コロナが当たり前になった未来予想図

これはなに?

コロナウィルスをはじめとした、ウィルス感染の危険性とともに生活することが当たり前になった場合、どんな未来になっていくだろうか?個人的見解を書き連ねていきたいと思います。

(書き始め:4月19日、随時思いついたら追記していきます )

暮らし方

バーチャルな消費
オフィスに毎日通うという生活はなくなる。食品などの生活必需品はスーパー、その他の衣類や嗜好品はECで買うことが当たり前になっていく。タクシーはお使いを頼める「DoorDash」という海外のサービスのように変わっていく。試着が必要な洋服は、バーチャル試着できたり返品が出来る前提の遠隔な購買に適応していくだろう。

都心暮らしから郊外暮しへ
都内にいると、公園、スーパー、公共施設などあらゆるものが三密になるリスクが高い。結果的に、住む場所は、都内である必要性はなくなっていく。この1~2年のうちに都内の不動産価値は低下するだろう。土地が広い郊外に住む人が増えていく。また、集合住宅よりも一戸建てを立てたいという需要が再燃するだろう。ドーナッツ化減少が起こる。

一強のカジュアルコミュニケションサービス
オンライン上で、個人間がやり取りをするのが当たり前になっていく。音声のみの電話から、テレビ電話のできるLINE、そして、ディスプレイファーストなZoom、その先はデバイスの進化と対応して競争が起こるだろう。オンラインコミュニケーションツールは、通信相手との互換性の観点で複数のプレイヤーではなく一強が残る。

一家に1台のコミュニケーションツール
よりリアルな没入感を得られるVR、または仮想現実を構築出来るようなサービスがが一家に一台現れていく。そこに紐づく2Cのサービスも一気に拡充するだろう。オンライントラベル、オンラインゲーム、オンラインデートなどといったスマートフォン上だけでは体験できないリアルな体験が家に居ながら可能となる。

ビジネス

「オンライン●●」がデフォルトに
オンライン授業、オンライントラベル、オンラインライブ、オンライン採用、オンラインショッピング・・。すでにオンライン対応されている事業ドメイン(授業、ショッピングなど)は、変わらずに利用される。一方で、オンライン対応されていない事業ドメイン(旅行、授業)においては、プレイヤーの入れ替えが発生していく。

おしゃれな空間の形態変化
レストランやカフェ、観光地といった「複数人で過ごす場所」の価値は大きく下がっていくだろう。おしゃれなカフェのコーヒー1杯700円の内訳に存在した「場所代」が問われるようになる。リゾート地は、お一人様専用コテージなど、密集を避けられないホテルから形態を変えていく。結果として、より価格が上がるものになる。

対面必須の職種の自動化
対面が必須な職種の人気はマクロでは落ちていくだろう。結果として、対面必須な職種の機械による入れ替わりが加速していく。レジ打ち、コールセンターなどといった、代替難易度の低いものはより早く入れ替わっていくだろう。

対面必須の人気職種の出現
一方で、対面必須職種の中でも人気の職種も出てくる。医者、看護、介護といった専門性と接触が必要な職種は、機械への代替は難しい。しかしながら、需要は大きな領域である。一時的な、職種の人気は下がる可能性はあるが、すぐにそれらの職種は、国家資格としてより高く評価され、年収も高くなるだろう。

ボーダーレスかつ、気軽な商取引
オンライン商談が当たり前になることで、国境を超えた商取引がより活性化する。また、国内においても気軽な商談発生やオンライン接触が増えていく。そういった出会いにおいては、Linkedin、Twitter、YoutubeといったオープンなSNS上で発信をしている会社や個人が一歩リードする。そこで重要なのが英語。同時通訳も可能だが、やはり話せる人たちがボーダレスにおいても活躍するようになっていく。

