670年の長期経営を実現した店が大事にしていること
塩瀬総本家というお店を御存知でしょうか。日本で饅頭を広めたお店みたいでそのお店自体は670年続いているそうです。670年ですよ…普段引用している「7世代先」なんかよりずっと長い。もはやレジェンドというか、神がかった何かを感じずにはいられないお店です。
そこの家訓というのを知りました。長期安定経営が出来るヒントがあるはずです。なので、シェアします。
塩瀬総本家 家訓
これ、すごくないですか?何がすごいって、1番最初に「まず先祖を忘れるな」といっていることがすごいとおもうのです。自分の先祖はもちろん、業界の先人をバカにしたり、辿らないというのではいけないよ、ということですよね。
そして、そこに付け加えられているのが「不足をいうな」ということです。不足…つまり、「ない」にフォーカスするな、ということです。
ということは?逆をやれ、ということです。つまり、すでに持っているもの。与えられているものを見よ、ということです。
そして、それができてると以下は実践できるということではないかと思っています。
つまり、古きを忘れずに与えられているものに感謝の思いを馳せていると…
腹を立てることはないだろう。
人を批判し、自分を上に置くこともないだろう。
嘘をついたり見栄を張ることなく、できないことを無理にしようとすることもないだろう。
自分が生かされていることを感じ喜びながら人のお役に立つこともできるだろう。そして…
この慎み(古きを忘れず、与えられていることへの意識)をもって
先送りせず、全てを軽く扱わず
忠孝…つまり、互いの進化成長(忠)と古人が伝えた大事なことを失わぬよう(孝)を意識して励みなさい。
やるべきは2つ
どうでしょうか。僕なりに現代語訳しましたが…
結局は、古を忘れず、与えられているものをいつも意識して仕事をしたら、600年も続く組織が出来上がっている、という事実がここにあるわけです。
ちなみに、この原理原則は正しいと思います。これは実は2500年前の老子も同じようなことを言っています。
つまり…
古(先人)を忘れない
与えられているものにフォーカスする。
この2つを徹底しているとコーチビジネスでも良い結果を出すことができる可能性は高い、ということであり、実際、僕はこれを実感しています。
なにかヒントになっていたら嬉しいです。
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