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新聞を広げて読めるぐらいの混雑って

通勤電車で、隣の人が新聞を広げていました。
最近はスマホなどで新聞の電子版を読んでいる人が多いので、紙の新聞を読んでいる人は珍しいので気になりました。

一昔前なら当たり前の光景ですし、私もよく電車で新聞を読んでいました。
大きい新聞紙をいかに他の人の邪魔にならないよう、自分の肩幅より広がらないようにして読むのは、ちょっとした技術が必要で、電車で新聞を読むおじさんには必須の技術でした。

昔は”通勤地獄”と言われるぐらい電車が混んでいたので、それを解消しようと鉄道会社は対策を練っていました。
その時に電車の混雑緩和を目指す鉄道会社が打ち出した指標が

”新聞を広げて読めるぐらい空いている”

でした。

これを聞いた時に
「新聞を読めるとかじゃないだろう」
と思いました。

ただ、今思うと指標としては確かに分かりやすいですね。
新聞紙の大きさは決まっていますし、誰もが知っています。
新聞を広げて読めるということは、隣の人とどのくらいの距離が空くんだな
というのがイメージしやすいです。

朝の通勤電車がそのくらいの混み具合だと、非常に楽ですね。

今だと指標はどんな感じになるのでしょうか?

”スマホが余裕を持って読める”

これだとあまり空いている感じがしないですね。


コロナ禍が開けて一部の人は引き続き自宅でリモートワークをされている方も一定数いて、電車の乗客数は減っているらしいです。

ただ実際に通勤してみると乗客数が減っているという実感はないです。

これから寒くなると、着膨れしてますます電車が混んでしまいます。
スマホを見る時は人の邪魔にならないように体に密着させてみるようにしようと思います。

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