働き方

行動管理から目標管理に
会社と個人との結びつきは、物理的に離れるゆえにゆるくなる。比較的に、働き方が業務委託に近くなっていく。また、会社からすると社員の行動を管理することは物理的に難しくなる。目標のみを管理した中で、プロセスは自由にやらせるという結果主義がより広まっていくことになる。

働き方の多様性
効率的に、目標達成する人は、時間が余るため副業をやるのが当たり前になっていく。または、よりハイ達成をすることで社内での昇進スピードが向上する。会社からすると、社員の育成プログラムと目標管理の重要性が高まる。社員からすると格差社会となりやすい状況となる中で、スキルアップなどの自己研磨のニーズが高まるだろう。

リアルオフィスの投資は、1/3未満に
月に1回、年に1回、リアルな場所で集まるイベントは、レンタルスペースで実施。または、対面でないと意思決定しづらいビジネスミーティング(最終面接、投資決定面接、大企業との大型商談)は残ると考えられる。結果として、一部のイベントスペースか、シェアオフィススペースは存在し続ける。しかし、オフィスそのものに求める価値(毎日顔をリアルで合わせるといった価値)は大きく下がるため、企業がオフィスに負担する価値は1/3未満に減るだろう。

まるでオフィスにいるような気軽なコミュニケーションの重要性
オフィスは基本的にバーチャルオフィスのみとなる。よりオフィスにいたときのように気軽に雑談ができるようなツールの使いこなしが出来る会社や個人が、健全に働いていける時代となる。使いこなせない会社や個人においては、メンタル不調や指揮系統の混乱が出やすくなる。それらに付随するビジネスは一定盛り上がりを見せるだろう。

人柄がより重要性に
同じ場所に居ないからこそ、感情が読み取りづらい。文章の作り方、報告の頻度、ウェブでのアイスブレイク、ちょっとした絵文字の活用、などといったものがチームワークを維持する上で重要になる。使いこなせる人は仕事上での根回しでの協力が得られやすくなっていく。また、MTGなどを行うに置いての段取り力やウェブを通してのプレゼンテーションの準備といった、オンラインならではの配慮を出来る人が出来るビジネスマンとして評価されていく。

採用のあり方

新しい人との出会いがより増える
オンライン上で、気軽に接点を持てるからこそ「転職」などと行ったかしこまった形でなくとも新たな人との接点を作りやすくなる。ただしこれは、発信をしていて、オンラインMeetupや社外部活動などといった受け皿を持つ会社に限る。「発信&受け皿」強者の会社は圧倒的な数のタレントと接点を持つ時代になるだろう。

副業から始まり入社する時代
時間や場所の制限がないからこそ、副業で小さなプロジェクトから依頼するということが簡単になる。結果として、そこで人となりや仕事ぶりをお互いに見極めた中で入社すると行ったことが当たり前になる。結果として、ミスマッチが減る。

ボーダーレスな採用
リモートワークが当たり前になる中で、地方に住む人。海外に住む人と仕事をすることが物理的に容易になる。結果として、優秀な個人を場所といった制約条件を抜きに仲間にする小音が出来る時代になる。

リモートだからこそ信頼できる人を採用したい
行動管理ができない時代だからこそ、信頼できる人を採用しなくてはならない。どんな経由からの採用であろうと、副業からスタートするのは当たり前になる。結果的に、すぐに入社前提の媒体やエージェント経由の採用が合わない時代となっていく。また、社員や信頼できる人からの紹介からの入社(リファラル採用)の重要性はより一層上がる。同時に、候補者からしてもリアルで面接がしづらい時代において、見ず知らずの会社に入社する心理ハードルが高くなる。だからこそ、リファラルされたいという欲求が高まる。

結論

どんな制約条件が生まれたとしても、世界は前進する。だからこそ、未来は必ず明るい。世界は必ず明るくなるが、明るくする側にいるか?いないかははっきり分かれる。

未来を明るくしたいならば、どんな未来になるかを予測し、それを作っていかなくてはいけない。Refcomeは、明るい未来を作る会社であり続けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?