公式アカウントの普及で神社お寺業界が明るくなっていきます
神社お寺の検索サイト「ホトカミ」運営代表の吉田です。
今回は、登録寺社数1,000件を目指しているホトカミ公式アカウント制度について語りました。
少しポエムが多くなってしまいましたが、
お付き合い下さい。
まず、神主さんやお坊さんがホトカミを通じて情報発信する公式アカウントでは、
・寺社の基本情報を掲載し、
・最新情報を発信することができます。
簡単に言うと、「ホームページの代わり」になるんです。
もちろん、すべて無料です!
公式アカウント誕生前の背景
2017年4月にホトカミを公開して以来、ご自身の寺社のページに情報を掲載する神主さんやお坊さんもいらっしゃいました。
そういった神主さんやお坊さんを見つける度に直接連絡を差し上げ、
「いつか公式アカウントを作ります!」と約束し続けてきました。
実際に初期からホトカミを見つけて下さっていた徳島県の觀音寺さんには、お遍路で四国へ行った際に足を運んで御住職様にお話し伺わせていただいたりもしました。
2019年2月公式アカウント受付開始
そして今からおよそ1年半前にようやく公式アカウントの受付を開始しました。
以下が当時のプレスリリースの様子です。
まだ機能も少なく、参拝者さんの投稿と区別して情報が表示されるなどシンプルな機能でした。
そして、この公式アカウントがきっかけで新たな仲間が1人増えました。
お寺に生まれ、将来の進路に迷うなか、
就職せずに、実家のお寺を継ごう!と決めたタイミングでホトカミの公式アカウントを知り、半年間のインターンを通じて公式アカウントの普及に尽力してくれた西脇くんです。
彼が将来お寺を継ぐにあたり、長期的に考えて絶対ホトカミ公式アカウントが普及した方がいいと言う強い意思から、今の公式アカウントの機能がたくさん生まれました。
公式アカウント効果で参拝者がゼロから毎月1000組を超えた神社も出現
公式アカウントがきっかけでユーザーの皆さんとのご縁がたくさん生まれました。
ある神社の神主さんは、「残りの人生で神社を興したい」と地元に戻られました。コロナ禍の影響を受けながらも参拝者を増やし続け、今では毎月1000組もの方達がお参りされているそうです。
他にもホトカミきっかけで参拝者さんとのご縁を結べました!という声は毎日のように届いています。
ホトカミ成功事例やデータを全国の神主さんに伝える機会なども頂けるようになりました。
公式アカウントに託している想い
僕はなるべく公式ユーザーの皆さんの声を聞きながらホトカミを成長させていきたいので、これまで延べ100名近くの神主さんお坊さんにお話を伺ってきました。
どこまで内部の事情を書いてもいいのか分かりませんが、
事実として今後の日本は間違いなく人口減少、高齢化、都市化が進みます。
その結果、地方の衰退とともに、その地域の寺社も運営が厳しくなっていきます。というか、もう既に専業で神社お寺を守っていくことが難しいところはたくさんありますし、コロナでその勢いは増しています。
しかし、そんななかでも、なんとか神社お寺を残していこう、
そして地域に貢献していこうと奮闘されている神主さんやお坊さんがホトカミを使って下さっています。
ホトカミ運営でやり取りさせてもらう神主さんやお坊さんは良い人ばかりなのですが、
やはり神社もお寺もそれぞれ保守的な業界なので、
業界全体としては未だにインターネットに否定的な言葉が飛び交ったり、頑張って新しいことに取り組むと陰口を言われたりということもよくあるそうです。本当によく聞きます。
頑張ろうとしているけど、ご両親や家族から理解を得られない・・・といった悩みもよく聞きます。
しかしホトカミで、他の寺社さんが頑張っているのを見て励みになる!
実際に参拝者さんがいらっしゃって、「ホトカミ見ました」と声をかけてもらえると嬉しい、などの声が日々届きます。
以下は、ここ3日ほどの投稿です。
長くまとまりがなくなってきてしまいました。
100年後にも神社お寺を残していくためには、
「頑張っている神社お寺を応援する!」ことがまずは大事だと思っています。
そして頑張っている神社お寺の神主さんお坊さんは良い人ばかりなので、オススメです。
そして、頑張っている神社お寺の成功事例(「中興の祖」と呼びたい)ができたら、きっと同じように頑張ってみよう!という方たちの希望になると思います。
業界の中からの変化も大事ですが、
実際にお参りされる方の声や想いを通じて、良い変化を起こしていきたいです。
2020/10/31現在463件の公式アカウント、まずは1000件目指して頑張っていきます。
これからもよろしくお願いします!