自己紹介のアップデート、そして経緯とこれからの話
新天地「長野県伊那市高遠町」へ引っ越して、約1週間が経ちました。
とにかく寒い笑
僕は出身が北海道札幌市なので気温的には同じくらいか、もしくは札幌の方が寒いのだが、家の中は断然こちらのほうが寒い。
春が待ち遠しい。笑
引っ越しが少し落ち着いたので自己紹介のアップデートと、ここに辿り着いた経緯とこれからについて、改めて話していこうと思う。
昨年(2021年5月)、退職前にパートナーの美穂と一緒にインタビューをしてもらい、とてもいい写真ととてもいい文章で記事にしてくれたので、目を通してもらうとざっくりとわかると思う。
自己紹介
大木健太郎(オオキケンタロウ)
28歳、1993年9月13日、北海道旭川市生まれ、高校まで札幌で育つ、大学進学を機に上京、大学には6年間通うことになる(4年間体育会でサッカーに励み、2年間は語学留学、インターン、旅などなどを実行←この2年間の経験が今の自分を作り上げる土台になった)、卒業後はガイアックスで経理の仕事に3年間従事、退職後4ヶ月ほど伊那市高遠町の農家でお世話になり、パートナーの美穂と結婚し、現在に至る
以下、現在のSNSで利用しているプロフィールである、まあこんなことをしていこうと考えている笑
この道に進むこととなった経緯
なぜ僕たちが新しい土地で新しい生活をすることになったのか?
そのことについて話していこう。
僕の当初の人生設計
まずは僕が2017年〜2018年位にかけて考えていた人生設計から話すこととする
紆余曲折ありながら、無事2018年4月より新卒入社でガイアックスで働くことになるが、入社する前から、ここでは3年〜5年働き、その後1年〜2年は世界を旅をすること、何か新たに勉強をしよう、などと思っていた。
ちなみになぜ3年〜5年かというと、1つは仕事を一人前にできるまでにはそれくらいの期間が必要だと思ったから。
もう1つは年齢的に30代前半までに自分がやりたいことをやり、その後腰を据えて家族をつくることをしたいと思っていたから。
そんなことを考えている中で美穂と出会い(再会か?笑)、付き合うことになった。
パートナーとして関係を築いていく中で、この人とはこの先も一緒に生きていくことになると思った。
そして昨今の社会状況の変化もあり、僕が思い描いていた未来が5年位前倒しになって訪れることになった。笑
2人の関係を時系列で見てみよう
・2012年4月 ともに立教大学へ入学
・2016年2月 僕は休学を選択し、国外逃亡笑
・2016年4月 美穂は大学を卒業し、働き始める
・2018年4月 無事に大学を卒業し、僕が働き始める、美穂は3年目
・2018年8月 二人が再会(同じ大学同じ学部学科である、在学時は話したことはほとんどない笑)
・2019年5月 付き合い始める
・2020年1月 色々考えた末、旅に行くには今しかない!2021年になったら行く!
・2020年4月 社会状況の変化により世界を旅することがめんどくさくなる
・2020年12月 とは言え、2021年7月、オリンピックが開催されるくらいになれば解消されるだろう
・2021年3月28日 うーん、この感じだと世界を旅するのが難しいが、1つの国に長く滞在することはできそうだからワーキングホリデーで南米に行こうかな〜と思いつつ、改めて人生について語り合う
この話し合いによって今の道に進む方向性が取れる!
2021年3月28日に話し合われたこと「中央線鈍行会議」
会議名は、たまたま、中央線の車内で話し合われていたので、記事書いている途中に命名した笑
それぞれ、どう生きていきたいのか?抽象的な(特に気持ち的)面も、具体的な(実際にしたいこと)面も、全てをテーブルの上にさらけ出す
僕は自由に、ありのままに、自分に素直に生きていきたい、その中で、今やりたいことが世界を旅することである
美穂は自然とともに、繋がりをもって、豊かに生きていきたい、その中で、今の仕事を続けながら、より自然に関わることをしていきたい
お互い共通する点としては、将来的には家庭をつくっていくこと、もっと自然の近くで暮らすこと
この中で美穂が提案してくれたこと
「20年後に一緒に旅をしよう、こどもたちが巣立ったあとに」
「これまでの人生を第1ステージとすれば、ここからが第2ステージで、こどもが巣立ったあとに第3ステージがある、この第3ステージに突入するときにそれまでのことを棚卸したり、やりたいことを探したりすると思うから、その時に世界を旅しようよ」
ということを提案され、僕は激しく同意し、家庭を築くことに舵を切ることになり、その結果、結婚するということも決まったのである笑
これにより、プロポーズなどする暇もなかったのは言うまでもない
大枠は決まったのであとはスケジュールを決めたり、当面の活動を決めたりと、どんどん決まっていった
そして、長野県伊那市高遠町と出会うのである笑
伊那市高遠町との出会い
世界を旅をしたいという想いと同時並行に、昨今の社会状況の変化の中で、自分で食べ物を採ること(捕ること)ができないと、社会を生き抜けない!と思ったのである
東京都23区内で生活をし、特に不自由なこともなく、ゆうゆうと過ごしているが、色んなものに依存しており、実は何も自分で準備もできていないということに気付かされた
じゃあ、その中で一番生きることに直結することは何か?と考えた時に、食べ物を自分で採ること(捕ること)ができることではないか?と思った。
じゃあ、まずはそれをしよう!
