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虫の音、聞いていますか?

虫の音がメロディーとして聞こえる、虫と会話ができる民族は日本人とポリネシア人だけだそうです。
これは、ひすいこたろうさんの著書『今日、誰のために生きる?』に記載されているものです。
この本では、SHOGEN(ショーゲン)さんという画家の方が絵を学ぶために暮らしたアフリカの村での出来事が紹介されていますが、なかなか興味深いお話でした。

その中で私が気になったのが次の1文です。
「この世が滅亡する時は、日本人に虫の音が聞こえなくなった時だよ。
つまり、自然と対話できる人がいなくなった時に、地球の崩壊が始まる」
これはショーゲンさんが滞在した、アフリカの村の村長さんがショーゲンに語った話ですが、これって凄くないですか?
地球の崩壊がアメリカなどの大国ではなく、コロナのようなウィルスでもなく、ましてやウォーキングデッドでもなく、日本人にかかっているです。
と、いきなり言われてもよくわからないと思いますので、詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、日本人の自然を大切にする心が地球を救うんなんて、やっぱり日本人って凄いです。

でも、現代の日本人は虫の音を聞く余裕もなくなっているのか?と村長さんはショーゲンさんを見て心配します。
そして、村長さんはショーゲンさんに余裕を取り戻す方法を教えてくれます。
「裸足で土を踏み締めること」
これなら私にも出来そうです。
これから裸足になることが増える季節ですから、機会をみて土を踏み締めたいと思います。
そして、虫の音に耳を傾けて地球を救いたいと思います。

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