤクザ、ギャングにHIPHOPとDJとギャングとカチコミ可愛い少女が銃を持って、ケジメつけろよとおっさんの頭を打ちぬくような世界観が非常に可愛らしいデザインとドットでコミカルに描かれており、拠点ではソファに座る、スタジオの卓に座る、バルコニーで座る、たばこを吸いながら椅子に座るといった、やたらと座る事に対するアクションが豪華でなんとなく椅子を見つけてしまったら座りたくなります。最高。
 ゲーム自体はターン制のコマンドRPGで恐ろしい事に武器システムがボーダランズに近いランダムパラメータのゲームで、宝箱やレア敵からのドロップなど武器と防具を集めるだけでも一生遊べてしまう中毒性の高いシステムで、正直シナリオクリア時にはもっとやらせてくれ、金なら払うと思わせてくれた作品でした。町の悪くゴチャゴチャしている感じが良く表現されており、デザインワークスも非常に優秀です。好きな要素がレビュ-の中に一つでもあるならやるべき面白い作品です。

・HELLTAKER

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 無料だ、やってないなら今すぐやれ。と強い語気が出てくるデザインや世界観がとにかく良いパズルゲーム。要するに見た目がめちゃくちゃに良い倉庫番。無料なのでやるべし。難易度はそこそこなので1時間くらいは遊べるかと。

 今月の百合ゲーは有りませんでした。百合を接種したい。

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