→待てよ、これまでしたことないな。。。
→どうしよう。。。
→よし、とりあえず、どこか農家さんで働かせてもらおう!
→おっと、そう言えば、面白いところがあるって言ってた人がいる!
→紹介してもらう
→無事、働かせてもらうことになる!
→そこが、「長野県伊那市高遠町」であった
伊那市高遠町に決まった背景
二人共、より自然の近くで暮らすことを考えていたので、東京23区内での生活ではなく地方へ、その中でも水が良いところがいいというのが美穂の意見であり、そこに対して僕は異論はなかった
そういう中で、東京の父母が栃木県塩谷町という湧き水のある地域で活動しており、2021年6月に遊びに行き、ここもいいね〜となったていた
2021年7月から10月で僕が伊那市高遠町へ行くことになっていたので、栃木県塩谷町に確定ということではないが割と高い候補地になっていた
2021年8月に美穂が高遠に遊びに来て、彼女の感覚がここに住むと決めた笑
もちろん彼女が直感的に決めたことではあるが、冷静に考えて、今後こどもが生活をしていく環境として、また自分たちがこれからやっていきたいことを実行していくための環境としてもいいと思ったからである
ということで、僕たちはこの道に進むことになったのである
これからの話
本題とも言えるような、結局のところこれからやりたいことがあるから、環境を変えたということ
つらつらとこれから実践していきたいことを書いていく
※重複したり、抽象的だったり、違う方向のことを言ったりするかもしれないが、ご了承ください笑
生きることの実践と本質の探求
生きることを自分の手でつくっていくこと、それと同時に、生きることの本質を思考と実践の繰り返しの中で探求していく
本質を言い換えたら、摂理とか、理とか、原理原則とか、様々な表現ができると思うけど、そういう大きなものに従って生きると自分たちにとっても、誰にとっても、いい塩梅になると思う
自分の人生に自分で責任をとる生き方
自分が選択したことに自分で責任をとる生き方をする中で、他に依存する部分はどうしても出てくると思う
ただ、それをより自分で創り出せるようにしていきたい
例えば、無農薬の野菜を食べたいと思ったら、そういう商品がおいてあるお店に行けば買えることができるが、極端な言い方をすると、それは無農薬で作られたかどうかはわからない、表示を頼るしかない
そんなこと言ったらほとんど全部そうだろうが!
まあ確かにそうだと思う笑
ただ、そういう部分を頼るだけでなく、なるべく自分でできるようになりたいのである
そうやって、自分の人生、自分の命を生かしていきたい
生きること≒暮らしをつくる
生きることは暮らしをつくることである
そう思ったのは、きのくに子どもの村学園の映画を観たときだ
彼らはプロジェクト単位の授業をしている
そのプロジェクトはだいたい衣食住に関するだった
食べ物、家を建てるなどなど
僕も同じように、できるだけ自分の身体を使って暮らしをしていきたい
できれば、その原料からやってみたいって感じ
ケアテイカーという生き方
色々考えた結果、先住民と呼ばれる方たちの生き方、考え方が一番理に適っていると、今の所、そう思っている
一時期、環境を破壊するのであれば人間がいなくなれば一番良いと思ったことがある笑
だがしかし、現実に人間は存在しているわけなので、何かしらの役割があるのだろうと思った
その時にネイティブアメリカンの人たちの「ケアテイカー」という生き方を聞いて、お〜、なるほど!と思った
ケアテイカーとは、世話をする人とか、手入れする人とか、そんな風に捉えている
じゃあ何を世話するのか、というと、自然である
森とか、林とか、植物とか、川とかの、環境を整える感じで僕は捉えている
自然は何もしなくても育つが、少し手を入れることで、空気の流れや水の流れがよくなり、彼らの成長にとっても、僕らが過ごす環境としても、どちらにとってもいいとこ尽くしなのである
日本の里山とかもそんな感じだったんだろうなって思う
現代社会(資本主義)との距離感
今の社会課題と呼ばれているものの多くは、現代社会のしくみの歪みによって引き起こされていることが多いのではないのかなと思う
環境問題とか、精神的なやつとか。。。
とは言え、資本主義社会によって恩恵を受けているということも事実である
何より自分は後発的に生まれてきた身であり、それがすでにある世界に生きているので、全てを否定することも違うと思う
なので先人たち(先住民と呼ばれる人たち)の生き方や知恵を学び、真似しながら、今生きている社会といい距離感をつくっていきたい
今のところ考えているのはスマートフォンを手放し、ネットワークに繋がるのはパソコンで週1回の頻度にしていこうと考えている
急ぎは電話、急がなければSNSやメール、最高なのは文通でのやり取り笑
自立すること・自律すること
上記の現代社会との距離感とも関わるが、自分で生活、暮らし(食べる、住むとかの最低限のところ)を成り立たせることができていれば、無理に働くことをしなくていいのだと思う
セーブポイントになる
先日、美穂の同僚の人と3人でご飯を食べていた時に、ぱっと思いついたことだが、僕らのところに遊びに来てもらって、回復して、また帰っていく、そんな場所にしたいなと思った
RPG的な感じで、セーブポイントに来るとHPとMPが全回復するような感じ
とりあえず考えていること、思っていることあるなら、自分でやってみろ
結局この言葉につきますね笑
いろいろ考えているだけでは、口にしているだけでは、何もしていないことと同義なので、行動する、ただそれだけである
最後に
みなさん、ぜひ遊びに来てください!
以上:)
Pura vida