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やったことがない限り、知っているって言えない

これは、パリ・パラリンピック水泳で金メダル2つを獲得した木村敬一さんが、母校の盲学校でした話の一部です。

木村さんは生徒さんに向かってこのように話しています。
「目が見えないと、『やったことがない限り、知っているって言えない』と思って、いろいろやってみることをおすすめしたい」

これを聞いた時にちょっとドキッとしました。

私は実際に”やったこと”がなくても、テレビなどで映像を見ただけでも”知ってる”つもりになってしまいます。
テレビで解説者が、詳しく説明してくれるので自分もすっかり知っている気になってしまって
「あれは難しいよな」
とか
「なんでそうするかなぁ」
とか言ってしまいます。

実際にはやったことがないので、本当のところは知らないのに
知っている気になっちゃうんですね。

私は、noteをはじめる前に、いろいろ調べてnoteについては”知っている”つもりになっていました。

しかし実際に、投稿を始めてみると、知らないことばかりでした。
事前に調べたことはほんの一部でしかないことを気付かされました。

やはり、自分でやってみないと本当に”知っている”ことにはならないです。

今は動画でいろいろなことが見られますし、AIがいろいろなことを教えてくれます。
そういうものを見たりしていると、いつの間にかなんでも”知っている”つもりになってしまいます。
でも実際には何も知らないんです。

これからは、”知っている”と言う時は、実際にやってみてからにしたいと思います。


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